日本の文学賞

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小檜山 繁子

こひやま しげこ

Kobiyama Shigeko

プロフィール

性別
女性
生誕
1931-05-16 (樺太)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
樺太(出生) → 福島県喜多方市(1947年転居) → 東京(療養・滞在)

経歴

職業
俳人
活動期間
1955年〜
所属
寒雷(俳句結社), 槌の会(代表)
影響を受けた人物
加藤楸邨, 鯨井喬(野口大輔)

受賞歴

寒雷集賞
1971
主催: 寒雷
結果: 受賞
清山賞(寒雷同人賞)
1972
主催: 寒雷
結果: 受賞
現代俳句協会賞
1974
主催: 現代俳句協会
結果: 受賞
現代俳句協会大賞
2011
主催: 現代俳句協会
結果: 受賞
小野市詩歌文学賞
2012
対象作品: 坐臥流転
主催: 小野市
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 坐臥流転

    『坐臥流転』は小檜山繁子の第七句集。前句集『流水』に続き、平成十七年から二十三年半ばまでの作品を収め、自然の微細な動きと時間の流れを俳句の凝縮した言葉でとらえる。

    六年半の句作から、雲、雪、胡桃の皺までを静かな時間のうねりとして編む。

    211ページ
    俳句自然時間記憶季節

作品

代表作

流砂

1975年 俳句句集

初期の句集。流動する自然と個の感情を短い言葉でとらえる作品群。

流れ自然季節

蝶まんだら

1984年 俳句句集

象徴的なモチーフ(蝶)を用い、内面風景と自然を重ねる句が多い。

象徴内面

紙衣

1986年 俳句句集

身体や病と向き合う視線を含む句が見られる作品。

身体回復

小檜山繁子句集

1994年 俳句句集

これまでの句をまとめた句集。作風の変遷が読み取れる。

回顧流れ季節

乱流

1997年 俳句句集

題名通り混沌や変動を詠んだ句を収める。

混沌変化自然

流速

1999年 俳句句集

流れの速度や時間経過をテーマにした句が目立つ。

時間流れ移動

流水

2005年 俳句句集

水や流れをめぐる句が中心。成熟した作風を示す。

流れ成熟

全著作

  • 流砂(1975年)
  • 蝶まんだら(1984年)
  • 紙衣(1986年)
  • 小檜山繁子句集(1994年)
  • 乱流(1997年)
  • 流速(1999年)
  • 流水(2005年)

作風・主題

文体
簡潔で抒情的な俳風自然描写と内面的省察の融合
頻出モチーフ
流れ故郷季節の変化

健康

  • 肺結核
    1951年頃から療養期間あり
    長期療養が創作と生活に影響を与え、作風にも反映された。

評価・遺産

戦前の樺太生まれという背景と療養生活を経て、流動性や病、故郷を主題にした作風で評価された20〜21世紀の女性俳人。現代俳句協会賞や大賞などを受賞し、俳句界での地位を確立した。

関連学会

  • 現代俳句協会

豆知識

  • 樺太(現サハリン)出身で、1947年に福島県喜多方市へ転居した。
  • 1951年に肺結核と診断され療養生活を送った。
  • 1965年以降『寒雷』に所属し、1971年に寒雷集賞を受賞した。
  • 1984年に『槌の会』を発足し代表を務めた。
  • 2011年に現代俳句協会大賞、2012年に小野市詩歌文学賞を受賞している。