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死亡フラグが立ちました! (宝島社文庫) (宝島社文庫 C な 5-1)

『このミステリーがすごい!』大賞

死亡フラグが立ちました! (宝島社文庫) (宝島社文庫 C な 5-1)

七尾与史

殺し屋のターゲットになった者は、24時間以内に事故で死ぬという不気味な都市伝説を追う。バナナの皮まで飛び出す、軽妙さと物騒さが同居するミステリー。

死神都市伝説ミステリー事故死ユーモア

作品情報

死神の標的になった男は、事故死の24時間から逃げられない。

第8回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作。死神の噂を追うライターが、偶然死の背後にある仕掛けへ近づいていく。

書籍情報

出版社
宝島社
発売日
2010-07-06
ページ数
349ページ
言語
日本語
サイズ
10.8 x 1.3 x 15.1 cm
ISBN-13
9784796677257
ISBN-10
4796677259
価格
29 JPY
カテゴリ
本/文学・評論

『このミス』編集部が驚愕した話題作! “死神”と呼ばれる暗殺者のターゲットになると、24時間以内に偶然の事故によって殺される——。 特ダネを狙うライター・陣内は、ある組長の死が、実は“死神”によるものだと聞く。事故として処理された組長の死を調べるうちに、他殺の可能性に気づく陣内。凶器はなんと……バナナの皮!? 【死亡フラグ】とは、漫画などで登場人物の死を予感させる伏線のこと。キャラクターがそれらの言動をとることを「死亡フラグが立つ」という。

七尾 与史 (ななお よし) プロフィール 1969年、静岡県生まれ。『死亡フラグが立ちました!』で第8回『このミステリーがすごい!』大賞隠し玉としてデビュー。静岡県在住。

レビュー

  • 主人公以外のキャラが強い!

    以前紙の本で購入し既読でしたが、シリーズ4巻まとめて電子書籍で購入しました。著者の方には申し訳ないのですがバカ小説です。唯一まとも?に見える主人公が語り手となり周りの癖が強い登場人物がわりとベタな活躍をします。特にシリーズ全般に登場する主人公の高校時代の先輩本宮さんは東大卒で頭脳明晰、ン百億を稼ぐ個人投資家でありながらスポーツ万能でなぞの阿波踊りのような拳法で敵をバッタバッタと倒していきます。巻末の書評でも書かれていましたが、いかにもベタでどうなんかと思われますが、とっても楽しいです。ちょっと落ち込んだり、現実の厳しさに疲れている時などにおススメの一冊です!

  • B級ならではの面白さ

    ご都合主義のサスペンスイベントを詰め込んでテンポよくまとめてある、「B級」という言葉が似合うミステリー。 いわゆる「B級ホラー映画」を楽しめる人なら、これも楽しく読めるのでは、と思います。私は楽しかったです。 終わり方がいいかげんだと指摘される方も多いようですが、そこもまたB級らしくて、私は気になりませんでした。

  • 「死亡フラグが立ちました」個人的感想(ネタバレあり)

