日本の文学賞

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尾崎 左永子

おざき さえこ

Ozaki Saeko

別名: 尾崎磋瑛子 / 酒巻さゑ子 / 松田さえこ / 尾崎暁紅
ペンネーム: 酒巻さゑ子在学中・初期に用いた旧姓での出詠名, 松田さえこ最初の結婚後に用いた姓での発表名, 尾崎暁紅香道で奥伝を許され受けた名(香道に関する記述で使用)

プロフィール

性別
女性
生誕
1927-11-05 (東京府豊島区巣鴨)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
神奈川県鎌倉市在住

経歴

職業
歌人, 随筆家, 放送作家, 脚本家, 編集者
活動期間
1950年〜
所属
歌誌「星座」主筆・創刊, エッセイスト・クラブ 常務理事
所属団体
日本歌人クラブ, エッセイスト・クラブ
影響を受けた人物
佐藤佐太郎, 松尾聰, 松村緑

学歴

東京女学館中等科(中学・高校)
国: 日本
1学年飛び級で進学
東京女子大学(国語科)
国語科
国: 日本
大学在学中に演劇部所属、松村緑・西尾実らに師事

受賞歴

日本歌人クラブ推薦歌集(第4回)
1957
対象作品: さるびあ街
主催: 日本歌人クラブ
結果: 受賞
日本エッセイスト・クラブ賞(第32回)
1985
対象作品: 源氏の恋文
主催: 日本エッセイスト・クラブ
結果: 受賞
迢空賞(第33回)
1999
対象作品: 夕霧峠
主催: 迢空賞選考委員会
結果: 受賞
文化庁長官表彰
2003
主催: 文化庁
結果: 表彰
日本歌人クラブ大賞(第6回)
2015
対象作品: 佐太郎秀歌私見
主催: 日本歌人クラブ
結果: 受賞
詩歌文学館賞(短歌部門 第31回)
2016
対象作品: 薔薇断章
主催: 詩歌文学館
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 源氏の恋文

    『源氏物語』に描かれた手紙と恋の作法を、歌人の感性で読み解く随筆。王朝文学の言葉、料紙、筆跡に宿る感情をたどり、古典を身近な恋愛の記憶として開いていく。

    『源氏の恋文』は、古典随筆として人の記憶と時代の手触りを静かに浮かび上がらせる。

    273ページ
    記憶家族時代自己
迢空賞 1回登壇
  1. 受賞作: 夕霧峠

    『夕霧峠』は、尾崎 左永子による受賞対象として記録されている作品です。受賞時期の文学・評論・児童文学・ミステリなどの文脈の中で評価された作品として位置づけられます。

    『夕霧峠』は、尾崎 左永子の創作や批評の特色が表れた受賞作です。

    253ページ
    受賞作文学作家性
詩歌文学館賞 1回登壇
  1. 受賞作: 薔薇断章

    『薔薇断章』は尾崎左永子の作品で、受賞対象として記録されている。書誌データベースで単行本またはそれに準じる刊行形態の識別子を確認できた。

    受賞記録から読む、尾崎左永子『薔薇断章』の輪郭。

    212ページ
    受賞作現代文学書誌確認

作品

代表作

さるびあ街

1957年 歌集

初期の歌集。日常の情景や女性の視点を織り込んだ短歌を収める。

日常女性情景描写

源氏の恋文

1984年 エッセイ/古典研究

『源氏物語』を軸に王朝文化や恋の表現を論じたエッセイ集。日本エッセイスト・クラブ賞受賞作。

源氏物語王朝文化恋愛表現

夕霧峠

1998年 歌集

成熟期の短歌集。伝統和歌への理解と現代的感覚を融合させた作品群。

伝統と現代自然回想

薔薇断章

2015年 歌集

近年の歌集。詩的な断章と繊細な感覚で高い評価を受け、詩歌文学館賞を受賞。

女性記憶象徴

全著作

  • さるびあ街
  • 植物都市 放送詩集
  • 女人歌抄
  • 源氏の恋文
  • 源氏の薫り
  • 夕霧峠
  • 薔薇断章
  • 尾崎左永子歌集
  • 王朝文学の楽しみ

作家による翻訳

  • 白い森のなかで(ロバート・フロスト)
  • 新訳源氏物語(全4巻)
  • 神と歌の物語 新訳古事記

作風・主題

文体
古典への精緻な参照を交えた叙述端正で抒情的な短歌読みやすさを意識した随筆風の文体
頻出モチーフ
源氏物語および王朝和歌への言及花と季節の描写女性の視点と生活

評価・遺産

古典和歌と源氏物語への深い造詣を現代の短歌・随筆に結びつけた作家。短歌誌『星座』の創刊・主筆として後進の育成にも寄与し、香道の心得を活かした独自の文化論でも知られる。

記念館・博物館

  • 小樽文学館(関連企画展) 北海道小樽市

関連学会

  • 日本歌人クラブ

資料所蔵先

  • 国立国会図書館(著作・資料所蔵)

豆知識

  • 香道御家流三条西家に入門し、奥伝を許され尾崎暁紅の名を受けた。
  • 大学在学中は演劇部に所属し、木下順二らに師事した。
  • NHKの台本作家として放送作品を多数手掛けた経験がある。