日本の文学賞

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駒村 吉重

こまむら よししげ

Komamura Yoshishige

プロフィール

性別
男性
生誕
長野県
国籍
日本
言語
日本語

経歴

職業
ノンフィクション作家, 記者(元)
活動期間
1997年〜

学歴

帝京大学
経済学部
国: 日本
大学在学中は空手道部に所属

受賞歴

開高健ノンフィクション賞(優秀賞)
2003
対象作品: ダッカへ帰る日(故郷を見失ったベンガル人)
主催: 集英社(開高健ノンフィクション賞運営)
結果: 優秀賞
小学館ノンフィクション大賞
2007
対象作品: 煙る鯨影
主催: 小学館
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: ダッカへ帰る日:故郷を見失ったベンガル人

    『ダッカへ帰る日:故郷を見失ったベンガル人』は、駒村吉重によるノンフィクション作品。受賞時の評価対象として、題名が示す情景や人物の動きを軸に、短い形式の中にも時間の厚みを感じさせる作品である。

    ダッカへ帰る日:故郷を見失ったベンガル人という題名が、作品の中心にある気配と緊張を端的に伝えている。

    取材社会個人史
  1. 受賞作: 煙る鯨影

    和歌山県太地や千葉県和田、北海道網走などに残る小型商業捕鯨の現場を追うノンフィクション。鯨を追う男たちの仕事、海の気配、捕鯨をめぐる社会の視線を描き、日本の沿岸捕鯨の現在を伝える。

    煙る海に鯨を追う船から、沿岸捕鯨の現在が見えてくる。

    272ページ
    捕鯨海の仕事ノンフィクション地域文化

作品

代表作

ダッカへ帰る日 故郷を見失ったベンガル人

2003年 ノンフィクション

バングラデシュのダッカをめぐる移民や故郷を失った人々の生活と背景を丹念に取材したルポルタージュ。

移民アイデンティティ都市の周縁

父から「外人部隊」の息子へ

2004年 ノンフィクション

家族史や軍隊にまつわる記憶を軸に個人史と社会史を重ね合わせるノンフィクション。

家族史軍と市民

煙る鯨影

2008年 ノンフィクション

海や捕鯨を巡る現場取材を通じて、地域社会と自然の関係を描いたルポルタージュ。

自然と社会地域文化

君は隅田川に消えたのか―藤牧義夫と版画の虚実

2011年 ノンフィクション

版画家・藤牧義夫の作家論や作品をめぐる調査と考察を収めた一冊。

美術表現と虚実

山靴の画文ヤ 辻まことのこと

2013年 エッセイ/ノンフィクション

画家・辻まことの仕事と人物像を紹介する画文集的エッセイ。

美術作家論

おぎにり

2018年 エッセイ/随筆

日常の断片や取材をもとにした短編的なエッセイ集。

日常記憶

全著作

  • ダッカへ帰る日 故郷を見失ったベンガル人(集英社)2003
  • 父から「外人部隊」の息子へ(新潮社)2004
  • 煙る鯨影(小学館)2008
  • 君は隅田川に消えたのか―藤牧義夫と版画の虚実(講談社)2011
  • 山靴の画文ヤ 辻まことのこと(山川出版社)2013
  • おぎにり(未知谷)2018

作風・主題

文体
現地取材重視のルポルタージュ客観的かつ詳細な描写
頻出モチーフ
社会の周縁にいる人々移民・越境美術と記憶

評価・遺産

駒村吉重は長年の現地取材に基づくノンフィクション作品で評価され、開高健ノンフィクション賞優秀賞や小学館ノンフィクション大賞などを受賞。社会の周縁や文化・美術を題材に据えた繊細な記述で知られる。

豆知識

  • 1997年から約1年半モンゴルに滞在し、帰国後に取材・執筆活動を開始した。
  • 大学時代は帝京大学の空手道部に所属していた。
  • 開高健ノンフィクション賞(優秀賞)と小学館ノンフィクション大賞を受賞している。