日本の文学賞

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百囀 (鶴叢書 355篇 令和俳句叢書 1)

蛇笏賞

百囀 (鶴叢書 355篇 令和俳句叢書 1)

大石悦子

大石悦子の第六句集。平成二十四年から平成三十一年春までの句を収め、野鳥への親しみをこめた題名のもと、身近な自然、追悼、老い、生活の陰影を端正に描く。

俳句自然追悼老い

作品情報

鳥の囀りと追悼の記憶が響き合う、大石悦子の第六句集。

ふらんす堂刊の第六句集。『有情』に続く句集で、平成後半の三五七句を収録。第55回蛇笏賞受賞作。

レビュー要約

  • 野鳥への親近感と、身近な死者への追悼が句集全体を貫く点が印象的とされる。季語や文語の力を生かしながら、生活の記憶を静かに積み重ねている。

書籍情報

出版社
ふらんす堂
発売日
2020-07-26
ページ数
232ページ
言語
日本語
サイズ
12.7 x 2 x 18.8 cm
ISBN-13
9784781412597
ISBN-10
4781412599
価格
11000 JPY
カテゴリ
本/文学・評論

◆第六句集 画眉鳥を加へ百囀ととのひぬ 『百囀』は『有情』につづく私の第六句集にあたります。平成二十四年から平成の代の終わる平成三十一年四月までの三五七句をもって一集としました。 書名とした「百囀」は多くの鳥の囀りのことで、大阪の郊外にあるわが家へ、四季をとおしてやってくる野鳥への親近の思いをこめて名づけました。(著者) ◆自選十五句より 天地を束ねし結柳かな 一人居る五日となれば糟湯酒 負暄してうまうま老いぬわれながら 硯北といふみどりさすひとところ オリオンに一献シリウスと一献 鴛鴦の絢爛と流れゆきたる 根のもの厚く切つたる雑煮かな 春の山とは父もゐき母もゐき 擬態して自切して竹節虫枯る 蕪村忌の青楼の黒框かな 画眉鳥を加へ百囀ととのひぬ

レビュー

  • 大石フアンには魅力たっぷり

    俳人大石悦子の平成の時代の俳句の集大成が収まっているいい句集。

  • 格調高い

    家内の依頼で購入。蛇笏賞を取られた作品と分かり、格調が高く大変喜ばれました。

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