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蒼穹のカルマ1 (富士見ファンタジア文庫 た 4-1-1)

ファンタジア大賞

蒼穹のカルマ1 (富士見ファンタジア文庫 た 4-1-1)

公司

『蒼穹のカルマ1』は、空獣を狩る騎士・鷹崎駆真が、世界の平和よりも姪の授業参観を優先して突っ走るハイテンションなファンタジーです。受賞時タイトル「全ては授業参観のために」から改題されました。

ライトノベルファンタジー家族愛コメディ

作品情報

世界の平和より授業参観を選ぶ騎士の暴走が、物語を一気に加速させます。

第20回ファンタジア長編小説大賞準入選作の刊行版。空を舞台にしたバトル設定と、姪を溺愛する主人公の極端な行動原理が組み合わさったシリーズ第一作です。

レビュー要約

  • 設定の突飛さと主人公の勢いを楽しむ声があり、コメディとバトルの落差が作品の個性になっています。

書籍情報

出版社
富士見書房
発売日
2009-01-20
ページ数
286ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784829133729
ISBN-10
4829133724
価格
5 JPY
カテゴリ
本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル

空で生き、人を襲う空獣(エア)が住む世界。空獣を狩る機関「蒼穹園騎士団」でカリスマ的人気を集める女騎士・鷹崎駆真。だが世界の平和を守るはずの騎士である彼女には、世界の平和より優先すべきことがあったッ!?

レビュー

  • 骨太作家現る!!芯が通りすぎてる主人公

    この作品は甥っ子萌えの主人公が授業参観に行く話です これがなぜか超スペクタル作品になるのですが そんな試練も”主人公の性格”という個人的な理由で風のごとく通り過ぎていきますw 主人公の変態っぷりは見ていて爽快 どんな試練があっても小さな目的のためポーカーフェイスなのはたまりません フルメタ初期の相良宗助と非常識さはいい勝負なので 富士見ファンタジア文庫のノリが許せるのなら買いでしょう!! ちなみに著者の橘公司氏は小説デビューしたにもかかわらず 同人でなのはのマンガ描いてたりして ある意味かなり骨のある人物と思います^^; あとがきにHPアドレス乗ってるので見るのお勧めです

  • すべては愛する姪のため☆

    「国一つくらい知ったことか。在紗の為なら世界も滅べ」 なんか今ドキ。 理由が小さくて下らないからこそ、何か共感できるというこの罠(笑) こんなのが主人公なんで、内容もアレです。 主人公にパワーがアリスギテ(方向性が間違ってるとは思うが)、 もうお腹いっぱい! と思いきや、 周りの取り巻きも十分個性爆発にて、目が離せない! 古代の魔人とか、もう意味が分からない(笑) なんだろう、このカオスはどこか懐かしい…(笑) 文章上手いのでスラスラ読めます。 続刊に期待です。

  • おいしくいただきました^p^

    なんというか最高級の食材で作ったジャンクフードのような味わいでした。 登場するキャラ、設定がそれぞれに魅力的で、一つ一つを突き詰めていくだけでもものすごく面白い作品になりそうなのですが、 あえてそれらを鍋にぶち込むが如く調理して出来上がった作品です。 ぜひご賞味あれ

  • 様々な世界観がカオスに混じりあう

    空獣が高空を支配する世界。彼らがもたらす被害を防ぎ、彼らを資源として利用するため、蒼穹園騎士団は空獣を狩る。鷹崎駆真は17歳の女性でありながら、近接戦闘で圧倒的な実力を誇る騎士の一人だ。そんな彼女が何よりも尊重するもの、それは国でも騎士の誇りでもなく、ただ一人の姪、在紗だ。 解説でやたらとギャップを強調しているのでもっと堅い部分があるのかなと思ったけれど、ほとんど初めからテンション高くストーリーが繰り広げられる。 在紗のシーンと駆真のシーンが交互に繰り返されながら、互いの出来事が微妙にリンクする。これが偶然でなければ、どちらかには世界にとって重要な人物がいることになるんだけどね。 様々な世界観がカオスに混じりあうので、次の展開に向けての実験的手法という見方もできるかもしれない。

