日本の文学賞

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佐藤 正午

さとう しょうご

Sato Shōgo

ペンネーム: 佐藤正午作家としての筆名

プロフィール

性別
男性
生誕
1955-08-25 (長崎県佐世保市)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
長崎県佐世保市 → 北海道札幌市(北海道大学在学)

経歴

職業
小説家, 随筆家, 作家
活動期間
1983年〜
影響を受けた人物
野呂邦暢
ノミネート
山本周五郎賞(候補) - 個人教授

学歴

長崎県立佐世保北中学校・高等学校
国: 日本
高校を卒業後、北海道大学へ進学
北海道大学
文学部 / 国文科
期間: 中退
国: 日本
在学中に中退し、執筆活動へ

受賞歴

すばる文学賞
1983
対象作品: 永遠の1/2
主催: 集英社(すばる)
結果: 受賞
山田風太郎賞
2015
対象作品: 鳩の撃退法
主催: 山田風太郎賞選考委員会
結果: 受賞
直木三十五賞
2017
対象作品: 月の満ち欠け
主催: 直木賞選考委員会
結果: 受賞

受賞・候補エディション

すばる文学賞 1回登壇
  1. 受賞作: 永遠の1/2

    競輪場で元人妻の良子と出会った宏の前に、自分そっくりの男が現れ、奇妙な事件が連鎖していく。

    自分そっくりの男が現れ、奇妙な事件が連鎖していく。

    464ページ
    分身偶然都市小説すばる文学賞
山本周五郎賞 1回登壇
  1. 受賞作: 個人教授

    『個人教授』は、佐藤正午による文学作品。受賞時の評価対象となった作品で、題名が示す情景や関係性を軸に、人物の記憶、土地、時代の空気を読ませる。

    受賞作として読まれてきた『個人教授』は、静かな題名の奥に人間と時代の手触りを残す。

    受賞作文学作品記憶時代
山田風太郎賞 1回登壇
  1. 受賞作: 鳩の撃退法

    「鳩の撃退法」は、佐藤正午による山田風太郎賞の対象作品である。受賞・候補記録から確認できる中心作品として、人物、時代、社会、記憶の交差を読ませる作品として整理した。

    佐藤正午の「鳩の撃退法」は、受賞歴と書誌確認の経路をあわせて読むことで輪郭が見えてくる作品である。

    受賞作人物の選択社会と記憶
直木三十五賞 1回登壇
  1. 受賞作: 月の満ち欠け

    前世の記憶を持つ少女たちをめぐり、三人の男と一人の女性の人生が長い時間の中で交錯する長編小説。輪廻転生という幻想的なモチーフを、愛の執着、喪失、再会の物語として緻密に組み上げる。

    いちど欠けた月がもういちど満ちるように、失われた思いが別の人生に現れる。

    336ページ
    輪廻転生喪失再会

作品

代表作

永遠の1/2

1984年 長編小説

デビュー作。若者たちの青春と喪失、家族関係を描く長編。競輪など地方文化がモチーフとして登場する。

青春喪失家族競輪
映像化・舞台化
  • [映画] 永遠の1/2 / 根岸吉太郎 (1987)

リボルバー

1985年 推理小説/犯罪小説

犯罪要素を軸に人間の弱さや欲望を描く作品。

犯罪復讐人間心理
映像化・舞台化
  • [映画] リボルバー / 藤田敏八 (1988)

個人教授

1988年 恋愛小説

人間関係と倫理、愛情の揺らぎを描いた長編。

恋愛倫理人間関係

Y

1998年 恋愛小説

ベストセラーになった作品の一つ。人間関係と愛情の機微を描く。

恋愛後悔孤独

ジャンプ

2000年 恋愛小説

若者の恋愛と再生を主題にした作品。ベストセラーとなった。

恋愛再生青春
映像化・舞台化
  • [映画] ジャンプ / 竹下昌男 (2004)

鳩の撃退法

2014年 推理性のある長編小説

独特の構成で人間関係と復讐、過去の傷を描いた長編。山田風太郎賞受賞作。

復讐過去の影人間関係
映像化・舞台化
  • [映画] 鳩の撃退法 / タカハタ秀太 (2021)

月の満ち欠け

2017年 恋愛小説/現代文学

直木賞受賞作。愛と罪、赦しを主題にした作品。

贖罪
映像化・舞台化
  • [映画] 月の満ち欠け / 廣木隆一 (2022)

全著作

  • 永遠の1/2
  • 王様の結婚
  • リボルバー
  • ビコーズ
  • 恋を数えて
  • 童貞物語
  • 個人教授
  • 放蕩記
  • 彼女について知ることのすべて
  • 取り扱い注意
  • Y
  • ジャンプ
  • 5
  • アンダーリポート
  • 幼なじみ
  • 身の上話
  • 鳩の撃退法
  • 月の満ち欠け
  • 冬に子供が生まれる

翻案

  • 永遠の1/2(映画、1987)
  • リボルバー(映画、1988)
  • ジャンプ(映画、2004)
  • 彼女について知ることのすべて(映画、2012)
  • 鳩の撃退法(映画、2021)
  • 月の満ち欠け(映画、2022)
  • 書店員ミチルの身の上話(NHKドラマ、2013)

作風・主題

文体
明快で抑制の効いた文体心理描写に重心を置く語り口
頻出モチーフ
喪失日常の内側競輪(自転車競技)

評価・遺産

1983年のデビュー以来、幅広い読者層に支持され、映像化も多い現代日本文学の重要な作家。直木賞・山田風太郎賞など主要賞の受賞歴を持ち、恋愛や人間心理を扱う作風で評価されている。

資料所蔵先

  • 国立国会図書館:作家識別情報あり

大衆文化への影響

  • 映画化・ドラマ化が多数(永遠の1/2、リボルバー、ジャンプ、鳩の撃退法、月の満ち欠けなど)

引用

  • 筆名の「正午」は、佐世保市の消防署が正午に鳴らすサイレンの音を聞き、正午に小説を書き始める習慣から思いついた。
    出典: 佐藤正午公式プロフィール/インタビュー(アーカイブ) (2012年)

豆知識

  • 長年にわたり競輪を趣味としており、作品にも競輪を題材にしたものがある。
  • 筆名「正午」は消防署の正午のサイレンに由来する。
  • 北海道大学文学部(国文科)に在籍したが中退し、作家デビュー。
  • デビュー作『永遠の1/2』で1983年にすばる文学賞を受賞した。
  • 2017年に『月の満ち欠け』で第157回直木三十五賞を受賞。