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第3回(1978年) 入選受賞作: 変調二人羽織
『変調二人羽織』は、連城三紀彦が幻想・推理作品の形式で人物の感情や時代の気配を描いた作品です。受賞歴からも、題材の扱いと文体の緊張感が同時代の読者に強い印象を残したことがうかがえます。
『変調二人羽織』は、幻想・推理作品の枠組みの中で、幻想と批評を印象的に浮かび上がらせる作品です。
幻想批評実験性
連城 三紀彦
れんじょう みきひこ
Renjo Mikihiko
ペンネーム:
連城 三紀彦(作家としての筆名)
プロフィール
- 性別
- 男性
- 生誕
- 1948-01-11 (日本・愛知県名古屋市)
- 死没
- 2013-10-19 (日本・愛知県名古屋市) 65歳
- 国籍
- 日本
- 言語
- 日本語
- 宗教
- 真宗大谷派(浄土真宗) 1985年受洗 (洗礼名: 智順)
- 居住地歴
- 名古屋市(出生地・在住)
経歴
- 職業
- 小説家, 推理作家, 僧侶
- 活動期間
- 1978年〜2013年
- 所属
- オフィス・レム(共同事務所)
学歴
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| 早稲田大学 | 政治経済学部 | — | 学士 | — | 日本 |
| 愛知県立旭丘高等学校 | — | — | — | — | 日本 |
早稲田大学
政治経済学部
学位:
学士
国:
日本
政治経済学部卒業(年度不明)
愛知県立旭丘高等学校
国:
日本
出身高校
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1978 | 幻影城新人賞(小説部門) | 変調二人羽織 | — | 幻影城編集部 | winner |
| 1981 | 日本推理作家協会賞(短編部門) | 戻り川心中 | 短編 | 日本推理作家協会 | winner |
| 1984 | 吉川英治文学新人賞 | 宵待草夜情 | — | 吉川英治文学賞選考委員会 | winner |
| 1984 | 直木三十五賞 | 恋文 | — | 直木賞選考委員会 | winner |
| 1990 | キネマ旬報読者賞 | 試写室のメロディー | — | キネマ旬報社 | winner |
| 1996 | 柴田錬三郎賞 | 隠れ菊 | — | 柴田錬三郎賞選考委員会 | winner |
| 2014 | 日本ミステリー文学大賞(特別賞) | — | — | 日本ミステリー文学大賞選考委員会 | special award |
幻影城新人賞(小説部門)
1978
対象作品:
変調二人羽織
主催:
幻影城編集部
結果:
winner
日本推理作家協会賞(短編部門)
1981
対象作品:
戻り川心中
部門:
短編
主催:
日本推理作家協会
結果:
winner
吉川英治文学新人賞
1984
対象作品:
宵待草夜情
主催:
吉川英治文学賞選考委員会
結果:
winner
直木三十五賞
1984
対象作品:
恋文
主催:
直木賞選考委員会
結果:
winner
キネマ旬報読者賞
1990
対象作品:
試写室のメロディー
主催:
キネマ旬報社
結果:
winner
柴田錬三郎賞
1996
対象作品:
隠れ菊
主催:
柴田錬三郎賞選考委員会
結果:
winner
日本ミステリー文学大賞(特別賞)
2014
主催:
日本ミステリー文学大賞選考委員会
結果:
special award
受賞・候補エディション
幻影城新人賞
1回登壇
日本推理作家協会賞
1回登壇
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第34回(1981年) 短編賞受賞作: 戻り川心中
大正歌壇の寵児とされた歌人・苑田岳葉が、二度の心中未遂で女たちを死なせ、その情死行を歌に残して自害したという伝説の奥をたどる短編。耽美的な情念と端正な謎解きが重なり、愛と創作のために人を巻き込む怖さを浮かび上がらせる。
滅びの歌に秘められた野望が、心中譚を妖しく反転させる。
301ページ短編ミステリー耽美歌人心中花葬
直木三十五賞
