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樹雨

日本歌人クラブ賞

樹雨

日高堯子

木々に降る雨のような細やかな感覚で、日常の陰影と時間の移ろいをすくい取る歌集。静かな観察の奥に、喪失や再生への思いがにじむ。

自然時間短歌

作品情報

『樹雨』は、日高堯子の視線が題材の奥にある時間と感情をすくい上げる作品です。

木々に降る雨のような細やかな感覚で、日常の陰影と時間の移ろいをすくい取る歌集。静かな観察の奥に、喪失や再生への思いがにじむ。 受賞作としての位置づけだけでなく、作品そのものが持つ題材、語り口、余韻を伝える一冊または作品です。

レビュー要約

  • 作品の核となる題材への集中と、言葉の密度を評価する読みがある。一方で、背景知識を求める静かな作風として受け止められることもある。

書籍情報

出版社
北冬舎
発売日
2003-11-01
ページ数
265ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784860730192
ISBN-10
4860730194
価格
2499 JPY
カテゴリ
本/文学・評論

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レビュー

  • 群馬県立土田文明文学記念館で、現代女性歌人展があったので予習として拝読。自分の好きな水関係の短歌を引用させてください。

    ひとのいくさのほとりに生きて今朝咲(ひら)くかたびらいろの露のつきくさ 海恋し泡立つ波を追ひかけて浪花東浪見白子犬吠 けむりたつ夏わたつ海積みのぼる卵状雲こそ安房の神なれ 安房は泡あをあをと岩を縁どりて半島となるまでの億年 海境(うなさか)はけむる潮の蒸気よりまぼろしの馬立ち上がるみよ まつくろな海の沖から千頭の馬が駆けくるわれをめがけて

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