双葉推理賞
1回登壇
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第3回(1968年) 佳作(第一席)受賞作: 凍土のなかから
凍てついた土地の感覚を背景に、事件の奥にある人間の執念を描く推理短編。冷えた風景と心理の硬さが結びつく。
凍土のなかからは、稲見一良の表現を推理短編として伝える作品。
推理短編寒冷地
いなみ いつら
Inami Itsura
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1968 | 双葉推理賞 | 凍土のなかから | — | 『推理ストーリー』(双葉社) | 佳作第1席(第3回) |
| 1991 | 山本周五郎賞 | ダック・コール | — | 山本周五郎賞選考委員会 | 受賞 |
| 1991 | 日本冒険小説協会大賞(最優秀短編賞) | ダック・コール | 短編 | 日本冒険小説協会 | 最優秀短編賞(受賞) |
| 1993 | 日本冒険小説協会大賞(最優秀短編賞) | セント・メリーのリボン | 短編 | 日本冒険小説協会 | 最優秀短編賞(受賞) |
| 1993 | 内藤陳特別賞 | その全ての愛しき名作 | — | 日本冒険小説協会大賞選考委員会 | 特別賞贈呈 |
凍てついた土地の感覚を背景に、事件の奥にある人間の執念を描く推理短編。冷えた風景と心理の硬さが結びつく。
凍土のなかからは、稲見一良の表現を推理短編として伝える作品。
『ダック・コール』は、野鳥に魅せられた男たちの夢と幻想を描く稲見一良の連作集である。狩猟、自然、孤独、男たちの誇りが、乾いた抒情とともに結びつく。
野鳥を追う男たちの夢と傷を、静かな幻想性で描いた連作集。
1989年刊の書き下ろし長編。猟や銃器に関する細やかな描写と、ニヒリズム的な主人公像を特徴とするハードボイルド作品。
1991年刊の短編集。猟や病、少年の視点を取り入れた短編を収め、山本周五郎賞などを受賞した代表作の一つ。
1993年刊の短編集。『花見川の要塞』や『焚火』『終着駅』などを収録し、日本冒険小説協会大賞最優秀短編賞を受賞した。
1994年刊。猟や地方の景色、登場人物の孤独を描く短編を中心に収録した作品集。
猟犬や猟を題材にした短編を集めた作品。作者の趣味であった猟銃知識が色濃く出た短編群を収録する。
稲見一良は猟銃に関する知識を生かしたハードボイルドな推理短編・中編を多く残し、1991年の『ダック・コール』で山本周五郎賞をはじめ複数の賞を受賞した。短い活動期間ながら個性的な文体と題材で評価され、死後も短編集やエッセイ集が刊行された。