日本の文学賞

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野間児童文芸新人賞

のまじどうぶんげいしんじんしょう

児童文学を対象とした新人文学賞で、1963年から1998年まで運営されていた。

児童文学
創設年
1963
主催
財団法人野間文化財団
カテゴリー
児童文学・童話・絵本
選考方式
公募
受賞対象
新人
開催頻度
年1回
賞のステータス
終了

説明

野間児童文芸新人賞は、講談社初代社長、野間清治の遺志により設立された財団法人野間文化財団が1963年から1998年にかけて運営していた文学賞である。当初は野間児童文芸推奨作品賞として設けられたが、第26回より野間児童文芸新人賞となった。対象作品は前年8月1日から当年7月31日までの過去1年間に刊行・発表された新人の作品である。

関連の賞

  • 野間文芸賞
  • 野間児童文芸賞

公式情報

https://web.archive.org/web/20090704222736/http://www.kodansha.co.jp/award/archive/noma-jido-bungei-shinjin.html

過去の受賞者

風野潮 かぜの しお 受賞

『ビート・キッズ-Beat Kids』は、風野潮による児童文学の作品。野間児童文芸新人賞で評価された作品として、作者の関心や時代性が表れた一作である。

野間児童文芸新人賞で注目された、風野潮の個性がうかがえる作品。

250ページ
児童文学野間児童文芸新人賞
花形みつる はながた みつる 受賞

『ドラゴンといっしょ』は、花形みつるによる児童文学の作品。野間児童文芸新人賞で評価された作品として、作者の関心や時代性が表れた一作である。

野間児童文芸新人賞で注目された、花形みつるの個性がうかがえる作品。

111ページ
児童文学野間児童文芸新人賞
ひろたみを ひろた みを 受賞
ジグザグ トラック家族

『ジグザグ トラック家族』は、ひろたみをによる作品で、1997年の野間児童文芸新人賞で受賞対象となった。刊行形態が確認された作品として読まれている。

野間児童文芸新人賞で受賞対象となった『ジグザグ トラック家族』。

上橋菜穂子 うえはし なほこ 受賞
精霊の守り人

『精霊の守り人』は、上橋菜穂子による野間児童文芸新人賞の対象作。作品名が示す題材を軸に、人物、時代、場所、記憶の手触りをたどる作品として読める。

精霊の守り人という題名のもと、上橋菜穂子が対象に向き合う姿勢が前面に出る作品。

受賞作野間児童文芸新人賞人物と時代記憶
森絵都 もり えと 受賞
宇宙のみなしご
205ページ
緒島英二 おじま えいじ 受賞

『うさぎ色の季節』は緒島英二による児童文学の作品で、野間児童文芸新人賞の受賞作です。賞の対象領域に沿って、物語、人物、社会や歴史へのまなざしを読む作品として位置づけられます。

野間児童文芸新人賞で評価された、緒島英二の表現を伝える一作です。

222ページ
児童文学受賞作日本文学
小風さち こかぜ さち 受賞

『ゆびぬき小路の秘密』は小風さちによる児童文学の作品で、野間児童文芸新人賞の受賞作です。賞の対象領域に沿って、物語、人物、社会や歴史へのまなざしを読む作品として位置づけられます。

野間児童文芸新人賞で評価された、小風さちの表現を伝える一作です。

448ページ
児童文学受賞作日本文学
イサンクム いさんくむ 受賞

『半分のふるさと』は、イサンクムによる福音館書店から刊行された作品で、野間児童文芸新人賞で評価された。題名が示す対象を軸に、著者の関心と時代背景を読ませる一作である。

『半分のふるさと』は、野間児童文芸新人賞で選ばれたイサンクムの作品である。

432ページ
受賞作野間児童文芸新人日本文学
岡田なおこ おかだ なおこ 受賞

薫ing は、思春期の少女の感覚を、香りや言葉遊びを交えた軽やかな題名に託して描く物語である。自分らしさを探す過程、友人や家族との距離感が、瑞々しい語りで表現される。

