日本の文学賞

← 芥川龍之介賞に戻る

芥川龍之介賞 あくたがわりゅうのすけしょう

第172回(2024年 第2回開催)

純文学新人賞短編・中編

受賞者

2名
安堂ホセ あんどう ほせ 受賞

『DTOPIA(デートピア)』は安堂ホセの小説である。ポリネシアを舞台にした恋愛リアリティショーで、一人の女性をめぐる各国出身の男性たちと、番組を消費する視聴者の姿を描き、第172回芥川龍之介賞を受賞した。

恋愛リアリティショーの参加者と視聴者を通して、物語を消費する暴力を描く。

160ページ
恋愛リアリティショージェンダーと人種物語の消費
小説家
鈴木結生 すずき ゆい 受賞

『ゲーテはすべてを言った』は、高名なゲーテ学者・博把統一が、家族との夕食で自分の知らないゲーテの名言に出会うことから始まる小説である。ティーバッグのタグに記された言葉の原典を探す過程で、研究生活の記憶をたどり、創作と学問の意味を問い直す。

知らないゲーテの言葉を追う学者の探究が、学問と創作をめぐる問いへ広がっていく。

192ページ
ゲーテ引用と原典学問創作記憶