日本の文学賞

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苅谷 剛彦

かりや たけひこ

Kariya Tsuyohiko

プロフィール

性別
男性
生誕
1955-12-19 (東京都)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
東京都 → オックスフォード(イギリス)

経歴

職業
社会学者, 教育社会学者, 大学教授
活動期間
1980年〜
所属
東京大学大学院教育学研究科 教授, オックスフォード大学 社会学科・現代日本研究所 教授, セント・アントニーズ・カレッジ フェロー, 東京大学教育学部附属中等教育学校 校長(元)
所属団体
セント・アントニーズ・カレッジ フェロー
影響を受けた人物
ピエール・ブルデュー

学歴

東京都立墨田川高等学校
国: 日本
出身校
東京大学
教育学部 / 教育学
学位: 学士
国: 日本
学部卒業
東京大学大学院教育学研究科
教育学研究科 / 教育学
学位: 修士
国: 日本
修士課程修了
ノースウェスタン大学
大学院 / 社会学
学位: Ph.D
国: アメリカ合衆国
博士課程修了(社会学)

受賞歴

紫綬褒章
2023
主催: 内閣府(日本)
結果: 受章

受賞・候補エディション

  1. 『階層化日本と教育危機』は、苅谷 剛彦による教育社会学。学力と意欲の格差を社会階層の再生産として捉え、日本の教育が抱える危機を論じる。

    階層化日本と教育危機は、題名が呼び込む世界を手がかりに、人や時代の輪郭を静かに浮かび上がらせる。

    245ページ
    社会分析制度現代日本
  1. 戦後日本が近代化の遅れをどう意識し、追いついた後にどのような自己像を失ったのかを、教育政策と言説の変化から読み解く社会史・教育社会学の著作。参照すべき近代モデルを失った社会の現在を考える。

    追いつく目標を失った戦後日本の自己像を、教育から読み解く。

    412ページ
    戦後日本教育社会学近代化自己像

作品

代表作

学校・職業・選抜の社会学――高卒就職の日本的メカニズム

1991年 学術書

高卒就職をめぐる日本特有のメカニズムを社会学的に分析し、学校・職業・選抜の関係を論じる。

教育社会学就職選抜社会階層

大衆教育社会のゆくえ――学歴主義と平等神話の戦後史

1995年 学術書

戦後日本における学歴主義と「平等神話」がどのように生成・再生産されてきたかを歴史的・社会学的に考察する。

学歴主義平等神話戦後史教育制度

学力と階層 教育の綻びをどう修正するか

2008年 一般向けの学術書

学力格差と社会階層の関連を分析し、教育政策や制度の改善可能性を検討する。

学力格差社会階層教育政策

教育と平等‐大衆教育社会はいかに生成したか

2009年 中公新書(一般向けノンフィクション)

大衆教育社会の成立過程を通して教育と平等の関係を整理し、現代の課題を提示する。

大衆教育平等教育史

オックスフォードからの警鐘 グローバル化時代の大学論

2017年 中公新書(評論)

グローバル化と大学改革の潮流を批判的に検討し、日本の大学教育への警鐘を鳴らす。

大学教育グローバル化高等教育改革

追いついた近代消えた近代 戦後日本の自己像と教育

2019年 学術書

戦後日本の自己像と教育観の変遷を分析し、近代化の過程と教育の役割を論じる。

近代化自己像教育史

コロナ後の教育へ-オックスフォードからの提唱

2020年 評論・提言

COVID-19後の教育の在り方を論じ、大学や学校の運営・学びの再設計について提言する。

教育再設計パンデミックと教育オンライン教育

日本人の思考 : ニッポンの大学教育から習性を読みとく

2025年 中公新書(評論)

大学教育を手がかりに、日本人の思考様式や学習習慣を読み解き、教育の課題を提示する。

大学教育思考様式教育文化

全著作

  • 学校・職業・選抜の社会学――高卒就職の日本的メカニズム(1991)
  • アメリカの大学・ニッポンの大学――TA・シラバス・授業評価(1992/改訂版2012)
  • 大衆教育社会のゆくえ――学歴主義と平等神話の戦後史(1995)
  • 知的複眼思考法(1996)
  • 学校って何だろう(1998)
  • 階層化日本と教育危機(2001)
  • 教育改革の幻想(2002)
  • 学力と階層(2008)
  • 教育と平等(2009)
  • オックスフォードからの警鐘(2017)
  • 追いついた近代消えた近代(2019)
  • コロナ後の教育へ(2020)
  • 日本人の思考(2025)

作風・主題

文体
学術的で論理的な分析を基盤とする筆致一般読者に向けた平易な説明も交える
頻出モチーフ
学歴社会社会階層の再生産教育改革への批判平等神話の検証

評価・遺産

教育社会学の分野で、日本の学歴社会や教育改革の問題点を明らかにした研究者。東京大学での教育・研究、オックスフォード大学での国際的な活動を通じて、政策議論や教育論への影響力を持つ。著作は学界と一般向けの両面で読まれている。

関連学会

  • 日本社会学会
  • 日本教育社会学会

資料所蔵先

  • 東京大学附属図書館 教育資料室

豆知識

  • 2009年に東京大学を辞職しオックスフォード大学の職に就いた。
  • 東京大学教育学部附属中等教育学校の校長を務めた経験がある。
  • 2023年に紫綬褒章を受章した。