日本の文学賞

← 受賞作品一覧に戻る
保健室の先生は迷探偵!? (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

『このミステリーがすごい!』大賞

保健室の先生は迷探偵!? (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

篠原昌裕

女子高の廊下に掲げられた殺人画をきっかけに、養護教諭と美術教師が校内事件の犯人を追う学園ミステリー。

学園教師美術校内事件ミステリー

作品情報

校内の事件は、保健室の先生にお任せ。

第10回『このミステリーがすごい!』大賞の1次通過作を改稿した隠し玉。私立高校を舞台に、養護教諭と美術教師が“殺人画”の謎を追う。

レビュー要約

  • 学園ものとして読みやすく、事件の構図もわかりやすいという声が多い。

書籍情報

出版社
宝島社
発売日
2012-08-04
ページ数
367ページ
言語
日本語
サイズ
10.8 x 1.5 x 15.2 cm
ISBN-13
9784800200709
ISBN-10
4800200709
価格
1 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/ミステリー・サスペンス・ハードボイルド

校内の事件は保健室の先生にお任せ 教師の惨殺シーンを描いた「殺人画」が、私立山瀬学園高校内に掲げられた。悪質な悪戯を重くみた校長は、熱血養護教諭と変わり者の美術教師に犯人捜しを命じる――。第10回『このミステリーがすごい! 』大賞1次通過作品に、徹底的に手を入れて生まれ変わった、編集部推薦の「隠し玉」です。

篠原 昌裕 (しのはら まさひろ) プロフィール 神奈川県、横須賀市生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒。第10回『このミステリーがすごい! 』大賞隠し玉としてデビュー。大学卒業後は教育業界に従事し、現在は執筆活動に専念している。

レビュー

  • 椎名サイコウ!!

    殺人画の犯人を捜す2人の教師 椎名と茂木の掛け合いを楽しみながら、 推移していく面白い作品です。

  • なかなか

    なかなか面白かったですしテーマもよかったです。が真相がイマイチかなと思いました

  • 人物もミステリも少し足りない

    正義感あふれた女性養護教師(保健室の先生)と,軽くて掴み所のない男性美術教師という凸凹コンビが, 学園内で発生する問題について,お互いに文句を言い合いながらも解決を模索する学園ミステリになります. 物語は,犯人捜しを軸にしつつ,背後にある動機,つまり人の部分へと次第に焦点を移していきますが, そんな中,人を食った言動ばかりの男性教師が覗かせる奥底にある感情,とぼけた表面とは裏腹なそれは, この物語はもちろん,調査中の問題への関係を自然と意識させられ,その爆発や向く先と,期待を煽ります. しかし,そんな彼が突き動かされた末に下した『決断』は,気を持たせた割には肩すかしの思いは否めず, 保健室の先生を駆り立てる過去のできごとにしても,どこかありがちで強く響いてくるまでには至りません. 犯人もそれほど難しくはなく,このあたりは人の思いを重視しているからでしょうが,やはり少し拍子抜け…. 各章のタイトルに『起承転結』を冠した通り,話の流れ自体はスムーズで,伏線の使い方も自然でしたが, どんでん返しを含む真相や犯人,ベタなラブコメオチと,よくも悪くも『まとまった』作品という印象です.

  • 気軽に読めておもしろい

    みなさんのレビューを見てみると星は高くありませんが 「軽い気持ちで読めるミステリー」みたいな感覚で読めば十分満足できる内容です。 逆にいうとガッツリなミステリーを読みたいって人にはオススメできません。 内容に関してもそこまで深い内容でもなく 楽しんで読めると思います。 ネタバレはしたくないので内容は触れません。 他の方がレビューで書いていらっしゃると思うのでそちらを参考にどうぞ

  • “暑苦しい”熱血、ヒロイン!

    毎度、ゴメンナサイ。 「保健室の先生〜」というタイトルに、フラフラ・・・と。 新星堂柏店にて、購入。 そういう意味で、『殺人画家は、私です』から、『保健室 の先生は迷探偵!?』への改題は、大正解。 ・・・・とはいえ、拝読すると、ヒロインを“当て馬”と して、作者はもう一人の主人公・シイナを描きたかったのだ ろうな〜〜、ということがアリアリ・・・なので、 ☆ひとつ減。 それでも! 時に“暑苦しい”とも評される熱血ぶりと、生徒を冷静に 観察する養護教諭ぶりを併せ持った、ヒロイン・茂木遥、 カッコイイ! そして、ラストの“告白”。かわいいったら、ありゃしない・・・・。 続編を期待して、いいでしょうか?

  • 謎解きを楽しみたい方には不向き

    決して悪い作品ではありません。それなりに楽しめ、読後感も悪くありません。 ただし、謎解きを楽しみたい方、特に作中の探偵役が真相を明かす前に謎を解いてやろうという方には決定的に向かない作品です。 なぜなら、それが絶対に不可能だからです。 探偵役が目にしている解決に不可欠な証拠がいくつか真相が明かされるときまで読者に示されていません。 最重要の「殺人画」、椎名の描いたスケッチ(と、その対象となった風景)・・・。 探偵役の謎解きを聞きながら、「そうだったのか」と後追いの楽しみはありますが。

  • ほどほど感が良かった。

    熱血ナイスバディ?養護教諭と不真面目?美術教師のコンビが学園の謎に挑む…? 教師の惨殺シーンを描いた「殺人画」の犯人を突き止める。 校長からの特命で探偵のまねごとをすることになった遥と椎名。 はたして犯人を突き止めることはできるのか… 結構良い感じのお話でした。 作品のほどほどな感じが好感が持てました。 珈琲店のお話より個人的にはこちらのほうが好きですし、次回作にも期待が持てそうです。

関連する文学賞