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新「南京大虐殺」のまぼろし

大宅壮一ノンフィクション賞

新「南京大虐殺」のまぼろし

鈴木明

『“南京大虐殺”のまぼろし』は、鈴木明による文学作品。1973年の受賞作として、題材を絞り込んだ表現と、人物や土地、時代の手触りを読者に残す構成が評価された。

人間心理時代性土地

作品情報

“南京大虐殺”のまぼろしは、限られた形式の中に時代と人の気配を刻む作品。

『“南京大虐殺”のまぼろし』は、鈴木明による文学作品。1973年の受賞作として、題材を絞り込んだ表現と、人物や土地、時代の手触りを読者に残す構成が評価された。 受賞歴の文脈では、派手な要約よりも、形式に合った語り口と読後に残る問いが作品の核になる。

レビュー要約

  • 読者の受け止め方は、題材の珍しさや語り口の強さを評価する方向に寄る。作品の背景を踏まえて読むほど、構成の意図や余韻が伝わりやすい。

書籍情報

出版社
飛鳥新社
発売日
1999-05-01
ページ数
509ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784870313682
ISBN-10
4870313685
価格
2436 JPY
カテゴリ
本/歴史・地理/日本史/一般/日本史一般

第4回(1973年) 大宅壮一ノンフィクション賞受賞

レビュー

  • 本の状態は良好でした。

    満足しました。🙆

  • 必読書

    鈴木明氏の執念の力作。今回は中国の数多くの文献をベースとして深く分析している内容が網羅されており読み応えたっぷり。南京事件に関する直接の記述は少ないものの、日中間の争いに至るまでの背景、またそれに絡む国民党・共産党や当時中国にいた米国人たちの動きが克明に描かれ、その時代の流れが非常にわかりやすく説明されている。このような形でのアプローチをしたのは鈴木氏が初めてではないか?尚、当時上海で新聞記者として勤務していた松本重治氏の「上海時代」(上・中・下)と併読するとこの頃の歴史についてもっと詳しくわかるようになり更に興味が増してくる。

  • 力作でよく調べてるのでは。どこかの大学の自虐史観の学者や中国べったりの新聞と違う。

    本当の満州事変を調べてるので、今まで中国が世界に吹聴してる事と大違い。 中国べったりの新聞やどこかの大学の自虐史観の学者の掻かないことを 書いている。彼らはどこまで、日本を貶める事を平気でするのだろう。 従軍慰安婦問題と同じ。駐在員がいるのに大阪にいた韓国人を嫁にした植村を何故韓国に行かせたのか まだ明確ではない。

  • 松井石根自身は「南京大虐殺」を起こしたことを、後から知った!だから、 「五十日祭」2回目の慰霊祭で、師団長らに泣いて、その戦争犯罪を叱咤した!

    松井石根自身は「南京大虐殺」を起こしたことを、後から知った!だから、 「五十日祭」2回目の慰霊祭で、師団長らに泣いて、その戦争犯罪を叱咤した! しかし逆に、師団長らは「当然だ」と、松井を馬鹿にした。 日本軍においては、兵士の規律の維持は、師団長の責任である。 師団とは、4連隊を含み「約2万5千人の戦闘集団」であり、憲兵も軍事裁判官も含んだ独立した組織である。南京陥落時点では松井は防止の権限・実力はなかった。 南京大虐殺では、中国兵捕虜、7万~10万人以上殺害した(第65連隊の複数の従軍日記で、確認できる) 民間人は、5万~6万人以上殺害した(ジョン・ラーベがドイツのヒトラーに報告している) 東京裁判では、松井石根は、A級戦犯は無罪であり、B級戦犯だけで死刑にするのだから、確実な数字として、10万人以上の虐殺で、死刑の判決を下した。 松井石根は、最後まで、自分にはその責任はなく、師団長クラスに責任があると主張していた。 死刑の直前に「自分は死刑になるが、このことで師団長たちが反省してくれると考えると、自分の死刑に意味がある」と発言している。 つまり「日本軍による南京大虐殺がなかった」のに不当に死刑にされるとは考えていない。 実際、揚子江=長江の河畔の「下関」で、膨大な中国人民間人・兵士の虐殺現場を見て知っているから。 問題は、この本の著者・田中にある。

  • 鈴木明氏のご労作です

    題名から受けるイメージとは、全く違っていて「南京大虐殺」そのものについては、ほとんど 記述がありません。 ページ数:509という大作ですが、南京攻略戦前後における主要な人物(蒋介石/宋慶齢/エドガー・スノー等)を取上げて、生き生きと描き出しています。 ドイツ軍事顧問団に訓練を受け、ドイツ国防軍をモデルにしていたと言われる「虎の子師団」の36師・87師・88師はどうなったのだろうと思っていましたが、36師と88師のそれぞれの師長が書き残した「南京防衛戦」も紹介されています。(この3師団は、上海戦で大打撃を受けていたんですね) また、安全地帯に潜り込んだ高級将校:郭岐の「陥都血涙録」も取上げられています。 更に、郭末若の人格・人間性に対しては大変厳しい評価を示しています。

