日本の文学賞

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篠原 勝之

しのはら かつゆき

Shinohara Katsuyuki

別名: KUMA / クマさん
ペンネーム: KUMAテレビ・芸術活動で使用する通名

プロフィール

性別
男性
生誕
1942-04-15 (札幌市(出生)/室蘭市(出身地))
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
札幌市(出生) → 室蘭市(育ち) → 山梨県(アトリエを構えた) → 奈良市(在住、2021年移住)

経歴

職業
芸術家, タレント, 作家
活動期間
1960年〜
所属
KUMA's FACTORY(クマズファクトリー)
影響を受けた人物
唐十郎, 嵐山光三郎, 赤瀬川原平

学歴

北海道室蘭栄高等学校
期間: 1950s–1960
卒業年: 1960
国: 日本
高等学校を卒業
武蔵野美術大学(中退)
期間: 1960s(在学・中退)
国: 日本
在学後、中退

受賞歴

小学館児童出版文化賞
2009
対象作品: 走れUMI
主催: 小学館
結果: 受賞
泉鏡花文学賞
2015
対象作品: 骨風
主催: 泉鏡花文学賞選考委員会
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 走れUMI

    少年が相棒のマウンテンバイクに乗り、故郷へ向かって走る児童文学。家族、土地、犬との記憶をたどりながら、成長の痛みと再生を描く。

    自転車のペダルを踏む少年の旅が、家族と故郷への思いを呼び戻す。

    206ページ
    児童文学自転車の旅家族故郷
泉鏡花文学賞 1回登壇
  1. 受賞作: 骨風

    『骨風』は、篠原勝之が自身の生活、家族、土地、芸術を荒々しくもユーモラスに描く連作集です。山の暮らし、鉄との制作、老いと記憶が交差し、生と死を見つめる私的な語りが力強く広がります。

    鉄と山と家族の記憶を抱え、生と死をタフに見つめる連作集です。

    227ページ
    連作短編家族芸術家の生活

作品

代表作

人生はデーヤモンド

1981年 エッセイ

独特の文体とキャラクターで綴ったエッセイ集。篠原の初期の著作で人気を博した。

自伝的要素ユーモア

走れUMI

2008年 児童文学

子ども向けの作品。講談社より刊行され、2009年に小学館児童出版文化賞を受賞。

成長冒険

骨風

2015年 小説

文藝春秋より刊行された小説。第43回泉鏡花文学賞受賞作。舞台化され篠原自身も出演した。

自己表現存在と生
映像化・舞台化
  • [舞台] 骨風(舞台化) / 山崎哲 (2016)

戯れの魔王

2018年 小説

近年の著作で、篠原の語り口と世界観を色濃く示す作品。

狂気と日常芸術と人生

全著作

  • かげ(1976)
  • ルビーの目(1980)
  • 人生はデーヤモンド(1981)
  • 嵐の中をアカ犬が走る(1983)
  • デーヤモンド・ヘッド(1984)
  • 放屁庵退屈日記(1985)
  • クマさんタコを喰らう(1986)
  • ケンカ道(1987)
  • アイアンチャイルド(1989)
  • 毛の生えたレンアイ(1992)
  • クマさんのゲージツ日誌(1994)
  • 天外天風(1994)
  • Kuma's iron circus(1995)
  • 鉄のおもいで(1997)
  • Kuma's KUMAのほとんど総て(2000)
  • 蔓草のコクピット(2001)
  • 走れUMI(2008)
  • もちおもり(2010)
  • A(アンペア)(2011)
  • カミサマ(2012)
  • 骨風(2015)
  • 戯れの魔王(2018)

翻案

  • 骨風(舞台化、2016)

作風・主題

文体
独特の口語的文体ユーモラスかつ無軌道な語り口
頻出モチーフ
鉄・溶接ゲージツ(意図的に『芸術』を崩した表現)自己言及と旅

健康

  • ジフテリア(幼児期)
    幼児期
    嗅覚を失い、左耳の聴覚を失った

評価・遺産

溶接オブジェを得意とする「鉄のゲージツ家」として現代美術・大衆文化双方で独自の存在感を示し、テレビタレントとしても広く知られる。文筆活動でも児童書や小説で評価を受け、泉鏡花文学賞など主要な賞を受賞している。

大衆文化への影響

  • 『笑っていいとも!』などのお笑い番組への出演で広く知られるテレビタレントとしての顔
  • CMやラジオ番組での出演・ナレーション

引用

  • 皆はなんにでも意味を求めるが、たいてい意味なんかない。生きることにも意味はない。といって早く死ぬこともない。ただ生きてるから生きてるんだ。
    出典: 個展『空っぽ展』(シス画廊、2022年)での作品説明 (2022年)

豆知識

  • 愛称は「クマさん」、KUMA名義でも活動
  • トレードマークはスキンヘッドに着流し姿
  • 幼児期にジフテリアにかかり嗅覚と左耳の聴覚を失う
  • かつて唐十郎の状況劇場の舞台美術を担当した経験がある
  • 赤塚不二夫やビートたけし、明石家さんまらと交流がある