日本の文学賞

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原 武史

はら たけし

Hara Takeshi

プロフィール

性別
男性
生誕
1962-08-29 (東京都渋谷区)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
ひばりが丘団地(西東京市) → 久米川団地(東村山市) → 滝山団地(東久留米市) → 田園青葉台団地(横浜市青葉区) → 東急田園都市線沿いの一戸建て(横浜市青葉区)に転居

経歴

職業
政治学者, 大学教員, 研究者, 著述家, 元新聞記者
活動期間
1986年〜
所属
国立国会図書館, 日本経済新聞社(東京社会部記者), 東京大学社会科学研究所(助手), 山梨学院大学(助教授), 明治学院大学(教授・名誉教授), 国際日本文化研究センター(客員教授), 放送大学(教授・客員教授)
所属団体
日中文化交流協会(理事), 高千穂あまてらす鉄道総合研究所(理事), 講談社本田靖春ノンフィクション賞(選考委員)
影響を受けた人物
藤原保信

学歴

東久留米市立第七小学校
期間: 1971-1975
卒業年: 1975
国: 日本
慶應義塾普通部
期間: 1975-1978
卒業年: 1978
国: 日本
慶應義塾高等学校
期間: 1978-1981
卒業年: 1981
国: 日本
早稲田大学
政治経済学部 / 政治学科
学位: 学士
期間: 1982-1986
卒業年: 1986
国: 日本
藤原保信ゼミ所属
東京大学大学院法学政治学研究科
法学政治学研究科 / 政治学
学位: 修士
期間: 1989-1991
卒業年: 1991
国: 日本
修士課程修了。博士課程中退(1992年)
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程
法学政治学研究科 / 政治学
期間: 1991-1992
卒業年: 1992
国: 日本
博士課程中退

受賞歴

サントリー学芸賞
1998
対象作品: 「民都」大阪対「帝都」東京――思想としての関西私鉄
部門: 社会・風俗部門
主催: サントリー文化財団
結果: 受賞
毎日出版文化賞
2001
対象作品: 大正天皇
主催: 毎日新聞社
結果: 受賞
講談社ノンフィクション賞
2008
対象作品: 滝山コミューン一九七四
主催: 講談社
結果: 受賞
司馬遼太郎賞
2008
対象作品: 昭和天皇
主催: 司馬遼太郎賞選考委員会
結果: 受賞
現代政治学会賞
2024
主催: 日本政治法律学会
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 大正天皇

    『大正天皇』は、原武史による評論・ノンフィクションで、毎日出版文化賞の受賞作として位置づけられる。受賞時の評価を軸に、個人の感覚や時代の空気を作品の形式に引き寄せて読ませる一作である。

    『大正天皇』は、原武史の表現が受賞によって広く注目された作品である。

    298ページ
    評論・ノンフィクション受賞作現代日本文学
司馬遼太郎賞 1回登壇
  1. 受賞作: 昭和天皇

    昭和天皇の政治的・家族的な関係を、近現代史の文脈から読み直す新書。神格化でも単純な告発でもなく、制度と個人のあいだにいた天皇像を探る。

    昭和天皇の政治的・家族的な関係を、近現代史の文脈から読み直す新書。

    224ページ
    昭和天皇近現代史皇室制度

作品

代表作

「民都」大阪対「帝都」東京――思想としての関西私鉄

1998年 歴史・思想史

大阪と東京の比較を通じて、近代日本における私鉄と都市形成の思想的意味を論じる。

鉄道都市史思想史私鉄

大正天皇

2000年 伝記・歴史

大正天皇の生涯と政治的役割を再検討し、その時代力学を描く伝記的研究。

天皇制近現代史政治史

滝山コミューン一九七四

2007年 ノンフィクション・社会史

滝山団地で1974年に起きたコミューン的な動きを史料と証言から描くルポルタージュ。

団地コミューン社会運動戦後史

昭和天皇

2008年 伝記・政治史

昭和天皇の姿を史料に基づき現代的に検討し、天皇制と近現代日本の関係を問い直す。

天皇政治史宗教と皇室近現代史
翻訳
  • 『昭和天皇―未卸下的神性光芒』(台湾・臺灣商務印書館、2008年)

鉄道ひとつばなし

2003年 エッセイ・ノンフィクション

鉄道を巡る随筆集。個人的体験と日本近現代史の断片を織り交ぜる。

鉄道随筆近現代史

全著作

  • 直訴と王権――朝鮮・日本の「一君万民」思想史
  • 〈出雲〉という思想――近代日本の抹殺された神々
  • 「民都」大阪対「帝都」東京――思想としての関西私鉄
  • 大正天皇
  • 可視化された帝国――近代日本の行幸啓
  • 皇居前広場
  • 鉄道ひとつばなし
  • 鉄道ひとつばなし2
  • 滝山コミューン一九七四
  • 昭和天皇
  • 沿線風景
  • 「鉄学」概論 車窓から眺める日本近現代史
  • 震災と鉄道
  • 団地の空間政治学
  • レッドアローとスターハウス もうひとつの戦後思想史
  • 知の訓練―日本にとって政治とは何か
  • 皇后考
  • 地形の思想史
  • 「線」の思考―鉄道と宗教と天皇と
  • 歴史のダイヤグラム 鉄道に見る日本近現代史
  • 最終列車
  • 戦後政治と温泉 箱根、伊豆に出現した濃密な政治空間
  • 象徴天皇の実像 「昭和天皇拝謁記」を読む
  • 日本政治思想史

作品の翻訳

  • 『直訴と王権』 韓国語訳(知識産業社、2000年)
  • 『昭和天皇』 台湾語訳(臺灣商務印書館、2008年)

作風・主題

文体
学術的でありながら一般読者にも読みやすい文体具体的な場所や事例に着目する記述(空間政治学的視点)
頻出モチーフ
鉄道団地天皇・皇室空間都市史行幸(行啓)

評価・遺産

空間政治学という視座から鉄道・団地・皇室研究を結びつけ、近現代日本史と政治思想史に新しい論点を提供した。専門書から一般書まで幅広い著述とメディア活動を通じて、学界外の読者にも影響を与えている。

関連学会

  • 日本政治法律学会
  • 日中文化交流協会

資料所蔵先

  • 国立国会図書館蔵書・資料
  • 明治学院大学図書館・研究資料
  • 放送大学教育振興会 出版資料

大衆文化への影響

  • 毎日放送『情熱大陸』出演(2005年)
  • NHK教育『知る楽 探究この世界』で「鉄道から見える日本」担当(2009年)
  • 朝日新聞土曜別刷り「be」で『歴史のダイヤグラム』を連載

豆知識

  • 幼少期からの鉄道ファンで、ダイヤ図を入手した経験を学者としての出発点に挙げている。
  • 2011年の東日本大震災で被災した三陸鉄道の支援として切符1000枚(約60万円相当)を購入した。
  • 日本経済新聞の記者として宮内庁デスクに所属し、昭和天皇の病状報道に関わったことがある。
  • ドキュメンタリー番組『情熱大陸』などメディアにも出演している。