作品情報
保育園児しげるの毎日が、そのまま冒険と空想へ広がっていく幼年童話。
福音館書店公式書誌では、しげるを主人公にした七つの話を収める作品として紹介されている。子どもの身近な生活と空想の飛躍が結びついた、日本の幼年童話を代表する一冊である。
書籍情報
- 出版社
- 福音館書店
- 発売日
- 1962-12-25
- ページ数
- 180ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 21.5 x 15.5 x 1.5 cm
- ISBN-13
- 9784834000108
- ISBN-10
- 9784834000108
- 価格
- 1540 JPY
- カテゴリ
- 本/絵本・児童書/読み物/童話・文学
元気だけど、わがままできかんぼうの保育園児・しげるが主人公のお話集。しげるがなんでもいやだ、いやだと駄々をこねて、「いやいやえん」に連れてこられる話、しげるたちが積み木でつくった船でクジラをとりにでかける話、山のぼりで山の果物を食べすぎてしまう話、赤いバケツをもって保育園にやってきた小ぐまの話など、全部で7つのお話がはいっています。1962年に出版されて以来、多くの子どもたちを夢中にさせた童話の傑作。
中川 李枝子(なかがわりえこ) 大村 百合子(おおむらゆりこ)
レビュー
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児童書屈指の傑作
数話の話の内容も様々。現実から非現実へと話が大胆自由に展開するなか、子供の様子や気分、そして身の丈の限界なども判り易くよく見えるので、大人も子供もとても面白く読める。長期に亘る重版数が質の高さを示している。
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いやいやえん
読み聞かせで孫達に 買いました みんな楽しんで聞いて居ます
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保育士の給与を2倍にすべし
絵本と思って買ったのですが、読み物でした。勘違いでしたが、読んでから保育士をしている娘に贈りました。頑張り屋さんの娘。介護士、小学校教師を初めとする全ての教師、いや、全ての働く人の給与、を2倍にしてほしい。それだけの貢献を、彼らはしています。作者の中川李枝子さんは、「日本一の保母になる!」という思いを持って保育士として活躍しましたが、社会は、企業は、国家は、それに報いる姿勢が足りなかったと思います。今なお。それは、私たち国民が、あまりにもお人好し過ぎる、大人しすぎるからでもあります。みなさん、声を合わせて叫びましょう。給料を2倍にして下さい!!と。取りすぎている人が取り分を減らし、それを、足りない人に回す。そうしてこそ、経済が回るのだと思います。
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不変の面白さ
70年近く前に自分がとても楽しく読んだ本です。娘にも買いました。今回は孫に買いました。園児をお仕置きに物置に入れるとか、今なら体罰で容認されないような描写もありますが、孫はとても喜んで読んでいます。もりのおおかみや、やまのこぐを、この作者のほかの絵本(ぐりとぐらなど)に見つけるのも楽しんでいます。
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子どもが何度も思い出し笑い!読書好きに!型にはまらない子の自己肯定に!平和のためのルール肯定に!
最近、中学校教員を定年退職し、7歳の孫が2人います。私を含めた兄弟3人から、親子3代に渡って楽しみました。 まず、何と言っても面白い!孫たちも面白かった部分を何度もお話して、笑っています。 幼児から小学校低学年向きかと思いますが、大人が読んでも面白いので中学校の学級文庫に置いていました。学級文庫が面白いと評判でした。本が苦手な子の読書への入り口にぴったりです。 しげるちゃんには子どもが共感を感じるところがたくさんあってわくわくします。それでも、わがままからとんでもない目に合うのですが、それが笑えてお説教臭くないところがいいところです。型にはまらない𠮟られがちな子が読むと、しげるちゃんのあまりのずぼらに「自分はそこまでひどくない。」と思えて痛快、自分が好きになれます。と同時に好き放題していいと自分もとばっちりを受けるので、みんなの平和のためのルールはほしいと自然と思えてきます。 昭和の教育感覚、特に性別の感覚に違和感を感じますが、また新しい時代のいやいやえんが出てくるとなおいいとは思っています。
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お勧めします
5歳の孫(男の子)のお気に入りです。お話を何回読んでもらっても飽きないようです。大人が読んでもなかなか面白いです。 今日も本を持って爺さんのところへ孫が来るといいな。楽しみです。
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いやいやえん
読む前に遊びに来た子にあげてしまいました。 感想は聞かずじまいでした。
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思い出の一冊
私自身が小さい頃の思い出の一冊でした。「ヤダヤダ」ばかり言う5歳の息子に聞かせたいなと思って。 私が子供の頃、いやいやえんのお婆さんやエムちゃんは、異様な雰囲気だけれども、惹きつけられるものがありました。親となった今、現在推奨されているようなしつけと照らし合わせてみると、このおばあさん割と真っ当なことを言っているような。息子はどう思ったのかな。 絵本と違って1話ずつがかなり長いけれど、(息子にしては)比較的集中して聞いていました。山に入って行って鬼に助けられるお話も気に入っていたようです。 9歳になる姉はもう自分で読めるはずの内容ですが、彼女も読んで聞かせてもらいたがります。「おじゅうじ」等、昔の言葉で分かりにくいところは適時補足をしながら読んでいます。
関連する文学賞
- 野間児童文芸新人賞 第1回(1963年) ・受賞