    【2011年8月2日 読了】 <ストーリー概要> 都市伝説専門のフリーライター、陣内は、契約非更新の窮地に立たされる。 それを打開するために、編集長が出した条件は、以前陣内が記事を書いた、 「死神」と称される、「偶然の死」を演出する殺人者の正体に肉薄する ことだった。 決定的な手掛かりがつかめず、窮地に陥った陣内は、一コ上の高校時代の 先輩で、外見以外は、スーパーマンのような男、本宮に泣きつく。 かくて、陣内は、本宮と一緒に調査を始める。 その過程で、「死神に組長を殺された」と称する、陣内知人のヤクザ、 松重や、その部下も加わっていくことで、それまで「都市伝説」という 荒唐無稽としか思われない死神の存在が、真実味を帯びていく。 そして、死神に組長殺しを依頼したヤクザは、なんと松重の殺害も 依頼していた、というところから、陣内・本宮・松重とその部下は、 「死神の調査 兼 死神からの逃亡」という、二つの意味を持った、 道程へと踏み出す。 <陣内のキャラクター> 物語の語り部であり、一般的な感覚の持ち主(読者に最も近い存在)。 「都市伝説」の記事を書きながらも、その心中に「都市伝説などありえない」 という思いを抱えている。 行動動機(死神の調査)は、「それをしないと仕事がなくなる」という 危機感から(外的要因)。 結果として、巻き込まれがたの主人公となり、変人たちが織り成す やり取りの中で、驚いたり、突っ込んだり、という役割を果たす。 <本宮のキャラクター> 陣内の先輩で、外見以外、パーフェクト、というキャラクター。 超直観とも言える、推理力も持っており、好奇心旺盛で、行動力もある。 陣内(常識人)が「ええ〜?」と思われる行動も平気でやってのける。 実質的な、物語の牽引者の一人。 だが、その外見以外パーフェクト超人の、「パーフェクトたる由来」が イマイチ見えてこない。その伝説の数々は描かれているが、 そこに「人間味」が感じられない。 物語の終盤に、そういった本宮の暗部や秘密が出てくるのかと思いきや、 何もなく、ただの超人で、良い人というキャラクターになっている。 <松重のキャラクター> 「死神」に組長を殺されたと言い、憤っているヤクザの若頭(?)。 組長殺しを依頼したヤクザ幹部を、何のためらいもなく殺せる反面、 「犬が怖い(本人いわく苦手)」、「最後の晩餐はウナギが食べたい」、 「最後に会ってキスをしたい女がいる」といった、人間味を持っている。 また、組長同様、死神のターゲットにされており、その逃亡劇に、陣内や本宮 を巻き込むことで、物語の牽引役の一人になっている。 ピーナッツアレルギーを持っている……というのも、普段の松重からは 考えられない弱点になっている。 <個人的感想等> 「必然的に偶然を起こす」という「死神」のアイディアが素敵。 文章も読みやすく、「死神」の正体を知りたい一心で読み進めた。 ただ、全てを読み終わった時に思ったのは、「ああ、この物語は、 ギャグなのね……」ということだった。もしくは、物語の中でも 何度か出てくる言葉、「荒唐無稽」の物語化だったのか……とも。 「必然的に偶然を起こし、ターゲットを殺す」というのは、 実現不可能ではないと思う。物語では簡単に書かれているが、 それには物凄い調査と、一つの「偶然的殺人ライン」を完成させる ために、使われることもないだろう「殺人トラップ」を数十は、 張り巡らせなくてはならない、といった労力が必要だ。 だが、その労力の代価が依頼料の百万円であることとか、 死神が「ナチュラルボーンキラー」であるとはいえ、 そこまでの労力を、(副業をこなしながら)行っている、 ということに、イマイチ納得感が得られない。 細部の登場人物のつながりは、良く考えられいるなぁ、 と読みながら感心し、最後にどこに連れて行ってくれるのだろう、 と期待したリバウンドか、ラストで死神の正体がわかり、 最後の大騒動が起こったところで、興ざめしてしまった。 この物語には、超人が二人いる。 「本宮さん」と「死神」だ。 そして、この超人二人の超人たるゆえんが、よく分からない。 弱点らしきものもない。それだと、「なんでもありファンタジー」 と同じに感じられてしまう。どこかに制約があるから、 物語とは、面白くなるのではないだろうか? 期待していたのは、「本宮さん=死神」というラインだ。 これなら、「超人」は一人になり、「本当は死神たる本宮さんが、 自分の調査をしていう陣内になぜ協力をし、最終的に、 どのように正体をさらすのか……?」という展開と、そこに まつわる作者のアイディアに期待した。 だから、死神の正体を知った時、ガッカリした。 死神は、自分の協力者たる女優の障害となるべき人間を消す傍ら、 殺し屋稼業もしていた。この二方向の殺人は必要だったのか? と思う。 死神の同級生の刑事が追うためには、前者の殺人が、 都市伝説取材記者の陣内が事件を追うためには、後者の殺人が、 必要だったのだろう、というのはわかるが、 それにしても、軸が二つに分かれていて、 拡散していた物事人が、最後に一つに収斂するという、 ミステリーの醍醐味を味わえなかったのが、非常に残念。 ただ、これはあくまで最後まで読んだ後の感想であり、 そこに行くまでは、本当に期待し、色々考えながら読めた。

  • 綺麗な状態でした。

    無事に届きました、有り難うございます!

  • ミステリー

    学校でのビブリオバトル?とかふざけた企画のため購入 1度見たことがあり面白かったためリピート

  • 死亡

    ライトな台詞回しは小説離れした若い奴でも読み易いと思う。 人物描写が薄いけど、はまると勝手に背景を想像して読めるから面白い。

  • 一気読み!

    読み出すと、次の展開が気になって、気付くと一気読みしていました。

  • まあまあ…

    最初,表紙の感じと他の人のレビューを見て買いました。 最初の方はサクサク読めました!! いろいろな登場人物がでてきて少し戸惑いました。 (自分の頭が悪いからですねww) ページがすすんでいくうちに結果が 読めてきて,大どんでん返しとかないかなー とか思うくらいです。 ですが,そんくらいあっさりしてて やっぱり!!って終わりかたですっきりします!! 自分で読みながら考えていける本だと思います。 それが嫌ってひとは読まないことをおススメします。

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