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フロム・ティンバーランド

詩歌文学館賞

フロム・ティンバーランド

中尾太一

『フロム・ティンバーランド』は、荒れた世界を歩く人影と「詩の家」に集まる気配を描く長篇連作詩である。喪失や不安に触れながら、言葉によって他者と未来へ向かおうとする意志をたどる。

喪失と記憶言葉と詩作不安の時代未来への意志

作品情報

語り尽くせない暗闇を抜け、心の光をたよりに未明の荒野へ向かう長篇連作詩。

思潮社から2024年10月に刊行された中尾太一の詩集。風、荒野、木々、影といった像を行き来し、傷ついた時間のなかで言葉が何を担えるのかを問いかける。第40回詩歌文学館賞の詩部門を受賞した。

レビュー要約

  • 受賞作として紹介された抄出からは、身体、記憶、死者の気配を重ねながら、比喩を通して世界を組み直そうとする詩的な運動が読み取れる。

書籍情報

出版社
思潮社
発売日
2024-11-15
ページ数
128ページ
言語
日本語
サイズ
23 x 14.7 x 1.5 cm
ISBN-13
9784783746003
ISBN-10
4783746001
価格
2860 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/詩歌/詩集

家のなかには風が吹いていた 外は無風だった いや、荒れ狂っていた (序詩) 「詩の家」に、それらはやってきた――。語り尽くせぬ物語の暗闇を駆け抜けて、未明の荒れ野へと出奔するわたしたちの、心の光が広がっていく。構想10余年、今この時代にこそ投じる長篇連作詩。話題作『ルート29、解放』に次ぐ、最新詩集。装幀=菊井崇史

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