日本の文学賞

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齋藤 恵美子

さいとう えみこ

Saitō Emiko

プロフィール

性別
女性
生誕
1960 (東京都)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
東京都

経歴

職業
詩人
活動期間
1993年〜
ノミネート
第8回中原中也賞候補(『緑豆』), 第11回中原中也賞候補(『最後の椅子』)

学歴

聖心女子大学
文学部
国: 日本

受賞歴

駿河梅花文学賞
2006
対象作品: 最後の椅子
主催: 駿河梅花文学賞選考委員会
結果: winner
芸術選奨新人賞
2008
対象作品: ラジオと背中
主催: 文化庁
結果: winner
地球賞
2008
対象作品: ラジオと背中
主催: 地球賞選考委員会
結果: winner
高見順賞
2017
対象作品: 空閑風景
主催: 高見順賞選考委員会
結果: winner
詩歌文学館賞
2023
対象作品: 雪塚
主催: 日本現代詩歌文学館
結果: winner

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: ラジオと背中

    齋藤恵美子の詩集。声、距離、身体、生活の背後にある気配を、ラジオという媒介の感覚と背中のイメージを通じて探る作品として芸術選奨新人賞の対象になった。

    聞こえるものと見えない背中のあいだに、生活の気配を刻む詩集。

    現代詩身体生活
高見順賞 1回登壇
  1. 受賞作: 空閑風景

    詩集『空閑風景』は、部屋や風景、身体の感覚を静かに重ねる作品集。余白の多い言葉で、世界との距離を測る。

    空閑風景は、受賞歴にふさわしい密度で人と世界の関係を見つめる。

    102ページ
    風景余白身体感覚現代詩
詩歌文学館賞 1回登壇
  1. 受賞作: 雪塚

    光や雪、失われた気配を手がかりに、記憶と身体の輪郭を静かにたどる詩集。

    雪の白さの奥に、消えない記憶がうっすらと立ち上がる。

    104ページ
    詩集記憶喪失風景

作品

代表作

異教徒

1993年 詩集

初期の詩集。作者の詩的志向を示す作品群。

信仰自己

緑豆

2002年 詩集(私家版)

私家版で刊行された詩集。中原中也賞の候補となった作品。

記憶日常

最後の椅子

2005年 詩集

老人ホームでの勤務経験をもとにした詩集。高齢者やケアの現場を描く。

老い介護記憶

ラジオと背中

2007年 詩集

両親や祖父の戦争体験に取材した詩篇を含む作品。ラジオドラマ化もされた。

戦争家族記憶
映像化・舞台化
  • [ラジオドラマ] ラジオと背中 (2008)

集光点

2012年 詩集

中期の詩集。鮎川信夫賞の候補となった。

時間

空閑風景

2016年 詩集

風景や静けさを主題とした詩集で、高見順賞を受賞。

風景孤独

雪塚

2022年 詩集

近年の詩集。詩歌文学館賞を受賞した作品。

記憶

全著作

  • 異教徒(思潮社) 1993年
  • 緑豆(私家版) 2002年
  • 最後の椅子(思潮社) 2005年
  • ラジオと背中(思潮社) 2007年
  • 集光点(思潮社) 2012年
  • 空閑風景(思潮社) 2016年
  • 雪塚(思潮社) 2022年

翻案

  • 『ラジオと背中』 - NHK-FM『FMシアター』でラジオドラマ化(2008年)

作風・主題

文体
現代詩叙情的記憶の詩
頻出モチーフ
記憶戦争体験家族老い風景

評価・遺産

高い評価を受ける現代日本の女性詩人。老いや家族、戦争の記憶を題材にした作品群で複数の文学賞を受賞している。

大衆文化への影響

  • NHK-FM『FMシアター』で作品が放送されるなど、ラジオドラマ化の事例がある。

豆知識

  • 老人ホームでの勤務経験が『最後の椅子』の制作背景となっている。
  • 家族の戦争体験に取材した作品がラジオドラマ化された。