日本の文学賞

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中川 李枝子

なかがわ りえこ

Nakagawa Rieko

プロフィール

性別
女性
生誕
1935-09-29 (北海道札幌市)
死没
2024-10-14 89歳
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
北海道札幌市(幼少期) → 東京都杉並区(幼少〜) → 福島県福島市(少年期) → 東京都世田谷区(在住・勤務)

経歴

職業
児童文学作家, 作詞家, 保育士, 小説家
活動期間
1962年〜2024年
影響を受けた人物
グリム兄弟, 金田鬼一, 石井桃子, 菊池寛, ヘレン・バンナーマン
影響を与えた人物
宮崎駿

学歴

東京都立高等保母学院(現・都立高等保育学院)
国: 日本
保育士養成課程を修了
実践女子学園高等学校
国: 日本
高等学校卒業

受賞歴

厚生大臣賞
1962
対象作品: いやいやえん
主催: 厚生省(当時)
結果: 受賞
サンケイ児童出版文化賞
1962
対象作品: いやいやえん
主催: 産経新聞社
結果: 受賞
野間児童文芸推奨作品賞
1962
対象作品: いやいやえん
主催: 野間出版文化財団(当時)
結果: 受賞
NHK児童文学奨励賞
1962
対象作品: いやいやえん
主催: NHK
結果: 受賞
毎日出版文化賞
1980
対象作品: 子犬のロクがやってきた
主催: 毎日新聞社
結果: 受賞
菊池寛賞
2013
主催: (財)講談社文化事業団等(授与団体)
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: いやいやえん

    『いやいやえん』は、保育園児しげるの日常と空想が連続する幼年童話集である。いやだいやだと駄々をこねる話、積み木の船での冒険、小ぐまとの出会いなどを通して、子どもの気持ちの揺れと遊びの想像力をのびやかに描く。

    保育園児しげるの毎日が、そのまま冒険と空想へ広がっていく幼年童話。

    180ページ
    保育園幼年童話遊び想像力
  1. 『子犬のロクがやってきた』は、中川李枝子作・中川宗弥画の児童文学作品。少年一郎の家に迎えられた子犬ロクをめぐり、家族の暮らし、子どもの成長、動物と人の関係をあたたかく描く。

    一郎の家にやってきた子犬ロクとの日々を通して、家族と子どもの時間を描く物語。

    99ページ
    児童文学家族成長日常

作品

代表作

いやいやえん

1962年 児童文学

保育園での生活を描いた児童文学。作者の保育士経験に基づく短編・エピソードの集成。

遊び日常の発見友情

そらいろのたね

1964年 児童文学

詩的で幻想的な要素を含む児童向けの物語。ビジュアルとの協働による絵本作品。

自然想像力

ぐりとぐら

1967年 絵本・児童文学

二匹の野ネズミぐりとぐらが自然の中で冒険し、大きなかすてらを作るエピソードなどで人気の絵本シリーズの第一作。

友情食べ物冒険

子犬のロクがやってきた

1979年 児童文学

飼い犬と子どもたちの交流を描いた作品。毎日出版文化賞受賞作。

動物成長家族

全著作

  • いやいやえん(1962)
  • そらいろのたね(1964)
  • ぐりとぐら(1967)
  • 子犬のロクがやってきた(1979)
  • その他多数(絵本・童話・エッセイ)

翻案

  • 『となりのトトロ』イメージソング(作詞で参加)

作風・主題

文体
簡潔で叙情的な文体子どもの視点を尊重する描写
頻出モチーフ
自然と動物遊びと共同性日常の中の小さな発見

評価・遺産

戦後から現代にかけて日本の児童文学と絵本の世界に大きな影響を与えた作家。保育士としての経験を生かした作品群や、宮崎駿らへの影響、幅広い世代に読まれる代表作群が評価されている。

大衆文化への影響

  • 『ぐりとぐら』シリーズは長年にわたり子ども向け定番として親しまれ、CMや教育現場でも引用されることが多い。
  • 『となりのトトロ』のイメージソングなどに作詞家として携わった点でも広く知られる。

豆知識

  • 『さんぽ』など『となりのトトロ』のイメージソングの作詞を手掛けた。
  • 『げんこつやまのたぬきさん』の作詞者と紹介されることがあるが、正しくは香山美子であるとされる誤解がある。
  • 妹の山脇百合子(画家)と多数の絵本で共作している。