日本の文学賞

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シャトゥーン: ヒグマの森

『このミステリーがすごい!』大賞

シャトゥーン: ヒグマの森

増田俊也

極寒の北海道で、冬眠に失敗した巨大ヒグマ“シャトゥーン”が人々を襲う。孤立した研究林の恐怖を描く動物パニックもの。

動物パニックサバイバル北海道恐怖孤立

作品情報

零下40度の森で、巨大ヒグマが人間を追い詰める。

第5回「このミステリーがすごい!」大賞優秀賞受賞作。冬眠に失敗したヒグマが雪山を徘徊し、人間たちを次々と追い詰める。

書籍情報

出版社
宝島社
発売日
2007-02-01
ページ数
347ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784796656399
ISBN-10
4796656391
価格
1145 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/文芸作品/日本文学

2007年第5回『このミス』大賞優秀賞受賞作! 5トンのマイクロバスを持ち上げる腕力 100メートルを7秒で走る脚力 ワンボックスカー並みの巨体 ライオンやトラを凌ぐ破壊力 ベテラン猟師を出し抜く知恵 地上最大最強の肉食獣----誰も"シャトゥーン"から逃げられない! ※シャトゥーンとは、秋に食いだめに失敗して冬眠できず、雪の中を徘徊する 危険なヒグマのこと。「穴持たず」とも呼ばれる。

レビュー

  • 2回目の購入です

    昔一度読み、深く胸に刻まれた一冊でした。 大きくなった子供達に読ませたいと思い再度購入しました。 ショッキングなシーンばかりに焦点が当てられがちだとは思いますが、私が子供たちに読ませたいと思った理由は、殺鼠剤の空中散布がこの獣害の遠因にあったこと、鳥類学者が貴重な猛禽類を守るためにヒグマに襲われることを嬉しいと表現したこと、の二点にあります。 安易に生態系を崩すことの罪深さ、これほどの熱い思いで古来からの森を守ろうとする学者の存在と想いを子供たちに知って欲しいと思いました。 最初は恐ろしい場面につられて読むので良いと思います。過去の私もそうでした。 大人になり、子供達がそう言えば、ともう一度読み返した時、作者が本当に伝えたかったと思われる自然への想いに気付いてくれたら良いなと思います。

  • あの名作映画のよう

    本書は自然界と人間の関係を描いたものだと思いますが、もうターミネーターレベルの恐ろしさ。夢枕さんの解説のままです。

  • 森のくまさん THE ハードボイルド

    おもしろい。寝る時間を削って読むくらいおもしろい。 動物パニックものとしては屈指のできではないか。 ヒグマが執拗に執拗に、これでもかというくらい繰り返し襲い掛かってくる。 小屋は破壊され、人も、犬も破壊されていく。 しかし難点が2つ。 ・登場人物の心境についていけない。 仲間が次々に食われていく。なのにどこか皆ひょうひょうとしているのだ。 となりの部屋で、あるいは窓の外で人が食われている。 なのにひと通り怖がったあと、皆でふつうに過ごしている(ようにみえる)のだ。 いままさに現在進行形で人が食われているのに。 「うわぁ!急に落ち着くな!」ってかんじである。別の意味で怖い。 ・ヒグマがときどき「森のくまさん化」するのだ。 サブキャラに関しては容赦なく一撃をふるい即死させていく。 なのに主人公とその家族には森のくまさん化現象が起こる。 童謡の「ある~日♪ 森の中っ♪」のあれである。 くまさんの♪ いうことにゃ♪ お嬢さん♪ お逃げなさい♪ この調子である。主人公たちに爪を立て、牙でかみつくものの、万が一にも即死させないよう手加減がなされるのだ。 このあたりが拍子抜けというか、気がそがれるものの、動物パニックものとしてはすごく面白い。 結論として一読の価値ありだ。

  • 一気読みしました

    勢いがあって一気読みしました。 ヒグマの生態や身体能力の高さの描写もあり面白かったです。 ただ若干フィクションすぎるというか主人公や娘が優遇されている感がどうしてもしてしまう所もありました。 それでも熊と闘う小説といえば私は「デンデラ」が好きなのですが、デンデラ同様こちらも次々とページをめくってどうなるのかとハラハラする気持ちが味わえて良かったです。次回作は猿との事でそちらも読んでみたいと思いました。

  • 傑作!

    パニック小説の傑作です。一度読んだら20年は内容を忘れずにいられるほどインパクトが強い。熊害の凄惨な描写も秀逸です。熊は怖い。一生出会いたくない動物ナンバーワン。

  • びっくり

    リアルな描写に引き込まれ一気読み。家族で読みました。

  • お勧めします。

    漫画版を先に読み、原作が読みたくなって購入しましたが、正解でした。「羆嵐」と比較して見劣りするという声もありますが、時代背景もまた、年代も違いますので、この作品は十分評価に値すると思います。

  • 迂闊に森にいっちゃいけない

    熊に対しては恐怖しか感じないので、熊に襲われる系のものはフィクション、ノンフィクション共によく読みます。 対応策としては出会わないことしかないので、北海道には行かないです。 熊に襲われる系の小説としては「ファントムピークス」の方が臨場感があって好きです。 こちらはなぜ小さな子供を連れて森奥深くの通信環境が全くない小屋で新年を迎えようと思ったかが不明ですが、寒さと飢えと恐怖でどんどん知人が餌食となっても心が冷え切っているのか、描写が淡々としています。 結論としては面白いですが、手負いの穴持たず、小熊付きという最悪な状況の熊とは会わないようにしようと誓いました。

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