日本の文学賞

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西川 美和

にしかわ みわ

Nishikawa Miwa

プロフィール

性別
女性
生誕
1974-07-08 (広島県広島市安佐南区)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
広島県広島市安佐南区 → 東京都

経歴

職業
映画監督, 脚本家, 小説家
活動期間
2002年〜
所属
株式会社 分福
影響を受けた人物
是枝 裕和, 諏訪 敦彦
ノミネート
第20回三島由紀夫賞候補(『ゆれる』ノベライズ), 第141回直木賞候補(『きのうの神さま』), 第28回山本周五郎賞候補(『永い言い訳』), 第153回直木賞候補(『永い言い訳』)

学歴

ノートルダム清心中学校・高等学校
国: 日本
カトリック系の中高一貫校に通学
早稲田大学第一文学部
第一文学部 / 美術史学専修
国: 日本
卒論題は「地獄絵の東西比較」

受賞歴

最優秀脚本賞
2010
対象作品: ディア・ドクター
主催: 日本アカデミー賞
結果: Winner
監督賞
2007
対象作品: ゆれる
主催: ブルーリボン賞
結果: Winner
監督賞
2010
対象作品: ディア・ドクター
主催: ブルーリボン賞
結果: Winner
監督賞
2022
対象作品: すばらしき世界
主催: ブルーリボン賞
結果: Winner
監督賞
2007
対象作品: ゆれる
主催: 日本映画プロフェッショナル大賞
結果: Winner
新人監督賞
2004
対象作品: 蛇イチゴ
主催: 日本映画プロフェッショナル大賞
結果: Winner
最優秀監督賞
2006
対象作品: ゆれる
主催: 高崎映画祭
結果: Winner
最優秀監督賞
2013
対象作品: 夢売るふたり
主催: 高崎映画祭
結果: Winner
日本映画大賞
2006
対象作品: ゆれる
主催: 毎日映画コンクール
結果: Winner
監督賞
2016
対象作品: 永い言い訳
主催: 毎日映画コンクール
結果: Winner
ベスト・ワン
2010
対象作品: ディア・ドクター
主催: キネマ旬報
結果: Winner
脚本賞
2007
対象作品: ゆれる
主催: キネマ旬報
結果: Winner
脚本賞
2010
対象作品: ディア・ドクター
主催: キネマ旬報
結果: Winner
戯曲・シナリオ賞(読売文学賞)
2007
対象作品: ゆれる(脚本)
主催: 読売新聞社/読売文学賞
結果: Winner
文部科学大臣新人賞(芸術選奨)
2009
対象作品: ディア・ドクター
主催: 芸術選奨
結果: Winner
作品賞
2007
対象作品: ゆれる
主催: ヨコハマ映画祭
結果: Winner
作品賞
2009
対象作品: ディア・ドクター
主催: 日刊スポーツ映画大賞
結果: Winner
監督賞
2009
対象作品: ディア・ドクター
主催: 報知映画賞
結果: Winner
脚本賞
2017
対象作品: 永い言い訳
主催: 日本映画批評家大賞
結果: Winner
特別女性監督賞
2007
対象作品: ゆれる
主催: 日本映画批評家大賞
結果: Winner

受賞・候補エディション

読売文学賞 1回登壇
  1. 受賞作: ゆれる

    『ゆれる』は、西川美和による作品で、2006年の読売文学賞で受賞に選ばれた。

    読売文学賞で評価された西川美和の作品。

    読売文学賞受賞
三島由紀夫賞 1回登壇
  1. 受賞作: ゆれる

    『ゆれる』は西川 美和による文学作品。受賞・候補歴を通じて読者に知られ、人物の感情や時代の空気を物語の中で丁寧に描いている。

    西川 美和『ゆれる』。作品の核にある感情と時代の手触りをたどる一作。

    220ページ
    文学人間関係記憶社会
  1. 『ディア・ドクター』は、西川美和による映画脚本・小説。人物の選択、関係の揺れ、場面ごとの緊張を通じて、読者を作品世界へ導く。