香りのように揺れる思春期の気持ちを、瑞々しくすくい取る。

229ページ
児童文学思春期自己発見
作家
大谷美和子 おおたに みわこ 受賞

重い自閉症とされる兄・光と妹・未来をめぐる児童文学。言葉で表しにくい世界の輝きを、家族のまなざしから描く。

言葉にならない世界にも、光だから見える輝きがある。

211ページ
児童文学家族自閉症きょうだい
作家
中澤晶子 なかざわ あきこ 受賞

大きな駅を舞台に、学校が苦手な小学生が不思議な出会いを重ねる児童文学。駅に刻まれた別れと出会いの記憶が物語を動かす。

駅の扉をくぐると、過去と現在をつなぐ旅が始まる。

206ページ
児童文学時間戦後の記憶
作家
石原てるこ いしはら てるこ 受賞
友だち貸します

『友だち貸します』は石原てるこによる児童文学作品。子どもの視点に寄り添いながら、成長、家族、友情、日常の変化を物語として描く。

『友だち貸します』は、石原てるこの表現を野間児童文芸新人賞の文脈で読むための重要な対象である。

成長家族子どもの視点
作家
該当なし
いせひでこ いせ ひでこ 受賞

『マキちゃんのえにっき』はいせひでこによる、子どもの視点に寄り添い、身近な驚きや成長を描く作品です。受賞作として、題名が示す主題を軸に、読後に残る余韻を重んじた一作として位置づけられます。

『マキちゃんのえにっき』は、短い題名の奥に人物、時代、土地の気配を重ねる作品です。

169ページ
成長出会い想像力日常
作家
斉藤洋 さいとう よう 受賞

『ルドルフともだちひとりだち』は斉藤洋による、子どもの視点に寄り添い、身近な驚きや成長を描く作品です。受賞作として、題名が示す主題を軸に、読後に残る余韻を重んじた一作として位置づけられます。

『ルドルフともだちひとりだち』は、短い題名の奥に人物、時代、土地の気配を重ねる作品です。

220ページ
成長出会い想像力日常
作家
三輪裕子 みわ ゆうこ 受賞
ぼくらの夏は山小屋で

『ぼくらの夏は山小屋で』は、三輪裕子による児童文学作品で、野間児童文芸新人賞の受賞作です。

『ぼくらの夏は山小屋で』は、三輪裕子の受賞歴を語るうえで欠かせない一作です。

成長家族想像力
作家
今村葦子 いまむら あしこ 受賞
ふたつの家のちえ子

二つの家のあいだで揺れる少女を描く児童文学。家族、居場所、自分の気持ちをめぐる葛藤を、子どもの目線に寄り添って描いている。

二つの家のあいだで揺れる少女を描く児童文学。

342ページ
児童文学家族居場所少女
作家
和田英昭 わだ ひであき 受賞
地図からきえた町

地図からきえた町は、和田英明による受賞作です。人物や時代の手触りを軸に、題材の背景と登場人物の選択を落ち着いた筆致で描きます。

地図からきえた町の世界へ読者を導く、受賞歴を持つ一作です。

受賞作時代と記憶人物描写
作家
日比茂樹 ひび しげき 受賞
白いパン

日常の食べ物を入口に、子どもの暮らしと心の揺れを描く児童文学。素朴な題材の奥に、家族や社会へのまなざしが置かれている。

『白いパン』は、児童文学として人の記憶と時代の手触りを静かに浮かび上がらせる。

記憶家族時代自己
作家
堀内純子 ほりうち じゅんこ 受賞
はるかな鐘の音

「はるかな鐘の音」は、堀内純子による受賞作。受賞歴により注目された作品として、作者の問題意識と語りの特色を示す一作である。

受賞作「はるかな鐘の音」を入口に、作者の表現世界へ導く。

受賞作日本文学表現
作家
伊沢由美子 いざわ ゆみこ 受賞
かれ草色の風をありがとう

『かれ草色の風をありがとう』は、伊沢由美子による作品で、1982年前後の文学賞で評価された一作。題名が示す情景や主題を軸に、作者の関心と時代の空気を反映した作品として読むことができる。

伊沢由美子の『かれ草色の風をありがとう』は、受賞歴とともに読み継がれる作品である。

38ページ
文学賞受賞作1980年代文学作者の主題意識
さとうまきこ さとう まきこ 受賞
ハッピーバースデー

『ハッピーバースデー』は、さとうまきこによる作品で、1982年前後の文学賞で評価された一作。題名が示す情景や主題を軸に、作者の関心と時代の空気を反映した作品として読むことができる。

さとうまきこの『ハッピーバースデー』は、受賞歴とともに読み継がれる作品である。

文学賞受賞作1980年代文学作者の主題意識
吉田定一 よしだ ていいち 受賞
海とオーボエ

吉田定一が1970年代から1980年までに書いた作品を収めた児童詩集。海の広がりとオーボエの響きを思わせる抒情を軸に、子どもの感覚、身近な自然、暮らしの中でふと立ち上がる問いを、やわらかな言葉で詩へ結んでいる。

