日本の文学賞

← 受賞作品一覧に戻る
夢遊王国のための音楽 (福武文庫 し 103)

野間文芸新人賞

夢遊王国のための音楽 (福武文庫 し 103)

島田雅彦

音楽と夢想を軸に、若い感性の過剰さと孤独を実験的な文体で描く小説集。クラシック音楽の響きや身体感覚が、現実と幻想の境界を揺らしていく。

記憶家族時代自己

作品情報

『夢遊王国のための音楽』は、小説集として人の記憶と時代の手触りを静かに浮かび上がらせる。

『夢遊王国のための音楽』は、島田雅彦による小説集。受賞作として知られ、個人の経験や社会の空気を通して、日常の奥にある葛藤や変化を描く。

レビュー要約

  • 題材への切り込み方と落ち着いた語り口が読まれている。読後には、人物の選択や時代背景について考えさせる余韻が残る。

書籍情報

出版社
ベネッセコーポレーション
発売日
1987-09-01
ページ数
239ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784828830599
ISBN-10
4828830596
価格
43 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/文芸作品/日本文学

Amazonで島田 雅彦の夢遊王国のための音楽 (福武文庫 し 103)。アマゾンならポイント還元本が多数。島田 雅彦作品ほか、お急ぎ便対象商品は当日お届けも可能。また夢遊王国のための音楽 (福武文庫 し 103)もアマゾン配送商品なら通常配送無料。

レビュー

  • 音楽とシンクロした小説

    まず、最初に述べておきたい事なのだが、この小説の内容はタイトルそのものと言えるだろう。そして一番重要なのはこの小説が音楽とシンクロしながら進行していくという点である。だが残念ながら私には音楽の才はなく、読み進めていく上で多少不完全燃焼だった。 それにも関わらず、随所に散りばめられた純文学的要素だけで私はこの小説を楽しめた。この作者のように音楽と文学の才を兼ね備えた人物ならほぼ完全に近い形で楽しむ事が出来るだろうと思った。 絶対音感の様な音楽の才を持ち自閉的で、尚且つ幻覚を見る少年が主人公だ。少年の名は雅。雅は周囲にストレスを抱きやすく、鬱屈して育ったような男だ。だがその言葉のや思考の節々に純文学的要素を窺い知れる。 なお表題作は 【第6回(1984年)野間文芸新人賞】受賞作

関連する文学賞