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七姫物語 (電撃文庫 た 15-1)

電撃小説大賞

七姫物語 (電撃文庫 た 15-1)

高野和

書籍情報

出版社
メディアワークス
発売日
2003-02-10
ページ数
296ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784840222655
ISBN-10
4840222657
価格
339 JPY
カテゴリ
本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル

ある大陸の片隅。そこでは、七つの主要都市が先王の隠し子と呼ばれる姫君を擁立し、国家統一を目指して割拠した。 その中の一人、七宮カセンの姫に選ばれたのは九歳の孤児だった。彼女を擁立したのは、武人のテン・フオウ将軍とその軍師トエル・タウ。二人とも、桁違いの嘘つきで素姓も知れないが、「三人で天下を取りにいこう」と楽しそうに話す二人の側にいられることで、彼女は幸せだった。 しかし、彼女が十二歳になった時、隣の都市ツヅミがカセンへの侵攻を始める……。 時代の流れに翻弄されながらも、自らの運命と真摯に向き合うひとりの少女の姿を描いた新感覚ストーリー。 第9回 電撃ゲーム小説大賞<金賞>受賞作品ついに登場!

レビュー

  • 注文した商品が届いていません。

    当時店頭に並んでいた時には、賞を取ったとのことで、第一巻には金色の帯が付いていたような気がします。どうせ編集部が宮崎駿アニメオタクだから表紙に反応したのだろうと考えて、余計な事を…と思いました。その後、作画が別人なので、途中で買う気が失せました。 その後、少女漫画界を高野氏がうろうろとしていたのを見つけたものの事切れた矢先、宗教色の強い水色が何故か初音ミクになっていたことに気づき、それがとても胡散臭かったので、高野氏の宗教が原因かとも思ったのですが、DIVAなどと仇名される初音ミクが高野氏と関係あろうはずがなく、しかし読み直そうと先日何故か注文した第一巻は届きませんでした。 室内錠の値段が注文しようとしている最中に、何故か6600円に変更された事に腹を立ててレビューしました。

  • 電撃黄金期の良作

    普通の少女が胡散臭い男たちと国を取りにいくお話。少女の視点がメインで少女の純真さからかとても綺麗な空気感で読みやすい。 他の姫とのやりとりなどストーリーも含めて面白いです。 金賞受賞作ですが同期受賞作がキーリやバッカーノ!という名作で、実際それらに勝るとも劣らないとても良い作品だと思います。 (作品ジャンルが違うため単純比較はできませんが) 出版当時、紙で読みましたが読み直すため電子版全て買いました。

  • 透明感ある歴史書?

    あらすじとしては先代王が急逝し、七つの都市が独自に「王の後継者」を担ぎ上げて国の覇権争い(内戦)を行っているというものです。 物語は孤児を拾うところから始まります。そして参謀役のトエルと軍の大将テンの二人の策謀がやがて各都市を動かします。 しかしそんな高度な政治をまったく知らない孤児のカラスミから語られるこの作風は、歴史書っぽくもあり時の権力者の側にいたものの日記、エッセイのようにも思えます。 彼女は本当に何も知らず、そしてある意味では何をしていてもいいと割り切った上で好奇心から従者であり保護者の二人の思惑通りに動きます。 それは彼ら二人の野望の果てを見るため。彼女らはその"果て"に何を見たのでしょうね。

  • 雰囲気がいい

    なんとなくホンワカまったりストーリーが気に入った。 お飾りの役を引き受けて特に何も出来ないヒロインが努力する姿に好感。

  • ラノベの軽さに飽きた人向け

    天下取りの第一歩。詐欺師のような二人の男を大人びた少女が一歩引いて眺めているような感じでお話が進んでいきます。 決してドロドロとはしていなく、かと言って明るく楽しい感じがでもなく。底辺の生活を知っているためか冷めた少女が二人の男に憧れと信頼を寄せる姿は、そこはかとなく心をジンとさせてくれます。 三人で困難を乗り越えて一歩一歩進んで行くたびに三人の絆は深まって行くのでしょう。 ただ、二人の男がなぜそこまでして頂点を目指すのかの理由が今ひとつ分からないため、応援する気持ちになれません。これから明らかになって行くのでしょうか。 ヒロインがまだ子どもなのでラブ度はありません。ちなみに私のお気に入りはヒカゲ君なので、いつかヒロインとくっついてほしいな。

  • ラノベの中ではベスト作品!

    本当に、最高の作品です。 特に、この世界観、人物背景など、特に細かく興味深い設定で思わずのめり込んでしまいます。 また、日本古来と中国が入り込んだ、独自の文化にはとても惹かれてしまいます。 そして、7つの姫宮や「東和」の世界の情勢、などなど。 本当に、ホントーに、!読んでみてください。 驚きます、これがラノベなのかって。 余談ですが、イラスト担当の尾谷おさむの絵ともとてもマッチしていて東和のほんわかさやキャラたちの個性的な性格とかも想像できて面白いです。

  • やさしくて強いストーリー

    このお話は、孤児の女の子のいくつもの出会いを描いています。 人生が開けていくきっかけとなった「将軍」と「軍師」との出会い。 乱世へといざなう一人の「姫」との出会い。 どんな時でも務めを全うしようとする少年との出会い。 そして───「七姫」としての自分との出会い。 優しく時にしたたかな女の子の一人称の語りが、物語を魅力あるものにしています。

  • 一人称視点のひたむきさ

    どこかふまじめな感が否めない、二人の男に担ぎあげられて姫を演じ始める幼い女の子の物語。 といってもふた昔前の時代物にありがちな、しごかれるだのいじられるだの所謂ヒドイ苦労話はなく、 どの人物も気持ちがよい性格なので安心して読める。 本文中の言葉づかいひとつひとつに丁寧さが感じられ、それが主人公カラスミの素直さに直結している。 季節や町の、城の内部から外、果ては儀式に至るまで如実にイメージ出来る描写力があり、 架空の存在であるにもかかわらず空気のさわやかさが伝わってくる。 難点をいえば、姫の視点でのみ描かれているため物語の裏が今はほんのりとしか見えてこない。 そこがこの作品のある意味リアルさであり、次巻への期待ともなるのだが 合わない人には現時点の奥深さという点で物足りなくなるだろう。 その代わり主人公は類まれにみる根っからの優しい子なので、時代物で気分転換したい人はオススメ。

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