作品情報
五年間の詩作を掘り進めて結晶した、実験性の強い詩集。
思潮社から2020年10月に刊行された詩集。断章的な連作を通じて、日常と非日常、記憶と幽霊の境目を言葉で組み替える。
レビュー要約
-
選評では、言葉の起点にある不穏さと、そこから立ち上がる構築性が評価されている。
書籍情報
- 出版社
- 思潮社
- 発売日
- 2020-11-16
- ページ数
- 96ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 14.2 x 1.2 x 21.6 cm
- ISBN-13
- 9784783737292
- ISBN-10
- 4783737290
- 価格
- 2640 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/詩歌/詩集/現代詩
きみは咲う。親はいま骨離れが悪いと。指が戦ぐのはそのせいでなく、ぼくも囮の信条に背いて意味もなく笑うことがある。(「豚の首」) 待望の第2詩集 文反故による貼雑ぜ自伝。骨のない幽霊。角材で閂をして眠る姉妹。でこっぱちの毛虫―。人から遠く離れた場所で、人との共棲をもはや無用とした言葉同士は、どうし て人の想い出を騙りえるだろうか。 『零余子回報』から5年を懸けて設えられた、現代詩の巣穴。 装幀=水戸部功
関連する文学賞
- 詩歌文学館賞 第36回(2021年) ・受賞