海の気配と楽器の音色が、子どもの心にひらく小さな問いを運んでくる。

141ページ
児童詩音楽子どもの感覚自然抒情
大原興三郎 おおはら こうさぶろう 受賞

『海からきたイワン』は、見知らぬ日本の港町にソビエト船から取り残された犬イワンと、港町の磯平じいさんの交流を描く児童文学作品である。海を越えて来た存在を迎える物語として、異国、孤独、信頼の芽生えを子どもの読者にも届く形で描いている。

港町に取り残された犬イワンと老人の出会いから、国境を越えた信頼が芽生える。

166ページ
児童文学港町異国との出会い友情
竹下文子 たけした ふみこ 受賞
星とトランペット

『星とトランペット』は、竹下文子による児童文学で、1979年前後の受賞作として記録されている。人物や社会の輪郭を追いながら、時代の空気や価値観の揺れを読者に伝える作品である。

竹下文子の視点から、時代と人間の姿を静かに照らし出す受賞作。

成長想像力家族と社会
赤木由子 あかぎ ゆうこ 受賞

草の根に生きる小さな存在を主人公に、自然と人間の暮らしを児童文学の語りで結びつける物語。土や草の匂いを感じさせる世界で、弱いものが自分の力を見つけていく。

草の根から見上げる世界に、小さな勇気が芽を出す。

246ページ
自然小さな主人公成長
皿海達哉 さらかい たつや 受賞
チッチゼミ鳴く木の下で

少年期の感受性を、チッチゼミの声が響く木陰の記憶に重ねた児童文学。自然の気配、友だちとの関係、成長の痛みが、季節の音とともに描かれる。

チッチゼミ鳴く木の下では、皿海達哉の視点から時代と人間の姿を映し出す作品である。

少年期自然記憶
河合雅雄 かわい まさお 受賞

『少年動物誌』は、丹波篠山を舞台に少年と動物たちの交流を描く短編集。身近な生き物へのまなざしが、自然の生命感と少年期の記憶を結びつける。

生き物たちの気配が、少年の日々を鮮やかに照らす。

320ページ
児童文学動物自然少年期
間所ひさこ まどころ ひさこ 受賞

『山が近い日』は、間所ひさこの少年詩集。山の気配、自然の手触り、子どもの内面をやわらかく結びつける詩集で、児童文学の中でも詩のことばによって感覚を育てる作品である。

山の近さを、子どもの感覚に寄り添う詩のことばで描く。

163ページ
少年詩自然感性
飯田栄彦 いいだ えいひこ 受賞
飛べよ、トミー!

『飛べよ、トミー!』は、ベトナム戦争から逃れてきた脱走兵トミーと日本の家族をめぐる長編児童文学。子どもの視点から戦争、国家、家庭の葛藤を見つめる、社会性の強い作品である。

突然現れた脱走兵が、子どもの家と時代の矛盾を揺さぶる。

277ページ
ベトナム戦争児童文学家族平和
宮口しづえ みやぐち しづえ 受賞
箱火ばちのおじいさん

『箱火ばちのおじいさん』は、宮口しづえによる児童文学。子どもの視点に近い語りで日常と想像力を結び、1974年の受賞作として物語の親しみやすさと心の動きの描写が評価された。

箱火ばちのおじいさんは、限られた形式の中に時代と人の気配を刻む作品。

成長想像力家族
田中博 たなか ひろし 受賞
日の御子の国

『日の御子の国』は、田中博による児童文学。子どもの視点に近い語りで日常と想像力を結び、1973年の受賞作として物語の親しみやすさと心の動きの描写が評価された。

日の御子の国は、限られた形式の中に時代と人の気配を刻む作品。

成長想像力家族
山下明生 やました あきお 受賞
うみのしろうま

『うみのしろうま』は、山下明生による児童文学。子どもの視点に近い語りで日常と想像力を結び、1973年の受賞作として物語の親しみやすさと心の動きの描写が評価された。

