日本の文学賞

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三国 美千子

みくに みちこ

Mikuni Michiko

プロフィール

性別
女性
生誕
1978-00-00 (大阪府)
国籍
日本
言語
日本語

経歴

職業
小説家
活動期間
2018年〜
ノミネート
第43回野間文芸新人賞 候補(『骨を撫でる』)

学歴

近畿大学大学院 文芸学研究科
文芸学研究科
国: 日本
近畿大学大学院文芸学研究科修了

受賞歴

新潮新人賞
2018
対象作品: いかれころ
主催: 新潮社
結果: Winner
三島由紀夫賞
2019
対象作品: いかれころ
主催: 三島由紀夫賞選考委員会
結果: Winner
野間文芸新人賞
2021
対象作品: 骨を撫でる
主催: 講談社
結果: Nominated

受賞・候補エディション

新潮新人賞 1回登壇
  1. 受賞作: いかれころ

    南大阪の一族をめぐる縁談と家のしがらみを、幼い娘の視点で見つめる。世間体や血縁の圧力が渦巻く場で、本人の意思を超えて進む結婚の話が、河内弁の響きとともに立ち上がる新潮新人賞受賞作。

    「ほんま私は、いかれころや」――母のことばを軸に、家の圧力と親族の思惑がぶつかる。

    152ページ
    家族縁談大阪河内弁世間体因襲
三島由紀夫賞 1回登壇
  1. 受賞作: いかれころ

    南大阪の一族に持ち上がった縁談を、幼い奈々子の視点から描くデビュー作。河内の言葉と家制度の空気のなかで、母、祖父母、父、叔母、親戚たちの思惑や差別意識が、日常の会話と身ぶりのなかに浮かび上がる。

    幼い目が見つめる家の喧噪から、土地に染みついた因習と差別が立ち上がる。

    160ページ
    家制度結婚差別南大阪幼児の視点

作品

代表作

いかれころ

2019年 小説

デビュー作。2018年に『新潮』誌で初出し、2019年に新潮社から単行本化された作品。独特の語り口で日常のずれや孤独、親密さの揺らぎを描き、評価を受けた。

孤独日常のズレ親密さの揺らぎ

骨を撫でる

2021年 小説

2021年刊。身体や記憶、死生観を巡るテーマを繊細に描いた作品で、第43回野間文芸新人賞の候補となった。

身体記憶死生観喪失

全著作

  • いかれころ(2019年、新潮社)
  • 骨を撫でる(2021年、新潮社)
  • お面(『新潮』2020年12月号/単行本未収録)
  • 霊たち(『新潮』2022年5月号/単行本未収録)
  • ズッキーニ病(『新潮』2025年4月号/単行本未収録)

作風・主題

文体
内省的な語り現代生活の繊細な観察心理描写に重心を置く文体
頻出モチーフ
孤独身体と記憶日常の異化親密さの崩れ

評価・遺産

三国美千子は2018年の新潮新人賞受賞を機に注目を集め、2019年の三島由紀夫賞受賞で一層認知を得た若手作家である。現代の細部や個人の内面を繊細に描く作風が評価され、近年の日本文学における有望な声の一つとされる。

豆知識

  • 1978年生(生年月日の月日非公開)。
  • 大阪府出身。
  • 近畿大学大学院文芸学研究科修了。
  • 2018年『いかれころ』で新潮新人賞を受賞してデビュー。
  • 2019年に同作で第32回三島由紀夫賞を受賞。
  • 『骨を撫でる』は第43回野間文芸新人賞の候補となった。