日本の文学賞

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今井 絵美子

いまい えみこ

Imai Emiko

プロフィール

性別
女性
生誕
1945-07-02 (広島県福山市)
死没
2017-10-08 (広島県福山市) 72歳
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
広島県福山市 → 東京都(成城大学在学)

経歴

職業
小説家, 時代小説作家, 画廊経営者, テレビプロデューサー
活動期間
2002年〜2017年
ノミネート
第2回中・近世文学大賞 最終候補(2002年), 第21回中山義秀文学賞 候補(2015年)

学歴

成城大学
文芸学部
学位: Bachelor's degree
国: 日本

受賞歴

大阪女性文芸賞
1998
対象作品: もぐら
結果: 佳作 (Honorable mention)
北日本文学賞
2000
対象作品: 母の背中
結果: 選奨 (Selected)
中・近世文学大賞
2002
対象作品: 蘇鉄のひと 玉蘊
結果: 最終候補 (Finalist)
九州さが大衆文学賞(笹沢左保賞)
2003
対象作品: 小日向源伍の終わらない夏
部門: 大賞 (Grand Prize)
結果: 受賞 (Winner)
歴史時代作家クラブ賞
2015
対象作品: 立場茶屋おりきシリーズ
部門: シリーズ賞 (Series Prize)
結果: 受賞 (Winner)
中山義秀文学賞
2015
対象作品: 群青のとき
結果: 候補作 (Nominated)

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 小日向源伍の終わらない夏

    九州さが大衆文学賞の大賞に選ばれた歴史・時代小説。小日向源伍という人物の終わらない夏を題名に掲げ、季節の熱気と人生の未決着を重ねる大衆文学作品として位置づけられる。

    終わらない夏の熱気が、小日向源伍の人生を物語へ押し出す。

    時代小説人物大衆文学九州さが大衆文学賞
  1. 受賞作: 群青のとき

    幕末の老中・阿部正弘を中心に、黒船来航と内政不安に揺れる時代を描く歴史小説。

    若き老中は、揺らぐ国の未来を背負って難局に立つ。

    301ページ
    幕末阿部正弘
  1. 受賞作: 立場茶屋おりきシリーズ

    江戸の茶屋を舞台に、市井の人々の事情と人情を描く長期時代小説シリーズ。穏やかな語り口の中に、支え合って生きる人々の姿がある。

    茶屋に集う人々の喜怒哀楽が、江戸の暮らしを温かく照らす。

    時代小説江戸人情シリーズ

作品

代表作

蘇鉄のひと 玉蘊

2002年 時代小説

デビュー作。中・近世を題材に、人々の運命や家族関係を丁寧に描いた長編。

家族運命時代と人間

小日向源伍の終わらない夏

2003年 時代小説

九州さが大衆文学賞大賞受賞作。個人の暮らしと時代背景を織り交ぜた人情物語。

人情季節と記憶地域社会

さくら舞う

2006年 時代小説(立場茶屋おりきシリーズ)

立場茶屋おりきシリーズの一作。茶屋を拠点に市井の人々の交流や人情を描く。

町人の暮らし商いと人情家族の絆

群青のとき

2014年 時代小説

歴史的背景を踏まえ登場人物の内面を掘り下げる長編。中山義秀文学賞の候補作に選出。

個人の内面歴史と記憶

いつもおまえが傍にいた

2016年 エッセイ

エッセイ集。飼い猫キャシーや身辺の出来事を綴った短文が収められている。

日常ペットと暮らし回想

全著作

  • 蘇鉄のひと 玉蘊
  • 蘇鉄の女(改題)
  • 小日向源伍の終わらない夏
  • さくら舞う
  • 行合橋
  • 秋の蝶
  • 月影の舞
  • 秋蛍
  • 忘れ雪
  • 若菜摘み
  • 母子草
  • 願の糸
  • 雪割草
  • 虎が雨
  • こぼれ萩
  • 泣きのお銀
  • 品の月
  • 極楽日和
  • 凛として
  • 花かがり
  • 君影草
  • 指切り
  • 由縁の月
  • 佐保姫
  • 一流の客
  • すみれ野
  • 幸せのかたち
  • 永遠に
  • 雁渡り
  • 寒雀
  • 虎落笛
  • 夜半の春
  • 雲雀野
  • 夢おくり
  • 泣きぼくろ
  • なごり月
  • 雪の声
  • 花筏
  • 紅染月
  • 木の実雨
  • 眠れる花
  • 忘憂草
  • 友よ
  • 寒さ橋
  • 梅雨の雷
  • 麦笛
  • きっと忘れない
  • 秋暮るる
  • 青き踏む
  • 親鳥子鳥
  • 泣くにはよい日和
  • 禊川
  • 忘れ扇
  • 寒紅梅
  • 十六年待って
  • 望の夜
  • 赤まんま
  • 霜しずく
  • 紅い月
  • 残りの秋(とき)
  • 夢草紙人情おかんヶ茶屋
  • 縁の糸
  • 今夜だけ
  • 夏花
  • うつし花
  • 雪まろげ
  • 優しい嘘
  • 母子燕
  • 星の契
  • 梅の香
  • 暮れがたき
  • 恋しい
  • 夢の夢こそ
  • 鷺の墓
  • 雀のお宿
  • 花あらし
  • 儚月
  • 美作の風
  • 綺良のさくら
  • ぶぶ漬屋稲茶にございます

作風・主題

文体
丁寧で抒情的な文体人情味あふれる語り口時代考証に基づく写実的描写
頻出モチーフ
町人・商人の生活母子関係女性たちの生き方小さな日常の中の人情

健康

  • 乳がん(ステージ4)
    2015-2017
    2015年にステージ4と診断。闘病中も執筆を継続し、2017年に死去。

評価・遺産

時代小説を中心に多数のシリーズ作品を執筆し、地域の文学館で顕彰されるなど地方文学への貢献が評価された。九州さが大衆文学賞など受賞歴がある。

記念館・博物館

  • ふくやま文学館 広島県福山市

関連学会

  • 歴史時代作家クラブ

資料所蔵先

  • ふくやま文学館 所蔵資料
  • 国立国会図書館 典拠記録

引用

  • 命に代えて書き続ける
    出典: 読売新聞(インタビュー記事) (2017年)

豆知識

  • 成城大学文芸学部を卒業。
  • 小説家デビューは2002年、デビュー作は『蘇鉄のひと 玉蘊』。
  • 2003年に『小日向源伍の終わらない夏』で九州さが大衆文学賞(笹沢左保賞)大賞を受賞。
  • 2015年にステージ4の乳がんと診断され、闘病中も執筆を続けた。
  • 生前飼っていた猫「キャシー」が話題になり、死後に保護団体で里親募集が報じられた。
  • 写真家・谷口雅彦が撮影した肖像写真がふくやま文学館の展示ポスター等に使用された。