現代史資料 40
内川 芳美
『現代史資料』は、戦前から戦中にかけての日本現代史を一次資料中心に読むための大部のシリーズです。内川芳美が関わる「マス・メディア統制」巻は、政府側資料を中心に言論統制の過程をたどります。
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内川 芳美
『現代史資料』は、戦前から戦中にかけての日本現代史を一次資料中心に読むための大部のシリーズです。内川芳美が関わる「マス・メディア統制」巻は、政府側資料を中心に言論統制の過程をたどります。
Yoshikazu Shirakawa
白川義員がヒマラヤの高峰と山岳風景を大判写真でとらえた写真集。峻厳な自然の造形、雪と岩の質感、光の変化を通じ、山岳を宗教的な荘厳さを帯びた風景として提示する。
佐藤 さとる, 村上 勉
『おばあさんのひこうき』は、編み物の得意なおばあさんが蝶の羽に心を動かされ、不思議な肩掛けを編み上げる幼年童話である。日常の手仕事が空への冒険へ変わる展開が、明るい驚きと解放感を生む。
Robert rothenberg
『悲しみにさよなら』は、ナンシー・ピカードのジェニー・ケイン・シリーズの長編ミステリで、原題は Say No to Murder である。地域財団の仕事に関わる主人公が、慈善活動の表向きの穏やかさの裏に潜む殺意と秘密に向き合う。
大原 富枝
土佐藩家老・野中兼山の娘として生まれ、政争のため幼くして一族と幽閉された婉の生を描く歴史小説。赦免までの長い年月の中で、愛する者たちの破滅を見つめながら、自尊と情念を失わずに生きる女性像が鮮やかに刻まれる。
松谷 みよ子, 西巻 茅子
『ちいさいモモちゃん』は、モモちゃんが生まれてから三歳になるまでの日々を、家族やネコのプー、森の動物たちとのやりとりを通して描く幼年童話である。日常の小さな事件を、子どもの感覚に近いユーモアと不思議さでつないでいる。
吉行 淳之介
吉行淳之介の『闇のなかの祝祭』は、男と女の関係をめぐる不安、欲望、虚無を描いた長編である。現実味の薄い祝祭感と暗い心理が絡み合い、吉行文学らしい官能と醒めた視線が並び立つ。
丹羽 文雄
『一路』は、愛欲と背信が長い歳月を経て家族へ重い影を落としていく丹羽文雄の長編小説。人間の業と救いをめぐる主題を、濃密な筆致で描いた読売文学賞受賞作である。