日本の文学賞

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佐々木 たづ

ささき たづ

Sasaki Tazu

プロフィール

性別
女性
生誕
1932-06-28 (東京都)
死没
1998-04-03 65歳
国籍
日本
言語
日本語, 英語
居住地歴
東京都(出身) → 横浜(訓盲院滞在) → 成城(転居) → ロンドン(訓練滞在) → ケント(滞在) → リーミングトン(訓練所)

経歴

職業
児童文学作家
活動期間
1956年〜1998年
影響を受けた人物
野村胡堂, 武者小路実篤, 坪田譲治

学歴

東京都立駒場高等学校
期間: 在学中に中退(1950年前後)
国: 日本
在学中に視力を失い中退
横浜訓盲学院(訓盲院)
期間: 1953–1954(目の不自由な子どものための施設での訓練)
卒業年: 1954
国: 日本
失明後に点字・タイプ・英語を学習

受賞歴

厚生大臣児童福祉文化賞
1959
対象作品: 白い帽子の丘
主催: 厚生省関連
結果: 受賞
日本エッセイスト・クラブ賞
1965
対象作品: ロバータ さあ歩きましょう
主催: 日本エッセイスト・クラブ
結果: 受賞
野間児童文芸賞推奨作品賞(後の野間児童文芸新人賞関連)
1969
対象作品: わたし日記を書いたの
主催: 野間児童文芸賞選考委員会
結果: 受賞(推奨作品賞)
アンデルセン賞特別優良作品賞
1979
対象作品: ロバータ さあ歩きましょう
主催: 国際児童年関連
結果: 受賞(特別優良作品賞)

受賞・候補エディション

  1. 『ロバータさあ歩きましょう』は、佐々木たづが失明へ向かう日々と盲導犬ロバータとの暮らしを描いた作品です。困難を美談だけで包まず、歩き出すための支えと自立への意思を静かに伝えます。

    失明の不安と盲導犬との出会いを通じて、自分の足で歩く力を描く作品。

    266ページ
    盲導犬失明自立児童文学共生
  1. 受賞作: わたし日記を書いたの

    『わたし日記を書いたの』は佐々木たづによる野間児童文芸新人賞の対象作である。日記を書く少女のまなざしを通じて、日々の発見と心の成長を素直な言葉でたどる児童文学である。

    『わたし日記を書いたの』は、佐々木たづが人間の経験と時代の空気を作品の中心に据えた一作である。

    72ページ
    受賞作文学作品

作品

代表作

白い帽子の丘

1958年 童話集

自費出版で刊行された童話集。子どもたちの視点から描かれる温かい短篇群を収録。

成長友情自然

ロバータ さあ歩きましょう

1964年 エッセイ(児童文学周辺)

盲導犬ロバータとの出会いと生活を綴ったエッセイ。失明した自身の体験や盲導犬との日常を描く。

自立盲導犬希望

わたし日記を書いたの

1969年 児童文学(日記体)

盲導犬ロバータの日記という形式で綴られた作品。留学体験なども基にしている。

動物の視点異文化体験協力

全著作

  • 白い帽子の丘
  • もえる島
  • 少年と子だぬき
  • ロバータ さあ歩きましょう
  • わたし日記を書いたの
  • らいねんはよい年
  • もちやくけむりとおじぞうさま
  • 子うさぎましろのお話
  • こわっぱのかみさま
  • よいみみのこうま
  • きんのいととにじ
  • 子どもくらしうた
  • キヨちゃんのまほう
  • はるのおつかい
  • The golden thread Japanese stories for children(英訳)

作品の翻訳

  • The golden thread Japanese stories for children

作風・主題

文体
素朴で温かい語り口子どもの視点に立った叙述情感豊かな短編中心
頻出モチーフ
盲導犬と人間の絆成長と自立自然との触れ合い

健康

  • 失明(緑内障など)
    1950–1998(1950年に片目を失明、1953年に両目を失明)
    高校中退や生活の変化を招いたが、点字・タイプ・英語を学び創作活動に結びつけた。

評価・遺産

視覚障害を持ちながら児童文学の分野で多くの作品を残し、盲導犬との共生を描いた作品で広く知られる。児童文学界で評価され、国内外の賞を受賞した。

関連学会

  • 日本児童文学学会関連で言及あり

資料所蔵先

  • 国立国会図書館ほか蔵書・書誌データ

豆知識

  • 18歳で片目を失明し、その後両目を失明した。
  • 自費出版した処女作『白い帽子の丘』が話題となり、厚生大臣児童福祉文化賞を受賞した。
  • 盲導犬ロバータとの生活を綴った『ロバータ さあ歩きましょう』で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞した。