    『ディア・ドクター』は、映画脚本・小説としての輪郭と受賞作らしい焦点を備えた一作。

    177ページ
    受賞作人物関係映画脚本・小説

作品

代表作

蛇イチゴ

2002年 映画(ブラックコメディ)

自身のオリジナル脚本で監督デビューした長編。日本の典型的な家族の崩壊をシニカルに描くブラックコメディ。

家族の崩壊ブラックユーモア夢を起点とした創作

female(「女神のかかと」)

2005年 オムニバス映画(短編)

乃南アサの短編を脚色・演出した短編「女神のかかと」を収めたオムニバス作品の一篇。

女性の視点短編の技巧

ゆれる

2006年 ドラマ

オリジナル脚本による長編。友情と家族、罪と記憶をめぐる物語で、監督週間でカンヌ国際映画祭に正式出品されロングランヒットとなった。

友情罪と記憶家族の葛藤
映像化・舞台化
  • [小説(ノベライズ)] ゆれる(ノベライズ) (2006)

ユメ十夜(第九話)

2007年 オムニバス映画(原作:夏目漱石)

夏目漱石の短篇を原作とするオムニバス映画の一篇を監督・脚本。

古典文学の再解釈夢と幻想

ディア・ドクター

2009年 ドラマ(医療/地方)

地方の医療現場と人間関係を描いたオリジナル脚本の長編。社会性とヒューマニズムが評価され多数の映画賞を受賞した。

地方の医療人間の善悪の境界共同体

夢売るふたり

2012年 ドラマ

夫婦をめぐる夢と現実、商売と人間関係を描くオリジナル脚本の長編。

夫婦関係夢と現実商売の倫理

永い言い訳

2016年 ドラマ

自身の小説を原作に自ら映画化した作品。喪失と贖罪、再生をテーマにした人間ドラマ。

喪失贖罪再生
映像化・舞台化
  • [映画] 永い言い訳(映画化) / 西川美和 (2016)

すばらしき世界

2021年 ドラマ

佐木隆三の原作(『身分帳』)を基にした映画化作品。アイデンティティや社会の偏見をめぐる重厚な人間ドラマ。

アイデンティティ社会と偏見贖罪と赦し

全著作

  • ゆれる(ノベライズ、ポプラ社、2006年)
  • きのうの神さま(短編集、ポプラ社、2009年)
  • その日東京駅五時二十五分発(新潮社、2012年)
  • 永い言い訳(文藝春秋、2015年)
  • 名作はいつもアイマイ(講談社、2008年)
  • 映画にまつわるXについて(実業之日本社、2013年)
  • 遠きにありて(文藝春秋、2018年)

翻案

  • 永い言い訳(小説→映画、2016年)

作風・主題

文体
繊細な心理描写抑制された語り口現実主義的な人物描写
頻出モチーフ
家族の崩壊罪と贖罪地方と都市の対比

評価・遺産

現代日本映画を代表する女性監督の一人。社会性と人間へのまなざしを持つ作風で国内外の映画賞を多数受賞し、映画と小説を往復する創作活動でも評価されている。

資料所蔵先

  • 国立国会図書館(作品・資料の登録・所蔵)

大衆文化への影響

  • 広島カープへの熱烈な応援が話題になる(広島出身、カープ愛)

引用

  • 実家近くを流れる太田川の広い空と広い河川敷が私の原風景。
    出典: インタビュー(AERA 等) (2008年)
  • 脚本を書く際に一番いいのは、24時間そのことを考えていられる状態で、寝ているときも、ずっとその夢を見ていることだ。
    出典: インタビュー (2008年)

豆知識

  • 『蛇イチゴ』『ゆれる』はいずれも監督自身が見た夢を着想源にしている。
  • 幼少期は母親の影響で“アンチ広島”だったが、のちに熱心な広島カープファンになった。
  • 早稲田大学での卒論題は「地獄絵の東西比較」。