日本の文学賞

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櫛木 理宇

くしき りう

Kushiki Riu

ペンネーム: 串木里有投稿時に使用したペンネーム

プロフィール

性別
女性
生誕
1972-07-29 (新潟県)
国籍
日本
言語
日本語

経歴

職業
小説家
活動期間
2012年〜
影響を受けた人物
ジョン・ソール, ルース・レンデル, シャーリイ・ジャクスン, コリン・ウィルソン
ノミネート
大藪春彦賞候補(『死蝋の匣』、2025年)

受賞歴

日本ホラー小説大賞(読者賞)
2012
対象作品: ホーンテッド・キャンパス
部門: 読者賞
主催: 角川書店
結果: 受賞
小説すばる新人賞
2012
対象作品: 赤と白
主催: 集英社
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 赤と白

    冬の町で孤独を抱える少女たちの心の闇を、閉塞感とともに描き出す小説。

    白い町で、少女たちの闇が静かに深まる。

    304ページ
    少女閉塞家族心の闇
  1. 幽霊が見えてしまう怖がりの大学生・八神森司が、片想いの相手こよみのいるオカルト研究会で怪異相談に巻き込まれていく青春ホラー。怖さと恋愛のもどかしさ、大学サークルの軽やかさを組み合わせたシリーズ第1作。

    怖がりなのに霊が見える青年が、恋と怪異のためにオカルト研究会へ足を踏み入れる。

    288ページ
    青春ホラー大学サークル片想い

作品

代表作

ホーンテッド・キャンパス

2012年 ホラー、青春、ミステリー

学園を舞台に若者たちが遭遇する怪異を描くシリーズ。櫛木のデビュー作で、読者賞を受賞した。

学園幽霊青春友情謎解き
映像化・舞台化
  • [映画] ホーンテッド・キャンパス / 竹本聡志 (2016)

赤と白

2013年 青春小説

人間関係や成長を繊細に描いた長編。第25回小説すばる新人賞受賞作。

青春家族成長葛藤

チェインドッグ(改題:死刑にいたる病)

2015年 ミステリー、犯罪小説

犯罪と心理を描く長編。2015年刊『チェインドッグ』を改題した作品で、2022年に映画化された。

犯罪心理復讐倫理
映像化・舞台化
  • [映画] 死刑にいたる病 / 白石和彌 (2022)

鵜頭川村事件

2018年 ミステリー、ホラー

地方の村で起きた不可解な事件を巡る長編。WOWOWでドラマ化された。

村社会秘密事件人間の暗部
映像化・舞台化
  • [テレビドラマ] 鵜頭川村事件 (2022)

虜囚の犬

2020年 ホラー、ミステリー

元家裁調査官・白石洛を主人公にしたシリーズの一作。司法や家族の問題を扱う。

司法家族暴力真相解明

全著作

  • ホーンテッド・キャンパスシリーズ
  • ドリームダスト・モンスターズ
  • ドリームダスト・モンスターズ 白い河、夜の船
  • ドリームダスト・モンスターズ 眠り月は、ただ骨の冬
  • 虜囚の犬
  • 死蝋の匣
  • 殺人依存症
  • 残酷依存症
  • 監禁依存症
  • 灰いろの鴉
  • 業火の地
  • 凶獣の村
  • 赤と白
  • 避雷針の夏
  • 寄居虫女(ヤドカリオンナ)
  • 侵蝕 壊される家族の記録
  • お城のもとの七凪町 骨董屋事件帖
  • チェインドッグ
  • 死刑にいたる病
  • 世界が赫に染まる日に
  • FEED
  • 少女葬(FEED 改題)
  • 僕とモナミと、春に会う
  • 209号室には知らない子供がいる
  • 瑕死物件 209号室のアオイ
  • アンハッピー・ウエディング 結婚の神様
  • 鵜頭川村事件
  • ぬるくゆるやかに流れる黒い川
  • 虎を追う
  • 死んでもいい
  • 老い蜂(改題:執着者)
  • 氷の致死量
  • 少年籠城
  • 骨と肉
  • 逃亡犯とゆびきり
  • ふたり腐れ

翻案

  • ホーンテッド・キャンパス(映画、2016年)
  • 死刑にいたる病(映画、2022年)
  • 鵜頭川村事件(テレビドラマ、2022年)

作風・主題

文体
緊張感のある描写日常と非日常の境界を曖昧にする文体心理描写を重視するリアリスティックな筆致
頻出モチーフ
家族の崩壊依存と執着狂気の兆候閉鎖空間(村・学園)

評価・遺産

ホラーとミステリーを横断する作風で注目を集め、デビュー以降映画・テレビ化が複数行われた。新人賞受賞を経てジャンルを越えた評価を得ている若手作家の一人として位置づけられている。

大衆文化への影響

  • 『ホーンテッド・キャンパス』が映画化され、若年層向けホラーの広がりに影響を与えた。
  • 『死刑にいたる病』の映画化で社会派ミステリーとしての注目を集めた。

引用

  • ホラーは日常の中に潜む違和感を描くことで、読者の心に長く残るものになると思っています。
    出典: インタビュー『ファンタジーへの誘い — ストーリーテラーのことのは』徳間書店、2016年 (2016年)

豆知識

  • 投稿時のペンネームは「串木里有」であった。
  • 大学卒業後にアパレルメーカーや建設会社で勤務した経験がある。
  • 代表作のいくつかが映画・テレビドラマ化されている。
  • X(旧Twitter)で情報発信を行っている(@kushikiRiu)。
  • 2025年に『死蝋の匣』が大藪春彦賞の候補作となった。