日本の文学賞

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柴田 勝家

しばた かついえ

Shibata Katsuie

ペンネーム: 柴田 勝家作家としてのペンネーム。大学時代のあだ名に由来する。

プロフィール

性別
男性
生誕
1987-10-03 (東京都(日本))
死没
1583-06-14 (北ノ庄城(越前国、現・福井県福井市))
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
東京都

経歴

職業
小説家
活動期間
2014年〜
影響を受けた人物
伊藤計劃

学歴

成城大学大学院 文学研究科 日本常民文化専攻
文学研究科 / 日本常民文化専攻
学位: 修士(文学)
卒業年: 2015
国: 日本
博士課程前期(修士)修了。大学院在学中に作品投稿でデビュー。

受賞歴

ハヤカワSFコンテスト
2014
対象作品: ニルヤの島
主催: 早川書房
結果: 大賞
星雲賞(日本短編部門)
2018
対象作品: 雲南省スー族におけるVR技術の使用例
主催: 星雲賞選考委員会
結果: 受賞
星雲賞(日本短編部門)
2021
対象作品: アメリカン・ブッダ
主催: 星雲賞選考委員会
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: ニルヤの島

    死後の世界が否定された未来の南洋を舞台に、文化人類学者イリアス・ノヴァクが、ニルヤの島の伝承をめぐる調査に巻き込まれていく。生と死の観念をめぐる宗教、記録技術、共同体の記憶が交錯するSF長編。

    死後の世界を失った未来、南洋でニルヤの島の伝承が揺らぎ始める。

    338ページ
    死生観宗教南洋未来社会記録技術SF
星雲賞 2回登壇
  1. 受賞作: 雲南省スー族におけるVR技術の使用例

    中国雲南省以南に暮らす架空の少数民族が、出生から死までVR世界のなかで暮らすという設定の短編SF。民俗誌風の観察記録を通じて、仮想現実が文化と身体感覚をどう変えるかを問う。

    雲南省スー族におけるVR技術の使用例は、受賞歴と書誌情報を確認して記録した作品。

    VR文化人類学SF仮想現実
  2. 未曾有の災害と暴動の後、仏教を信じるインディアンの青年が救済を語る表題作を中心に、民俗学とSFを交差させた短篇集。現実と物語、信仰とテクノロジーの境界を問いかける。

    救済は、荒廃した世界の果てで語られる。

    320ページ
    民俗学SF信仰救済近未来アメリカ仮想現実短篇集

作品

代表作

ニルヤの島

2014年 SF

デビュー作。島を舞台にしたSF長篇(ハヤカワSFシリーズJコレクション刊)。

孤立した社会技術と文化

クロニスタ――戦争人類学者

2016年 SF/戦争文学

戦争と人類学を主題にした長篇。短篇の一部を拡張して収録している。

戦争人類学記憶

アメリカン・ブッダ

2020年 中短篇集(SF)

短篇・中篇を収めた短篇集。第52回星雲賞日本短編部門受賞作を収録。

宗教性未来技術アイデンティティ

ヒト夜の永い夢

2019年 SF

ハヤカワ文庫JAから刊行された長篇。個人と集団の記憶や夢を扱う。

記憶共同体

全著作

  • ニルヤの島(2014)
  • クロニスタ――戦争人類学者(2016)
  • ゴーストケース 心霊科学捜査官(2017)
  • デッドマンズショウ 心霊科学捜査官(2017)
  • ファントムレイヤー 心霊科学捜査官(2018)
  • ワールド・インシュランス シリーズ(2018)
  • ヒト夜の永い夢(2019)
  • アメリカン・ブッダ(2020)
  • 走馬灯のセトリは考えておいて(2022)
  • スーサイドホーム(2022)
  • メイド喫茶探偵黒苺フガシの事件簿(2022)
  • カタリゴト 帝都宵闇伝奇譚(2024)
  • 秘曲金色姫(2025)

作風・主題

文体
SF的設定を基盤にホラーやミステリー要素を織り交ぜる文体詳細な文化描写とフィールド調査的な叙述
頻出モチーフ
記憶と夢技術と民俗の衝突宗教性・儀礼

評価・遺産

ハヤカワSFコンテスト大賞でデビューし、以降星雲賞受賞を含む短篇・長篇の作品群で国内SF界で評価を獲得している。SF、ホラー、ミステリーの要素を横断する作風が特徴。

豆知識

  • 本名は綿谷翔太。ペンネーム「柴田勝家」は大学時代のあだ名が由来。
  • 2015年にバラエティ番組『アウト×デラックス』に出演したことがある。
  • ハヤカワSFコンテスト大賞受賞作『ニルヤの島』で作家デビューした。