〈物語〉のゆらぎ (児童文学批評の新地平3)
現代児童文学が描く自己の揺らぎ、社会の危うさ、物語の出口をめぐる評論集。子ども時代を固定したものとしてではなく、変容し続ける関係や時代感覚の中で読み直す。
児童文学評論自己のゆらぎ現代社会
作品情報
確かな物語が見えにくい時代に、児童文学が映し出す自己と社会の揺らぎを読む。
くろしお出版の「児童文学批評の新地平」第3巻。書き下ろしを含む評論集として刊行され、日本児童文学者協会新人賞の対象作となった。
レビュー要約
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作品論を通じて、現代児童文学が抱える不安定さを肯定的に読み解く姿勢が特徴である。批評の視点が明確で、児童文学研究の導入にもなる。
書籍情報
- 出版社
- くろしお出版
- 発売日
- 2011-11-11
- ページ数
- 256ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784874245385
- ISBN-10
- 4874245382
- 価格
- 2200 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/評論・文学研究/児童文学評論
子ども時代から成長していく間の確立すべき概念の「ゆらぎ」や、人間がつくりだす「あやうさ」をつかまえようとする作品に迫る。 またユーモアやファンタジーが人を厳かにし、希望を抱かせる理由についても考える(シリーズ第三巻)。
奥山恵(おくやま めぐみ) 「Huckleberry Books」(ハックルベリーブックス,千葉柏市子どもの本専門店)経営。白百合女子大学・共立女子大学非常勤講師。1963年千葉県生まれ。千葉大学大学院修士課程修了。都立高校教員などを経て現在に至る。本書掲載の批評など,児童文学作品への批評執筆多数。