  • 「まぼろし」のモヤの向こうに見えてきたもの

    1999年の初版を初めて読んだ時、本書の内容が『南京事件』研究にとって大変な価値があることはわかったのだが、正直なところ、本書に登場する中国側南京戦・宣伝戦関係者の、誰が誰の敵か味方かすぐには判断しきれない複雑な相互関係が頭に入ってゆかず、個々の人名が宙ぶらりんのまま本を置いてしまった。 しかし、この5年間の南京『虐殺』研究の進化は著しく、南京攻略・防衛戦に於ける日中両軍の動向と、中国側の外国人を巻き込んでの反日宣伝の系統図、安全区国際委員会の報告書及び日記・手紙、そして東京と南京の裁判記録等など、ありとあらゆる色・形の沢山の小片が収まるべきところに収まり、『南京事件』というジグソーパズルをほぼ完成させようとしている。 そうして整理された頭で再度本書を、今度はマーカーと付箋で武装しつつ熟読してみると、著者があげた沢山の「パズルの小片」が、面白いように『南京事件』のジグソーの絵にピッタリはまってゆく。 しかもその多くは、南京戦及び反日宣伝戦の全体像の中で肝心要の部分を占めるものばかりである。 鈴木氏が挙げた数々の「小片」とは例えば、『虐殺』が最も多く『報告』されている雨花台、下関付近を担当していた88師の孫元良と36師の宋希濂両将軍、そして南京保衛軍総司令官・唐生智の回想録など、中国で発行・流通している中国側公的資料に基づく書籍からの引用、あるいは中共が贔屓にするエドガー・スノーらの言説ばかりである。「歴史修正主義の右翼の日本人が書いたものだから信用できない」とは絶対に言わせない。 そうして出来上がった「絵」の中では、ウソはウソとはっきり解る。第三者の傍証が全くない偽りの『証言』は淘汰されていくからだ。 『南京事件』は、いまや「まぼろし」ではない。『虐殺プロパガンダ』と、それを『被告』日本人を含め全世界の人がまんまと信じ込まされた、という異常な『事件』、それが『1937南京事件』である。

  • コンキチ&ナターシャの絵本ナビ

    南京攻略・防衛戦に於ける日中両軍の動向と、中国側の外国人を巻き込んでの 反日宣伝の系統図、安全区国際委員会の報告書及び日記・手紙、そして東京と 南京の裁判記録等日本人の資料なしでこの本を書き上げた鈴木明氏には敬服しました. 日本人にはあまり聞きたくない知りたくない陰の部分ですがやはりこの虐殺は 調べれば調べるほど何もない中国宣伝部のプロパガンダだったことが分かるのです 近年この南京大虐殺という事件についての研究が進み新しい本が何冊も発表されて 虐殺そのものがなかったことが証明されています、大変長い本ですが少しでも真実が 知りたければ頑張って読んでみてください。

  • 嘘で固める中国4000年

    よく中国当局も、親中派?と称する我が国似非代議士も、また朝日新聞を筆頭に中国共産党ご公認我が国マスコミも「中国4000年の歴史」と中国を持ち上げる。確かに支那大陸に4000年前から国家が在ったことは認めるが、民族間で殺戮を繰り返し、その時代時代に在った多数の国家は統治した民族も違う全く異なる国家である。現代の中国共産党が統治する中国は1949年に建国された所詮「60年足らずの歴史」にしか過ぎない。しかも4000年の歴史で民主主義国家が樹立されたことは一度もない。中国共産党は自らの正当性を誇示する為にあらゆる嘘をつく。前の国民党もそうだが、そのために標的とされるのが日本であり、虚構で貶め民衆の怒りを日本に向ける事で偽りの正当性を維持してきた。南京事件もその代表的な嘘の一つである。 当時の日本と対峙していたのは中国共産党ではなく国民党であったが、その中央宣伝部は世界的世論で日本を貶めるために豪州国籍の英紙特派員ティンパーリーと同人経由でスマイスという外国人を金で買収し、ありもしない南京大虐殺の本を書かせた。その本があの茶番劇である東京裁判での証拠とされ現代に至っても議論される「南京事件」とされている。 南京事件の虚構は数々の資料、書籍で証明されているが、本書はその決定版の一つと言えよう。それは敢えて日本側資料に頼ることをせず、中国側の資料を読み込んでまとめたものだからである。 何れにしても本書や同類の資料を用いずとも、常識で考えれば白兵戦において短期間の内に20万、30万人の虐殺など出来るはずがないことは解かるのだが…。もしも大量虐殺をするなら我が国が蒙った「広島、長崎での原爆投下」や「大都市無差別爆撃」という米国の手法を真似るしかなかろう。 ちなみに中国側の資料だけを分析した研究書として「『「南京事件」の探求』(文春新書)北村稔 著」もお勧めする。

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