作品情報
詩を批評する言葉の、さらに先にある線を探る。
思潮社刊の評論集。現代詩手帖掲載論考を中心に、詩の批評をさらに批評する論考としてまとめられている。
レビュー要約
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二千年代以降の詩と批評を結び、対象を語る構造そのものを問う姿勢が評価されている。
書籍情報
- 出版社
- 思潮社
- 発売日
- 2019-01-18
- ページ数
- 283ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 13.5 x 1.7 x 19.7 cm
- ISBN-13
- 9784783738183
- ISBN-10
- 4783738181
- 価格
- 3080 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/詩歌/詩論
従来の詩人論が、どちらかといえば語られる対象(詩人)の個性的な輪郭を描くことに重心をおき、いわば差別化する方向にあったとすれば、昨今のそれは対象となる詩人の生きた時間というものに焦点を当てることによって、むしろその個性を普遍化する方向にあるように見えるのだ。(「人が人を語る構造について」) 詩の批評を〈批評〉する 「言葉に内在する“美”の採掘を旨とする批評が、たしかな根拠のうえに立った行為として成立しうる臨界線のようなものは存在するのか―」(あとがき)。 2000年以降の「現代詩手帖」発表論考を中心に集成、詩と詩論の現在軸をたぐり寄せる力作論集。装幀=佐々木陽介
詩人、批評家 1955年生まれ。詩集に『語族』(思潮社、第7回小野十三郎賞)、『民族』(思潮社)、『非=戦(非族)』(響文社)。 評論集に『戦後ロマンティシズムの終焉―60年代詩の検証』、『吉本隆明―現代思想の光貌』(ともに林道舎)、『吉本隆明―論争のクロニクル』(響文社)、『天皇陛下〈8・8ビデオメッセージ〉の真実』(不知火書房)などがある。
関連する文学賞
- 小野十三郎賞 第21回(2019年) ・受賞