日本の文学賞

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司馬遼太郎賞

しばりょうたろうしょう

司馬遼太郎の活動を記念し、文芸・学芸・ジャーナリズムの広い分野から創造性ある作品を選ぶ年次賞。

文芸学芸ジャーナリズム
創設年
1997
主催
司馬遼太郎記念財団
カテゴリー
文学総合・文芸総合
選考方式
選考
受賞対象
プロ
開催頻度
年1回
発表時期
12月頃
賞のステータス
活動中

説明

第8回までは個人やグループに授与されていたが、第9回以降は小説・評論作品に授与。毎年年末に発表され、翌年2月12日の菜の花忌シンポジウム会場で授賞式が行われる。選考は報道機関関係者らへのアンケート、マスコミ11社の候補選定委員会、選考委員の合議による3段階で行われる。

賞品

主賞品
懐中時計
賞金
1,000,000円

選考情報

選考プロセス

一次選考
審査員 報道機関関係者・作家・学者・文化人へのアンケート
二次選考
審査員 マスコミ11社の候補選定委員会による選定
最終選考
審査員 選考委員の合議

公式情報

http://www.shibazaidan.or.jp/shibasho/

過去の受賞者

麻田雅文 あさだ まさふみ 受賞
日ソ戦争 帝国日本最後の戦い
岡典子 おか のりこ 受賞

ナチ政権下で潜伏するユダヤ人を支えた無名のドイツ市民たちの行動を、具体的なエピソードの積み重ねでたどる。恐怖のなかでも他者を信じる人々の営みを掘り起こすノンフィクション。

語られてこなかった救援者たちの姿を、歴史の中から拾い上げる。

288ページ
ノンフィクション第二次世界大戦ユダヤ人ナチスドイツ史
平山周吉 ひらやま しゅうきち 受賞

満洲国の安定期に関わった軍人、官僚、財界人、文化人たちを36の人物像でたどり、植民地国家の実像を群像的に描き出す歴史ノンフィクション。建国と崩壊を直接語るのではなく、その中間にいた人々の姿から満洲を浮かび上がらせる。

満洲国を生きた人々の姿から、植民地国家の輪郭を立ち上げる。

568ページ
満洲国昭和史ノンフィクション植民地史群像
石川禎浩 いしかわ よしひろ 受賞

中国共産党の成立から百年にわたる変遷を、党の組織原理と権力形成の過程からたどる通史。革命政党から統治政党へ変わる過程を、史料に基づいて多角的に整理している。

中国共産党の百年史を、党の仕組みと権力の形成から読み解く。

376ページ
中国共産党中国近現代史党史権力構造革命
佐藤賢一 さとう けんいち 受賞
ナポレオン

フランス革命後の時代を背景に、ナポレオンの生涯と権力の上昇を描く歴史小説。

革命の熱の中から、英雄と権力者の顔が立ち上がる。

歴史
林新 はやし しん 受賞

林新と堀川惠子による犬養毅の新評伝。政党政治の激動期を生きた犬養木堂を、政治家としての孤独、言論、国家観から描き直す。

政界を駆けた孤狼、犬養木堂の生涯を新たに描く。

480ページ
犬養毅評伝政党政治近代日本ノンフィクション
堀川惠子 ほりかわ けいこ 受賞

林新と堀川惠子による犬養毅の新評伝。政党政治の激動期を生きた犬養木堂を、政治家としての孤独、言論、国家観から描き直す。

政界を駆けた孤狼、犬養木堂の生涯を新たに描く。

480ページ
犬養毅評伝政党政治近代日本ノンフィクション
朝井まかて あさい まかて 受賞

大坂商人の吉兵衛が、相続争いをきっかけに江戸を相手取る大勝負へ踏み出す時代小説。善悪が単純に割り切れない人間関係と商いの論理を、軽やかな筆致で描く。

伊達男の商人が、江戸を相手に一世一代の勝負へ挑む。

328ページ
時代小説大坂商人相続争い正義商い
奥山俊宏 おくやま としひろ 受賞
秘密解除 ロッキード事件

『秘密解除 ロッキード事件』は奥山俊宏の受賞対象作品。Amazon JP、NDL Search、Google Books で単行本・文庫・短編集としての識別子を確認できなかったため、掲載誌や募集結果の情報とは切り分けて扱う。

受賞記録から読む、奥山俊宏『秘密解除 ロッキード事件』の輪郭。

受賞作現代文学書誌確認
葉室麟 はむろ りん 受賞
鬼神の如く 黒田叛臣伝

『鬼神の如く 黒田叛臣伝』は葉室麟の受賞対象作品。Amazon JP、NDL Search、Google Books で単行本・文庫・短編集としての識別子を確認できなかったため、掲載誌や募集結果の情報とは切り分けて扱う。

受賞記録から読む、葉室麟『鬼神の如く 黒田叛臣伝』の輪郭。

受賞作現代文学書誌確認
飯嶋和一 いいじま かずいち 受賞
狗賓童子の島

狗賓童子の島は、飯嶋和一による受賞・候補作品。賞の記録で作品名は確認できるが、Amazon JP、NDL OPAC、出版社公式で同名の単行本・文庫・短編集として確実に対応する書誌を確認できなかったため、雑誌号や応募原稿の識別子は採用しない。

