作品情報
雪の白さの奥に、消えない記憶がうっすらと立ち上がる。
思潮社から2022年10月に刊行された新詩集。白さや光、消えては立ち上がる記憶の気配を重ねながら、ひとつの風景のように詩を編んでいる。
書籍情報
- 出版社
- 思潮社
- 発売日
- 2022-11-04
- ページ数
- 104ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 19.4 x 13.2 x 1.2 cm
- ISBN-13
- 9784783737810
- ISBN-10
- 4783737819
- 価格
- 2420 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論
灰と光に晒されて 白樫の家から、振り返る似姿の 白さも、いまは、雪道に搔き消され 壺は、ひそかに 空洞のまま、満たされ 透ける火が行く手をひらく (「透ける火」) 「生まれた家の跡に立つと/背中を押す陽射しがあって/踏みなさい/銀の音するひかりを刻んだ霜柱/地表を何度も、地名を何度も、塗り重ねて/街はできた」(「雪塚」)。 高見順賞受賞の『空閑風景』から6年、待望の新詩集。 装幀=清岡秀哉。
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