日本の文学賞

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ブレイディみかこ

ブレイディ ミカコ

Brady Mikako

プロフィール

性別
女性
生誕
1965-06-07 (福岡市(福岡県))
国籍
日本
言語
日本語, 英語
居住地歴
福岡市 → ロンドン → ダブリン → ブライトン(イギリス)

経歴

職業
保育士, 作家, ライター, コラムニスト, 翻訳者, 小説家
活動期間
2005年〜
影響を受けた人物
ジョン・ライドン(ジョニー・ロットン)
ノミネート
大宅壮一メモリアル日本ノンフィクション大賞, 大宅壮一ノンフィクション賞

学歴

福岡県立修猷館高等学校
期間: 〜1984
卒業年: 1984
国: 日本
高校卒業後に上京・渡英の経験あり。

受賞歴

新潮ドキュメント賞
2017
対象作品: 子どもたちの階級闘争──ブロークン・ブリテンの無料託児所から
主催: 新潮社
結果: 受賞
大宅壮一メモリアル日本ノンフィクション大賞(候補)
2018
対象作品: 子どもたちの階級闘争──ブロークン・ブリテンの無料託児所から
主催: 公益財団法人日本文学振興会
結果: 候補
毎日出版文化賞
2019
対象作品: ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
部門: 特別賞
主催: 毎日新聞社
結果: 受賞
本屋大賞(ノンフィクション本大賞)
2019
対象作品: ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
主催: 本屋大賞実行委員会
結果: 受賞
ブクログ大賞(エッセイ・ノンフィクション部門)
2019
対象作品: ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
主催: ブクログ
結果: 受賞
八重洲本大賞
2019
対象作品: ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
主催: 八重洲ブックセンター
結果: 受賞
キノベス!(紀伊國屋書店スタッフ選)
2020
対象作品: ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
主催: 紀伊國屋書店
結果: 第1位
大宅壮一ノンフィクション賞(候補)
2019
対象作品: ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
主催: 大宅壮一ノンフィクション賞運営委員会
結果: 候補

受賞・候補エディション

  1. 英国の無料託児所での経験を通じ、子どもたちの貧困、階級、分断を描くノンフィクション。現場の目線から社会の亀裂を見る。

    子どもたちの階級闘争:ブロークン・ブリテンの無料託児所からは、受賞歴にふさわしい密度で人と世界の関係を見つめる。

    296ページ
    英国階級保育貧困ノンフィクション
  1. 英国の公立中学に通う息子と、パンクな母である著者が、格差、人種、ジェンダー、アイデンティティをめぐる日々の出来事に向き合うノンフィクション。教室や家庭の小さな事件を通して、子どもたちが大人の固定観念を越えていく姿を描く。

    世界の縮図のような中学校で、子どもたちは多様性をきれいごとではなく日々の実感として学んでいく。

    256ページ
    英国の中学校格差と多様性人種とアイデンティティ親子の対話社会を学ぶ日常

作品

代表作

子どもたちの階級闘争──ブロークン・ブリテンの無料託児所から

2017年 ノンフィクション

イギリスの無料託児所で働く著者が、緊縮財政が生んだ経済格差と子どもや親たちの日常をルポルタージュ的に描いた作品。

階級保育福祉経済格差

ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー

2019年 エッセイ/ノンフィクション

自身の子育てを軸に、多文化・多様性、階級や差別について考察したエッセイ集。英国での保育経験や日常の観察を通して書かれている。

多様性子育て人種・アイデンティティ階級

花の命はノー・フューチャー

2005年 エッセイ/随筆

パンク文化や若い世代の視点を取り入れた初期の著作。著者のルーツや感受性が反映されたエッセイ集。

パンク若者文化個人史

THIS IS JAPAN──英国保育士が見た日本

2016年 ノンフィクション/観察

英国で保育に携わる視点から日本を観察し、文化や制度、日常の差異を描いたルポルタージュ的作品。

文化比較育児制度批評

全著作

  • 花の命はノー・フューチャー(碧天舎、2005/07/20)
  • アナキズム・イン・ザ・UK(ele-king books、2013)
  • ザ・レフト──UK左翼セレブ列伝(ele-king books、2014)
  • ヨーロッパ・コーリング──地べたからのポリティカル・レポート(岩波書店、2016)
  • THIS IS JAPAN──英国保育士が見た日本(太田出版、2016)
  • 子どもたちの階級闘争──ブロークン・ブリテンの無料託児所から(みすず書房、2017)
  • いまモリッシーを聴くということ(ele-king books、2017)
  • 労働者階級の反乱──地べたから見た英国EU離脱(光文社新書、2017)
  • ブレグジット狂騒曲──英国在住保育士が見た「EU離脱」(弦書房、2018)
  • 女たちのテロル(岩波書店、2019)
  • ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(新潮社、2019)
  • ワイルドサイドをほっつき歩け──ハマータウンのおっさんたち(筑摩書房、2020)
  • ブロークン・ブリテンに聞け Listen to Broken Britain(講談社、2020)
  • 女たちのポリティクス──台頭する世界の女性政治家たち(幻冬舎、2021)
  • 他者の靴を履く──アナーキック・エンパシーのすすめ(文藝春秋、2021)
  • ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー2(新潮社、2021)
  • ヨーロッパ・コーリング・リターンズ(岩波現代文庫、2021)
  • 両手にトカレフ(ポプラ社、2022)
  • ジンセイハ、オンガクデアル──LIFE IS MUSIC(ちくま文庫、2022)
  • オンガクハ、セイジデアル──MUSIC IS POLITICS(ちくま文庫、2022)
  • リスペクト──R・E・S・P・E・C・T(筑摩書房、2023)
  • 私労働小説 ザ・シット・ジョブ(KADOKAWA、2023)
  • ブロークン・ブリテンに聞け──社会・政治時評クロニクル2018-2023(講談社文庫、2024)
  • 転がる珠玉のように(中央公論新社、2024)
  • 地べたから考える 世界はそこだけじゃないから(筑摩書房、2024)
  • SISTER“FOOT”EMPATHY(集英社、2025)

翻案

  • 1945年の精神(The Spirit of '45)日本語版字幕監修・解説

作風・主題

文体
ルポルタージュ批評的エッセイ観察記
頻出モチーフ
階級格差保育・子ども労働者階級の生活多文化共生パンク・ミュージック

評価・遺産

ブレイディみかこは英国での保育士としての経験をベースに、日本と英国の社会や階級格差、多様性について発信してきた作家・コラムニストである。ルポルタージュやエッセイを通じて一般読者に社会問題を分かりやすく提示し、日本の公共的議論にも影響を与えている。

大衆文化への影響

  • NHKなどのメディアでのインタビューや書評を通じて多様性や保育の議論に寄与。

引用

  • 縦の階級の多様性も、多様性なんですよね。それは本当にそう思います。...多様性は何も、外国人と一緒にとかなんとかじゃなくて、もう私たちは多様性のなかで生きている。
    出典: NHK『おはよう日本』インタビュー(抜粋) (2019年)

豆知識

  • 福岡市出身で貧困家庭の出身。
  • 若い頃からパンクミュージックに傾倒し、ジョン・ライドンに影響を受けたと公言。
  • 英国で保育士の資格を取得し、無料託児所での勤務経験がある。
  • Yahoo!ニュースの個人ページや各種媒体でコラムを連載。
  • ブライトン在住(1996年再渡英以降、長年英国在住)。