うみのしろうまは、限られた形式の中に時代と人の気配を刻む作品。

成長想像力家族
さねとうあきら さねとう あきら 受賞
地べたっこさま

民話的な語り口と現代児童文学の感覚をあわせ持つ短編集。地べたに根ざした人々の声や小さな出来事を通して、子どもが世界の不思議さと痛みに触れる。

土の匂いを帯びた物語が、子どものまなざしで世界をひらく。

206ページ
民話子どもの視点地域いのち
上種ミスズ かみたね みすず 受賞
天の車

『天の車』は、上種ミスズによる児童文学作品。受賞時期の文学・出版状況を映し、題名が示す人物、場所、事件を軸にした表現が作品の核になっている。

『天の車』は、受賞作として残る題材の強さと作者の視点を伝える作品である。

313ページ
受賞作児童文学作品昭和期の文学作者の視点
岸武雄 きし たけお 受賞

『千本松原』は岸武雄による作品で、1992年にあかね書房から図書として刊行された。

岸武雄の受賞歴の中で記録される『千本松原』。

237ページ
受賞作作品あかね書房
吉行理恵 よしゆき りえ 受賞
まほうつかいのくしゃんねこ

『まほうつかいのくしゃんねこ』は吉行理恵による作品で、1974年に講談社から図書として刊行された。

吉行理恵の受賞歴の中で記録される『まほうつかいのくしゃんねこ』。

82ページ
受賞作作品講談社
後藤竜二 ごとう りゅうじ 受賞
大地の冬のなかまたち

『大地の冬のなかまたち』は、後藤竜二による作品で、1970年のnoma-children-literature-newcomer-awardで受賞対象となった。受賞記録と公開書誌をもとに、作品単位で参照できる項目として整理される。

noma-children-literature-newcomer-awardで受賞対象となった『大地の冬のなかまたち』。

受賞作文学賞刊行状況
佐々木たづ ささき たづ 受賞
わたし日記を書いたの

『わたし日記を書いたの』は佐々木たづによる野間児童文芸新人賞の対象作である。日記を書く少女のまなざしを通じて、日々の発見と心の成長を素直な言葉でたどる児童文学である。

『わたし日記を書いたの』は、佐々木たづが人間の経験と時代の空気を作品の中心に据えた一作である。

72ページ
受賞作文学作品
あまんきみこ あまんきみこ 受賞

タクシー運転手の松井さんと子どもたちが出会う、不思議でやさしい連作童話。日常の道の先に少しだけ幻想が開き、子どもの孤独や願いに寄り添う。

白いぼうしをきっかけに、いつもの道が物語の入口になる。

126ページ
童話成長自然
瀬尾七重 せお ななえ 受賞
ロザンドの木馬

木馬をめぐる幻想的な物語として、子どもの想像力と異国的な憧れを描く児童文学。現実の寂しさをやわらげるように、遊びと夢の世界が広がっていく。

木馬は、子どもの心を遠い場所へ連れていく。

童話成長孤独
該当なし
該当なし
おのちゅうこう おのちゅうこう 受賞

『風は思い出をささやいた』は、おのちゅうこうが郷里・赤城山麓で過ごした幼い日々をもとにした連作集である。土の匂いや風景の記憶をすくい上げ、子どもの時間と故郷への思いを静かに重ねている。

赤城山麓の幼い日々を、土の香りと風景の記憶で描く連作集。

299ページ
故郷幼年時代自然記憶
岡野薫子 おかの かおるこ 受賞
ヤマネコのきょうだい

『ヤマネコのきょうだい』は、岡野薫子が野生動物の姿を通して自立ときょうだいの結びつきを描いた動物小説である。森を素早く動き回るヤマネコの誇りと失敗を、共感をこめた清潔な筆致で描く作品として伝えられている。

森に生きるヤマネコのきょうだいを通して、野生の誇りと成長を描く。

動物小説野生きょうだい自立
該当なし
石川光男 いしかわ みつお 受賞
若草色の汽船

『若草色の汽船』は、石川光男が戦争と船の記憶を児童文学として描いた作品である。イギリスで生まれ、太平洋で日本兵を乗せて沈んだ汽船の物語を軸に、軍隊と戦争の重さを子どもに届く叙述で伝える。

一隻の汽船の運命を通して、戦争の記憶を子どもに語る作品。

152ページ
戦争汽船記憶児童文学
中川李枝子 なかがわ りえこ 受賞

『いやいやえん』は、保育園児しげるの日常と空想が連続する幼年童話集である。いやだいやだと駄々をこねる話、積み木の船での冒険、小ぐまとの出会いなどを通して、子どもの気持ちの揺れと遊びの想像力をのびやかに描く。

保育園児しげるの毎日が、そのまま冒険と空想へ広がっていく幼年童話。

180ページ
保育園幼年童話遊び想像力