日本の文学賞

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大道 珠貴

だいどう たまき

Daidō Tamaki

プロフィール

性別
女性
生誕
1966-04-10 (福岡県福岡市)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
福岡県福岡市 → 神奈川県鎌倉市

経歴

職業
小説家, 脚本家, 随筆家
活動期間
1990年〜
ノミネート
第123回芥川賞候補(裸)

学歴

福岡県立福岡中央高等学校
国: 日本

受賞歴

九州芸術祭文学賞
2000
対象作品:
主催: 九州芸術祭
結果: Winner
芥川賞
2003
対象作品: しょっぱいドライブ
主催: 文藝春秋
結果: Winner
Bunkamuraドゥマゴ文学賞
2005
対象作品: 傷口にはウオッカ
主催: Bunkamura
結果: Winner

受賞・候補エディション

  1. 第30回(1999年) 最優秀作
    受賞作:

    『裸』は、大道珠貴による小説。受賞対象となった作品で、題名が示す人物、場所、記憶、社会的状況を軸に読ませる。

    裸は、小説としての輪郭と大道珠貴の関心が重なる作品。

    受賞作小説現代文学
芥川龍之介賞 1回登壇
  1. 年上の男性とドライブに出る女性の視点から、欲望、寂しさ、身体感覚が混ざり合う関係を描く小説。軽妙な語りの底に、逃げ場のなさとどこか投げやりな切実さが漂う。

    車窓を流れる景色の中で、甘さよりも苦みの残る関係が揺れていく。

    193ページ
    恋愛身体感覚孤独芥川賞
  1. 受賞作: 傷口にはウオッカ

    『傷口にはウオッカ』は、daido-tamakiによる作品です。2005年のbunkamura deux magots literary awardで評価された作品で、題名が示す人物や場所、出来事を軸に物語性や言葉の力を伝えます。

    『傷口にはウオッカ』は、受賞時に注目された主題と語りを手がかりに読む作品です。

    文学賞受賞作同時代の表現物語と記憶

作品

代表作

背く子

2001年 長編小説

郊外の家族をめぐる微妙な人間関係と心の機微を描く長篇。母と子の断絶や成長、後悔が交錯する。

家族母子関係成長後悔

2002年 短編集

女性の視点で日常の違和感や孤独を繊細に描いた短編集。タイトル作『裸』ほか数編を収録する。

女性の心理孤独日常の不条理家族

しょっぱいドライブ

2003年 短編集

ドライブや移動をモチーフにした連作的短編集。風景と人物の微かなズレを描き、同名の作品で芥川賞を受賞した。

移動人間関係日常の断片

銀の皿に金の林檎を

2003年 連作短編

複数の短編を繋げ、記憶や日常の齟齬を浮かび上がらせる作品群。幻想的な要素も含まれる。

記憶日常の不条理幻想

ミルク

2004年 短編集

食べ物や日常の所作を通して人間関係や孤独を描く短篇集。細部の描写が印象的。

食べ物日常孤独関係性

素敵

2004年 短編集

女性の視点から感情の揺れや日常の機微を描いた短編集。微細な心理描写が特徴。

感情の機微女性の視点日常

傷口にはウオッカ

2005年 短編集

傷や喪失、不安定な感情を鋭く描いた作品集。評価が高くBunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞した。

喪失痛み依存感情の脆さ

きれいごと

2011年 長編小説

既発表の中短篇を下敷きに書き下ろされた長篇。妊娠や人間関係、選択を巡る物語。

妊娠選択人間関係

煩悩の子

2015年 小説

欲望や執着を巡る人間模様を描いた長篇。社会的な視点と内面的葛藤を同時に描写する。

欲望執着内面の葛藤

全著作

  • 背く子
  • しょっぱいドライブ
  • 銀の皿に金の林檎を
  • ひさしぶりにさようなら
  • ミルク
  • 素敵
  • 傷口にはウオッカ
  • たまたま…
  • 後ろ向きで歩こう
  • ハナとウミ
  • ケセランパサラン
  • 蝶か蛾か
  • オニが来た
  • ショッキングピンク
  • 立派になりましたか?
  • きれいごと
  • 煩悩の子
  • 東京居酒屋探訪

作風・主題

文体
繊細で内省的な文体日常の細部を丁寧に描くリアリズム断片的な視点を用いる構成
頻出モチーフ
食べ物や小物の描写移動・ドライブ母子関係と家族孤独と喪失

評価・遺産

大道珠貴は女性の心理や日常の細部を通じて人間関係の機微を描く作家として評価される。芥川賞受賞を含む受賞歴により現代日本文学の重要な声の一人と見なされる。

豆知識

  • 19歳の時に太宰治の作品に触発され本格的に小説を書き始めた。
  • 24歳でラジオドラマの脚本家としてデビューした。
  • 2021年に結婚した。