書籍情報
- 出版社
- メディアワークス
- 発売日
- 2001-02-10
- ページ数
- 360ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784840217408
- ISBN-10
- 4840217408
- 価格
- 40 JPY
- カテゴリ
- 本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル
Amazon.co.jp: 陰陽ノ京 (電撃文庫 わ 4-1) : 渡瀬 草一郎, 純 珪一: 本
レビュー
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もっと評価されるべき
傑作。主人公の未知なる力や張り巡らされた伏線が回収される後半、物語のスケールの大きさは素晴らしい。平安時代についてもかなり研究されている。昼行灯な主人公の性格はやや弱くみえるが実は最強の能力を隠し持っている、少年心を擽る見本のように魅力的なキャラクターである。主人公と時継という姫の関係も、恋愛物としてにやにやしてしまうほど焦れったいし、愛しく感じる。ラストのふたりの寄り添う様子をハッキリと書かずにやや俯瞰して描写している点などまさに平安物語の雅さがあり、嫌らしさが無い。Kindle化を希望。
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陰陽と付いたら大抵面白い‼️
ほぼほぼ思っていた通りの物でしたよ
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卓越した技量を垣間見えつつ、楽しめる内容。
内容】時は、平安時代 主人公は陰陽師で有名な安部清明の師の、加茂忠行の次男坊で 慶滋保胤(よししげやすたね)という比較的知名度の低い人物。 その人物を中心に、当時の生活の説明や、社会の在り方を 説明しつつ、恨みにより【鬼】や【妖】となったモノを 打ち払う物語。 批評】敷居が高くなりがちの実際の人物をもちいた今から1000年もの昔の物語。 しかし、その内容を簡潔に分かり易く説明しながら 現代風にアレンジをして個々のキャラクターを生き生きと描く、 その技量は目を見張るものがありました。 正直、これがデビュー作とは思えぬほどの文章力です。 もちろん、これ単体では時代背景の説明に割く部分がある上に 一冊の本にまとめる以上、必要最低限の人物紹介しかなされていないため 共感を得るまではいかないのですが、むしろ、たった350ページに これだけの内容を詰め込めたものだと驚嘆します。 とりあえず、古文が苦手でも関係なく楽しめるのが素敵です。 (いや、私は古文って現代文に訳すと、ラブロマンスか馬鹿話が多くて好きなんですけどね)
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馬鹿にできない!!
雰囲気的にゲームっぽい子供向けの小説かなと思いきや、内容はかなり深く本格的な小説です。 巷で大人気の安倍晴明は、この小説の中では主人公ではなく、しかもおじさんです。それでもいい味は出しています。 他の陰陽師にはまっていてこの本を読んでいない人にはおすすめだし、陰陽師にはまっていない人にも十分楽しめると思います。もしかしたら、これで陰陽師にはまれるかも。 ★が一個少ないのは、内容じゃなくて、絵がもう少し見たかったということです。
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おもしろい
考証と構成力に拍手。 この手の作品はただの資料本になりがちで、実際そういった多くの書籍を見受けます。しかし、この陰陽ノ京は考証した知識を物語に組み込みながら話作りをしています。構成もしっかりしているので陰陽師ものを資料としてではなく小説として読みたい方にオススメできる作品です。
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私的には…シリーズ内で一番好きです
渡瀬さんの作品はこのシリーズで初めて拝見したのですが…このシリーズは大変気に入っています。兎に角登場人物がそれぞれ魅力的で。全編に渡って優しさが感じられます。作者のお人柄でしょうか?作品にはそれぞれの作家の方の考え方とか人柄とかが如実に現れると思っていますので。シリーズ全編に渡って感じられるほのぼのとした情感とか優しさは、いつも読んでいて心が和まされます。殊に、いつも所謂敵?に対してもどこかに救いが用意されていて…完全な悪も完全な正義も本当はない、ということは確かに真実だと思わされます。真理とは…実に難しいものです。 シリーズ内でも私的にはこの巻が一番好きでしたね。 難は…なかなか続編が出ないことでしょうか。お忙しいとは存じますが、どうか渡瀬さんには読者の気持ちを察して頂いて、頑張って頂きたいと心から願っています。
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流行に乗っただけの作品ではなく
映画「陰陽師」の大ヒットによる陰陽師ブームはまだ記憶に新しい。陰陽師にあやかった商品や、これみよがしに便乗した作品なども少なくない。この作品もその中の一つかもしれないが、二番煎じにしては本物を食うほどの面白さがあると思う。 主人公は陰陽道の名門に生まれながら、文章道(もんじょうどう)に生きることを選んだ青年、慶滋保胤(よししげやすたね)。ある日保胤は安部清明の依頼により、都の外れに住み着いた外法師の調査に向かうことになる……。しかしこれは物語の序章に過ぎない。 特筆すべきは、作者の努力である。平安京の地理、風俗に深く通じていて、単なるにわか仕込みでないことがよくわかる。嵯峨野、播磨、大内裏……このような単語が各所散りばめられているが嫌味はなく、さりげない解説があり読みやすい。文体も、本書「陰陽の京」のために作り上げられたというべき古風な文体で、すんなりと没入することができる。 総じて言えば、デビュー作とは思えないほど良くできている作品。同時に、術、使鬼神、鬼女などが、史実に基づいたリアリティと共存する、なんとも異端な作品でもある。
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懐かしい
約三年ぶりの復活ですね。 またおなじみのキャラクター達に再会できたことを嬉しく思います。 今回の主要人物は、陰陽師・安倍晴明の妻・梨花。そして彼らの息子で、今作初登場の次男(?)吉昌。晴明さんは、ほとんど出てきませんでした。 晴明不在の京の都で、盗賊による物盗り事件が発生。 調査に関わった賀茂光榮は、偶然居合わせた保胤に助力を求めます。 しかしその後、盗賊団は晴明邸に押し入り梨花達を誘拐してしまう。 …というのが、大まかなストーリーです。 物語の佳境部分で、彼のあの技を第一巻ぶり見ることができました。
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