作品情報
過ぎた時の襞に、古びない命の光が差し込む。
思潮社刊、2018年7月刊、A5判上製、128ページ。思潮社公式、版元ドットコム、Amazon JPで ISBN 9784783736189 と ISBN-10/ASIN 4783736189 を確認した。
レビュー要約
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長い沈黙の後に編まれた詩集として、個人史と戦争の記憶を重ねる深い時間感覚が評価されている。痛みを直接的に叫ぶのではなく、柔らかな光と雨の像で持続させる筆致が印象的である。
書籍情報
- 出版社
- 思潮社
- 発売日
- 2018-08-10
- ページ数
- 125ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 14.5 x 1.4 x 21.6 cm
- ISBN-13
- 9784783736189
- ISBN-10
- 4783736189
- 価格
- 1947 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/詩歌/詩集
どこに行っても春先には不意に 喇叭水仙に会った けれど本当の喇叭水仙の咲く場所はわたしだけが知っていた (「喇叭水仙」) 生けるものたちに 「一番やさしいものが/太古の野原に咲き出していた」。 巡る季節、渦巻く音楽。広島での幼少期、父母の記憶、戦争の傷痕、何世代もの夢。 長い時間を包含し、生きるものたちの愛と痛みを見つめる。10年ぶりの新詩集。
1949年 広島県佐伯郡(現広島市佐伯区)に生まれる。 5歳のころ広島市に転居。広島女学院中学・高校を経て京都大学文学部哲学科卒業(美学美術史専攻) 1985年第2回現代詩ラ・メール新人賞受賞、詩集『春の空き家』(1982年・詩学社)、『四月の第一日曜日』(1986年・思潮社)、『ミルキーメイ』(1988年・思潮社)、『春分 vernal equinox』(1994年・思潮社)、『黄道と蛹』(1999年・思潮社)、『花と死王』(2008年・思潮社、第18回丸山豊記念現代詩賞)、『現代詩文庫 中本道代詩集』(2012年・思潮社)。 エッセイ集『空家の夢』(2004年・ダニエル社)がある。 「Ultra Bards(ユルトラ・バルズ)」「オレンジ」同人。
関連する文学賞
- 萩原朔太郎賞 第26回(2018年) ・受賞