狗賓童子の島をめぐる確認済み情報を、受賞作データとして整理する。

受賞作未刊行確認文学賞
伊集院静 いじゅういん しずか 受賞

『ノボさん 小説 正岡子規と夏目漱石』は、伊集院静による司馬遼太郎賞の受賞作です。受賞時の作品名と著者情報に基づき、作品単位の書誌識別子を確認しました。

伊集院静の『ノボさん 小説 正岡子規と夏目漱石』は、司馬遼太郎賞で評価された作品です。

404ページ
受賞作現代文学書誌確認
沢木耕太郎 さわき こうたろう 受賞

『キャパの十字架』は、ロバート・キャパの写真「崩れ落ちる兵士」をめぐる謎を追うノンフィクションです。沢木耕太郎は撮影場所、撮影者、戦場の状況を検証し、写真が背負った神話と真実に迫る。

一枚の写真に刻まれた神話と疑問を、現地取材で追い詰める。

335ページ
ノンフィクションロバート・キャパ写真スペイン内戦検証
赤坂真理 あかさか まり 受賞

アメリカで暮らす少女の視点から、戦後日本、天皇制、家族の記憶を問い直す長編。個人史と国家の記憶が交錯し、平成の現在へ続く傷を描く。

少女の裁判劇を通して、戦後日本の未決の問いが浮かび上がる。

441ページ
戦後日本家族史歴史認識
片山杜秀 かたやま としひで 受賞

『未完のファシズム―「持たざる国」日本の運命』は、片山杜秀による受賞・候補対象作。人物の選択や時代背景、事件の推移を通じて、読者を作品世界へ引き込む構成を持つ。

『未完のファシズム―「持たざる国」日本の運命』は、受賞歴と書誌情報を確認できる片山杜秀の作品。

352ページ
文学賞対象作人間ドラマ物語性
辻原登 つじはら のぼる 受賞

江戸から対馬、朝鮮半島へと視野を広げ、馬と人の移動を通して境界の歴史を描く長編小説。歴史のうねりと個人の運命が交差する。

韃靼の馬は、辻原登の視点から題材の核心をたどる受賞作である。

639ページ
歴史小説対馬境界
伊藤之雄 いとう ゆきお 受賞

昭和天皇の生涯を政治史の文脈からたどる評伝。戦争、占領、戦後日本の形成を、天皇個人と制度の両面から検討する。

昭和天皇伝は、伊藤之雄の視点から題材の核心をたどる受賞作である。

588ページ
評伝昭和史政治史
楊海英 よう かいえい 受賞

内モンゴルで文化大革命期に起きた迫害と虐殺を、証言と資料をもとに描く上下巻の記録文学。個人の記憶を通じて、国家暴力が草原の生活と共同体をどう壊したかを追う。

名もなき死者たちの記憶から、草原に刻まれた暴力の歴史を掘り起こす。

300ページ
内モンゴル文化大革命虐殺証言民族史
宮本輝 みやもと てる 受賞
骸骨ビルの庭(上・下)

『骸骨ビルの庭(上・下)』は、宮本輝による2009年の受賞作です。刊行形態と書誌識別子は公開情報で単行本・文庫・短編集として確実に確認できる範囲に限定し、掲載誌や雑誌号の識別子は含めていません。

『骸骨ビルの庭(上・下)』は、宮本輝の受賞歴を語るうえで重要な作品です。

受賞作現代文学2009年
原武史 はら たけし 受賞

昭和天皇の政治的・家族的な関係を、近現代史の文脈から読み直す新書。神格化でも単純な告発でもなく、制度と個人のあいだにいた天皇像を探る。

昭和天皇の政治的・家族的な関係を、近現代史の文脈から読み直す新書。

224ページ
昭和天皇近現代史皇室制度
山室信一 やまむろ しんいち 受賞

憲法9条を戦後の外から与えられた理念としてではなく、近代日本の非戦論や平和思想の連なりから読み直す評論。第一次大戦後の戦争違法化の潮流と日本の思想史を結び、改憲論議に歴史的な射程を与える。

非戦の思想は、戦後突然現れたのではなく、地下水脈のように近代日本を流れていた。

304ページ
憲法9条非戦思想近代日本思想史平和主義
浅田次郎 あさだ じろう 受賞

『お腹召しませ』は浅田 次郎による作品。受賞対象として扱われた作品で、物語や論考の中心となる題材を通じて作者の関心が示される。

浅田 次郎の『お腹召しませ』。

251ページ
受賞作現代文学
長谷川毅 はせがわ たけし 受賞
暗闘 スターリン、トルーマンと日本降伏

『暗闘 スターリン、トルーマンと日本降伏』は長谷川 毅による作品。受賞対象として扱われた作品で、物語や論考の中心となる題材を通じて作者の関心が示される。

長谷川 毅の『暗闘 スターリン、トルーマンと日本降伏』。

受賞作現代文学
北方謙三 きたかた けんぞう 受賞

中国古典『水滸伝』を北方謙三が独自に再構成した大河小説。第一巻『曙光の章』から、腐敗した国家に抗う者たちが梁山泊へ向かう流れが始まる。

腐敗した世に抗う男たちの志が、梁山泊へと集まり始める。

392ページ
歴史小説反乱群像劇
松本健一 まつもと けんいち 受賞
池澤夏樹 いけざわ なつき 受賞
杉山正明 すぎやま まさあき 受賞
宮部みゆき みやべ みゆき 受賞
山内昌之 やまうち まさゆき 受賞
関川夏央 せきかわ かお 受賞
青森県教育庁三内丸山遺跡発掘調査チーム あおもりけんきょういくちょう さんないまるやまいせき はっくつちょうさちーむ 受賞
宮城谷昌光 みやぎたに まさみつ 受賞
宮崎駿 みやざき はやお 受賞
塩野七生 しおの ななお 受賞
立花隆 たちばな たかし 受賞