ケイゾウさんは四月がきらいです。
幼稚園に住むにわとりのケイゾウさんと、新しくやって来たうさぎのみみこの暮らしを、十の季節の話で描く幼年童話。けんかや戸惑いを重ねながら、二匹の関係が少しずつ変わっていく。
作品情報
四月がきらいなにわとりの毎日が、うさぎのみみこと出会って動き出す。
市川宣子作、さとうあや絵の幼年童話。幼稚園の鳥小屋を舞台に、にわとりとうさぎの性格の違いが笑いを生み、季節の行事や日々の変化とともに関係が育っていく。
レビュー要約
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ユーモラスな会話と季節感が親しまれている。動物たちの小さな衝突が子どもにもわかりやすく、読み聞かせでも自読でも楽しめる作品として受け止められている。
書籍情報
- 出版社
- 福音館書店
- 発売日
- 2006-04-15
- ページ数
- 128ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 23.2 x 15.8 x 1.5 cm
- ISBN-13
- 9784834021981
- ISBN-10
- 483402198X
- 価格
- 1430 JPY
- カテゴリ
- 本/絵本・児童書/読み物/童話・文学
ケイゾウさんは幼稚園に住むにわとりです。うさぎのみみこがやってきてから、ケイゾウさんの暮らしは、一変しました。 各章「ケイゾウさんは〇〇がきらいです。」と名づけた、主人公ふたりの織りなす10のお話を、季節感あふれるカラフルな絵とともにお届けいたします。 この絵童話は、少し長いお話も理解できるようになった子どもたちに、絵本から童話の世界へ導くきっかけとなってくれることでしょう。また、おとなにとっても充分読み応えがあり、楽しめること請け合いです。 本書は、月刊雑誌「母の友」2000年4月号から2004年10月号までの間に断続的に掲載されたものから9編を選び加筆、それに最終章をあらたに書き下ろして一冊にまとめたものです。「母の友」掲載当初から子どもばかりでなく、老若男女さまざまの読者からファンレターが届き、人気沸騰のケイゾウさんとみみこちゃんでした。その方々へは、「お待たせいたしました!」 そして、初めて出会う方へは、「あなたのごひいきは、どちらになるでしょうか?」
市川 宣子(いちかわのぶこ) 市川宣子(いちかわ のぶこ)1960年、神奈川県に生まれる。作品に、「まりこちゃんのぼうし」「きょうりゅうがすわっていた」「オレンジいろのビーチサンダル」(以上、月刊絵本「こどものとも」福音館書店)、『ねむれないよるに』(ひかりのくに)、『さいしゅうれっしゃのあとで』『バナナンナン』(以上チャイルド本社)、童話に『おばけのおーちゃん』(福音館書店)、『ありんこ方式』(フレーベル館)など。 さとう あや さとうあや1968年、千葉県に生まれる。桑沢デザイン研究所卒業。その後、長沢節セツ・モードセミナーに学ぶ。第六回日仏会館ポスター原画コンクール佳作受賞。挿絵の仕事に、『おばけのおーちゃん』『バレエをおどりたかった馬』『ネコのタクシー』『ネコノタクシーアフリカへ行く』(以上、福音館書店)など。市川さんとさとうあやさんのコンビは、『おばけのオーちゃん』に引き続き、二回目になります。
レビュー
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隠されたツンデレのラブストーリー
子ども向けのお話ですが よくよく読んでいくと ケイゾウさんとミミコのツンデレラブストーリーが隠れています。 子どもから大人まで楽しめる一冊です。
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愉快
内容が楽しい。
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ほっこり
子どもが学童保育で読んで「すごく面白いからママにも読んでもらいたい!」とおねだりされて購入しました。鶏けいぞうさんの苦労が、ユーモアたっぷりに書かれていて、親子でほっこりしながら読めました。
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子供から大人まで
内容量多く、大人でも楽しめます。挿し絵もとても綺麗です。 幼稚園が舞台ですが、幼稚園児には少し難しいかもしれません。
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ケイゾウさんはアイドルです
ケイゾウさんはにわとりです。 という、出だしのセンスのよさに、ムムム。 「まったく、あっというまに、 話のつうじない、ふつうのガキになりやがったな」 という、ケイゾウさんのヤサグレせりふに、フフフ。 お荷物だと思っていたウサギのみみこに、 次第に惹かれていくケイゾウさんに、ククク。 ワクワク、ドキドキのストーリー展開。 さとうあやさんの描くケイゾウさんは、 生き生きとしていて、超チャーミング。 手元に置いておき、しょっちゅう読んでいます。
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親子で楽しめる、先生も楽しめる本
ケイゾウさんは幼稚園で飼われている鶏のおじさんで、とり小屋に段ボールのテレビやカーテンを入れられたり、運動会で徒競走に駆り出されたりで、「大変だね…」と同情しつつ、おもしろい。なかなか癇に障る若いうさぎのみみこに「もらったわ。わたしの勝ちね」と言われても、「くれてやる。おまえの勝ちだ」と全然やる気がないところが目新しく愉快。読んでいる子どもにとっては、「トサカにきた」、「ろくなもんじゃねぇな」、「ざまみろ」など、新しい語彙の獲得に役立っている。ケイゾウさん、みみこ、子どもたちの生活のなかの、子どもの成長が垣間見える出来事や卒園する子どもを見送る先生の気持ちなどがでてきて、大人がほろりとさせられるところも、いい。
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ちょっと早すぎました
初孫は産まれたばかり。幼稚園児向けは早すぎるのは承知ですが、忘れてしまいそうなのが心配で買い置きすることにしました。因みに、購入のきっかけは朝日新聞の書評を見て惚れ込んだことです。正直なところ、今の小生には書評程の価値は認められませんでしたが、古希ジジイの感性低下のせいかもしれませんので、孫が幼稚園にあがる頃再評価出来ればと思っています。それまで生きていればの話ですが・・・。
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けいぞうさん!
けいぞうさん、ニワトリやったのね。 嫌いなことを嫌いと言えるけいぞうさん。 でも、きらいというだけではなく、折り合いをつけて、自分の居場所と相手の居場所を探していく姿には、生きていくうえで大切なものを教えてくれます。 そして、きらいは、心のこもったきらいに変化していくところもいいですね。 最後の章では、うるっとしてしまいました。 大人も子どもも楽しめます。