  • あっさり目。次巻以降に期待。

    蒼穹園。その上空には空獣と呼ばれる凶暴な生物がいた。 駆真は誰よりも早く空を駆け、空獣を倒す騎士団のエースだ。 その日、最愛の姪在紗の授業参観に参加すべく、空獣退治を終えた駆真は帰路を急いでいたのだが、 突然異世界に連れて行かれ、とんでもない混沌に叩き込まれてしまう。 本作は、第20回富士見ファンタジア文庫長編小説大賞準入選の橘公司のデビュー作である。 読後の感想は、一言でいうとあっさりしすぎ、だ。 山場はあるのだが、見せ場がない。 この作品の魅力のひとつに爽快感があるとおもうのだが、 読者の気分を盛り上げきれていないように思う。 たんたんとストーリーが流れており、 ひとつひとつのエピソードの掘り下げ方、描写が淡白すぎるのだ。 駆真やその他のキャラも、そこそこに動いているのだが、 面白いと読者をうならせる程ではない。 もっとも、これがデビュー作である事を考慮すれば、 十分合格点なのかもしれないが。 文章に関しては、作者の最新作「デート・ア・ライブ」でレビューした内容がそのまま当てはまる。 >ライトノベル作家としては、上位レベルだ。 >ただ、詩的な表現、所謂「かっこいい」表現をしようとして、浮いてしまっているところがある。 >また、本来であれば、「〜であった」と過去形の表現にすべきところを、 >「〜する」と現在形にしているところが多々あり、その部分は気になった。 デビュー時からあまり上達していないようだ。 とは言え、面白そうなキャラが揃っている。 いくつか今後の伏線も張られており、次巻以降が楽しみな作品に仕上がっている。

  • ライトノベル的設定と発想の「走れメロス」

    このタイトルに「挿絵:森沢晴行」で、この表紙を目にしたら『 追憶 』から『 恋歌 』に連なる『飛空士』の世界観にバトルあり、メカも出るかな?みたいな作風を期待することだろう。これは半分アタリで半分ハズレである。もちろん良い意味で。舞台は空、敵も空、バトルあり、メカも少しあり、異能的要素にRPG的要素もある。ここまでは「アタリ」だが、恋する乙女的なラヴはなし。その代わり、物凄い偏愛を小学生の姪っ子【在紗】ただ1人に向けるヒロイン【駆真(カルマ)】の振る舞いが著しく痛快に「ハズレ」る物語である。冒頭、所属する蒼穹園騎士団での駆真を端的に示す一文から始まるが、こうした冷静沈着な鉄仮面とは異なる、在紗の前限定の変わり様、そのギャップは凄まじく、口絵はもとよりP.25やP.85の挿絵でも確認できて笑える。しかも、駆真は正義の味方でも何でもなく、途中で訪れたいろいろな場所や様々な状況にあっても、ヒロインにあるまじき言動で登場人物だけでなく読み手までも愉快痛快に裏切ってくれるのである。常識に対して否定も反抗もせず、ただ在紗のためだけに超然と無視していく固定観念とのズレが天晴れに見えてくるのは、これが唯我独尊の自己中に見えながらも、その実が猛烈に「在紗中」だからであろう。そして、そんな駆真が在紗のために駆け付ける、傍から見ると「何もそこまで」という意気込みで駆け付けようとするのが本作の骨子である。最初に目的を明示し、そこへ一直線に向かいたいのに邪魔が入って上手くいかないドキドキを感じながら、駆真と一緒にゴールを目指すスタイルは、その想いの種類こそ異なるものの、まさに『 走れメロス 』であり、所々の紆余曲折に今後の行方も含めて結末までの道程を楽しむ作品と言える。

  • 欲張りな展開

    "SFファンタジー"と思って購入してはダメです。 メカらしきものも出てきますがSFとは違うようです。 世界観や文明等の設定はかなり考え込んでいるようですけど、 ストーリーの大半は"ノーマルファンタジー"です。 ただ、そのファンタジーな部分をいろんな意味で 「斜め上から」見ることができる本作品は、 スピード感をともなって一気に読むことができるくらい 意外と面白い内容になっていると思います。 強さというよりは"速さ"が際立つ主人公が どんなファンタジーな一日を過ごすのか? 蒼穹の空を舞台とした非日常を楽しむみたいなら 一読の価値があるかもしれません。

  • 結構おもしろい

    文章力はさておきスピード感ある文体なので一気読みできる。 たぶん冒頭でハマれたらそのまま読めるはず。 あと、アクションファンタジー一辺倒なのかと思っていたら結構笑いの要素も含まれていて楽しめた。 著者があとがきで述べているように暇な時に楽しむエンタメ作品にはもっこいなのかもしれない。

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