作品情報
火の中に咲く蓮のように、烈しさと清らかさを抱く歌集。
春日真木子の代表的な歌集の一つで、第7回日本歌人クラブ賞を受賞した作品。短歌新聞社文庫版には「樹木の譜」「生誕」「壷」「ひかりの縁に」などの章が収められ、木や花、水明かり、出生の感覚を通して、自然と身体の奥にある光を捉える。感覚性の濃い作風で知られる作者の、初期から中期へ向かう重要な歌集である。
書籍情報
- 出版社
- 短歌新聞社
- 発売日
- 2003-02-01
- ページ数
- 118ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784803911206
- ISBN-10
- 4803911207
- 価格
- 1500 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論
Amazon.co.jp: 火中蓮: 歌集 (短歌新聞社文庫) : 春日真木子: 本
レビュー
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群馬県立土田文明文学記念館で、現代女性歌人展があったので予習として拝読。自分の好きな水関係の短歌を引用させてください。
雨の夜の硝子に音なくなだれくるさくらは巨きひかりとなれり 波のやうにわが肩を越え飛沫きしは何の生まるる太初(はじめ)なりしぞ きほひひらく白木蓮に雨注ぎうすじろきかな今日のま昼は かろがろと白ひるがへす木蓮に水明かりつつ沼は瞠(みひら)く 水明りまとふ嬰児を芯としてま夜をさわだつわが小家族 あかときの水に硯を洗ひをり墓参の坂をよびおこしつつ
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