1回登壇
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第91回(1984年) 受賞受賞作: 恋文
『恋文』は、連城三紀彦による文学作品。受賞作として、作者の問題意識と表現の特色を伝える一作である。
受賞作『恋文』を入口に、連城三紀彦の表現世界へ導く。
文学受賞作表現
吉川英治文学新人賞
1回登壇
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第5回(1984年) 受賞受賞作: 宵待草夜情
『宵待草夜情』は、受賞時に評価された題材と作者の視点が結びついた作品である。題名が示す人物、土地、出来事、記憶を手がかりに、時代の空気や人間関係の揺れを読者に伝える。
『宵待草夜情』は、題名に込められた含みから人間と時代の姿を浮かび上がらせる。
受賞作品人間関係時代性記憶社会
柴田錬三郎賞
1回登壇
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第9回(1996年) 受賞受賞作: 隠れ菊
『隠れ菊』は、連城三紀彦による文学作品です。受賞対象として扱われた作品で、題名が示す世界を軸に、人物の心の動きや時代の気配を描きます。
『隠れ菊』は、連城三紀彦の作風と受賞年の文学的関心を伝える作品です。
人間関係記憶時代の空気
日本ミステリー文学大賞
1回登壇
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第18回(2015年) 特別賞
作品
代表作
戻り川心中
1980年 短編小説 / ミステリ叙情的な筆致と仕掛けを持つ短編。人間の感情の機微を描き、ミステリ要素と恋愛描写が交錯する。
愛裏切り記憶
映像化・舞台化
- [映画] もどり川 / 神代辰巳 (1983)
恋文
1984年 大衆小説 / 恋愛小説恋愛と人間模様を繊細に描いた長編。直木賞受賞作として幅広い読者層に支持された。
恋愛喪失家族
映像化・舞台化
- [映画] 恋文 / 神代辰巳 (1985)
- [テレビドラマ] 恋文〜私たちが愛した男〜 / 岡田恵和(脚本) (2003)
隠れ菊
1996年 サスペンス / ミステリ謀略と人間関係を巡るサスペンス長編。柴田錬三郎賞受賞作で映像化もされた作品。
陰謀家族再生
映像化・舞台化
- [テレビドラマ] 隠れ菊(ドラマ) (2016)
造花の蜜
2008年 本格ミステリ / サスペンス巧妙なトリックと人間描写を併せ持つミステリ長編。テレビの連続ドラマ化が行われた。
欺瞞家族の闇記憶
映像化・舞台化
- [テレビドラマ] 連続ドラマW 造花の蜜 (2011)
全著作
- 戻り川心中
- 恋文
- 隠れ菊
- 造花の蜜
- 白光
- 人間動物園
翻案
- 戻り川心中(映画)
- 恋文(映画・テレビ)
- 造花の蜜(連続ドラマ)
- 人間動物園(ドラマW)
作風・主題
- 文体
- 叙情的で繊細な文体トリッキーな仕掛けを用いるミステリ手法感情の機微を描く心理描写
- 頻出モチーフ
- 手紙別離・心中過去の記憶とその回帰
健康
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胃がん2009-20132009年に発見され闘病生活の末、2013年に死去
評価・遺産
叙情性あふれる筆致と巧妙な仕掛けで知られた作家。直木賞や日本推理作家協会賞など多数受賞し、映像化も多く、現代のミステリ・恋愛小説双方に影響を与えた。
関連学会
- 日本推理作家協会
資料所蔵先
- 国立国会図書館(資料所蔵)
- 早稲田大学図書館(関連資料)
大衆文化への影響
- 多数の作品が映画・テレビドラマ化され、一般大衆に親しまれている
引用
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いかに書くかより、いかに書かないか。
出典: 手紙の文章教室(所収・解説) (2003年)
豆知識
- 本名は加藤甚吾。
- 1985年に得度して浄土真宗の法名は「智順」。
- 大学在学中にフランスへ留学してシナリオを学んだ経験がある。
- 多くの作品が映画やテレビドラマ化されている。