日本の文学賞

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永田 紅

ながた こう

Nagata Kō

プロフィール

性別
女性
生誕
1975-05-31 (滋賀県)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
滋賀県 → 京都府 → 東京都

経歴

職業
歌人, 生化学者, 研究者, 大学教員
活動期間
1997年〜
所属
塔(短歌結社), 京都大学 物質-細胞統合システム拠点(植田和光グループ)
所属団体
塔(短歌結社)
影響を受けた人物
河野裕子, 永田和宏

学歴

同志社高等学校
国: 日本
京都大学 農学部
農学部 / 農芸化学/生化学系
国: 日本
京都大学大学院農学研究科
大学院農学研究科 / 生化学系
学位: 博士(農学)
期間: 2000–2004
卒業年: 2004
国: 日本
博士論文: Functional analysis of ABC proteins involved in multidrug resistance and membrane lipid dynamics(多剤耐性および膜脂質動態に関わるABCタンパク質の機能解析)

受賞歴

歌壇賞
1997
対象作品: 風の昼
主催: 歌壇(歌壇賞)
結果: 受賞
現代歌人協会賞
2001
対象作品: 日輪
主催: 現代歌人協会
結果: 受賞
京都府文化賞 奨励賞
2013
主催: 京都府
結果: 受賞
若山牧水賞
2023
対象作品: いま二センチ
主催: 若山牧水賞選考委員会
結果: 受賞
FEBS 最優秀若手研究者賞(分科会)
2010
主催: 欧州生化学連合 (FEBS)
結果: 受賞

受賞・候補エディション

歌壇賞 1回登壇
  1. 受賞作: 風の昼

    『風の昼』は、永田 紅による刊行情報が確認できる作品で、歌壇賞の受賞作として知られる。短歌の領域で評価された一作で、題名が示す主題や人物の動きを軸に読ませる。

    歌壇賞で評価された『風の昼』は、作品名の印象を手がかりに読者を引き込む。

    歌壇賞風の昼短歌
  1. 受賞作: 日輪

    永田紅の第一歌集。歌壇賞受賞作を含む青年期の歌と、中学・高校時代の歌を収め、若い身体感覚と知性が鮮やかに交差する。太陽の像のように、まぶしさと影を同時に抱える一冊である。

    若い声のまぶしさと不安が、短歌の輪郭を強く照らす。

    196ページ
    短歌青春第一歌集身体感覚
若山牧水賞 1回登壇
  1. 受賞作: いま二センチ

    母になる過程と研究者としての日常を重ねた第5歌集。家族の記憶や身体の変化を、生活の細部から静かに立ち上げる。

    妊娠、出産、育児、そして母の不在が、日々の手触りの中で交差する。

    219ページ
    歌集家族研究者日常

作品

代表作

日輪

2000年 短歌

初の歌集。個人的な記憶や日常を繊細な短歌で描く作品集。

家族記憶日常

北部キャンパスの日々

2002年 短歌

大学生活やキャンパスでの暮らしを題材にした歌を収めた歌集。

学び若さ日常

ぼんやりしているうちに

2010年 短歌

日常の中の微細な感情や思考を掬い取るような歌を集めた歌集。

内省時間小景

春の顕微鏡

2018年 短歌

科学的な視点や微視的な観察を織り交ぜた詩的な短歌集。

科学観察自然

いま二センチ

2023年 短歌

近年の作品を収めた歌集。家族や日常、細やかな距離感を詠む作品を多く含む。

家族距離感日常

全著作

  • 第1歌集『日輪』砂子屋書房 2000.12
  • 第2歌集『北部キャンパスの日々』本阿弥書店 2002.10
  • 『現代短歌最前線 新響十人』北溟社 2007.3
  • 第3歌集『ぼんやりしているうちに』角川学芸出版 2010.10
  • 『家族の歌 河野裕子の死を見つめた344日』(共著)産経新聞出版 2011.2(文春文庫 2014.8)
  • 第4歌集『春の顕微鏡』青磁社 2018.9
  • 第5歌集『いま二センチ』砂子屋書房(塔21世紀叢書)2023

翻案

  • プレミアムドラマ『うたの家〜歌人・河野裕子とその家族』(2012、NHK BSプレミアム) — 家族を題材にしたドラマに関連

作風・主題

文体
緻密な観察に基づく写実的で静かな文体科学的視点を取り入れた比喩と描写
頻出モチーフ
家族微視的な観察(顕微鏡的視点)記憶と日常

評価・遺産

研究者としての科学的な視点と、歌人としての繊細な感受性を併せ持つ作家として評価されている。家族や日常をめぐるテーマを深め、近年は大きな文学賞を受賞して注目を集めている。

関連学会

  • 現代歌人協会

資料所蔵先

  • 国立国会図書館: 永田紅 関連資料
  • VIAF / CiNii / CiNii Researchに記録あり

大衆文化への影響

  • NHKドキュメンタリー『ETV特集 この世の息〜歌人夫婦・40年の相聞歌〜』出演(2011)
  • プレミアムドラマ『うたの家〜歌人・河野裕子とその家族』の題材の一部に関連(2012)

豆知識

  • 両親(永田和宏、河野裕子)や兄(永田淳)も歌人である歌人家系。
  • 13歳で父の主宰する短歌結社『塔』に入会した。
  • 生化学の研究者として博士(農学)を取得し、研究者と歌人の二足の草鞋を履いている。