日本の文学賞

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安堂 ホセ

あんどう ホセ

Ando Jose

プロフィール

性別
不明
生誕
1994 (東京都)
国籍
日本
言語
日本語

経歴

職業
小説家
活動期間
2022年〜
影響を受けた人物
アラン・J・パクラ, 川上未映子, 黒田夏子, 多和田葉子, 松浦理英子
ノミネート
第168回芥川龍之介賞候補(『ジャクソンひとり』), 第45回野間文芸新人賞候補(『迷彩色の男』), 第170回芥川龍之介賞候補(『迷彩色の男』), 第46回野間文芸新人賞候補(『DTOPIA』), 第172回芥川龍之介賞候補・受賞(『DTOPIA』)

受賞歴

文藝賞
2022
対象作品: ジャクソンひとり
主催: 文藝
結果: Winner
芥川龍之介賞
2025
対象作品: DTOPIA
主催: 芥川賞選考委員会
結果: Winner

受賞・候補エディション

文藝賞 1回登壇
  1. スポーツブランドの社内ジムで働くジャクソンは、QRコード付きのTシャツをきっかけにリベンジポルノの噂へ巻き込まれ、自分そっくりな男たちと出会いながら真相を追う。東京で生きるブラックミックスたちの逆襲劇として、鋭い視線と疾走感で読ませるデビュー作。

    QRコードのTシャツが引き金になる、東京のブラックミックスたちの鮮烈な逆襲劇。

    160ページ
    アイデンティティ都市の疎外噂と暴力連帯
芥川龍之介賞 1回登壇
  1. 受賞作: DTOPIA

    仮想現実と現実が交錯する近未来を舞台に、自由と管理の境界を問い直す物語。

    ディスプレイの奥に広がる世界は、私たちの望みと恐怖が織り交ざった歪んだユートピアだった。

    160ページ
    近未来技術管理社会

作品

代表作

ジャクソンひとり

2022年 小説

デビュー作。個々の違いが分かりにくい集団を題材に、復讐やアイデンティティ、マイノリティの視点を描いた作品。『文藝』2022年冬季号に初出。

マイノリティ復讐アイデンティティ社会批評
翻訳
  • フランス語訳(2024年)、マルキ・ド・サド賞候補

迷彩色の男

2023年 小説

複数のエピソードを通じて記憶や暴力性、個人と社会の関係を探る作品。2023年9月に単行本として刊行。

記憶暴力社会の周縁アイデンティティ

DTOPIA

2024年 小説

多層的でポリフォニックな構成を特徴とする長編。インターセクショナリティや差別、批評のあり方をめぐるテーマを扱い、第172回芥川龍之介賞を受賞した。

インターセクショナリティ差別批評ポリフォニック構成

全著作

  • ジャクソンひとり(2022年、河出書房新社)
  • 迷彩色の男(2023年、河出書房新社)
  • DTOPIA(2024年、河出書房新社)
  • 好きなセリフ(エッセイ)『文學界』2023年1月号
  • 読書日録(連載)『すばる』2023年4月号 - 2023年6月号
  • 本と批判についての確認(エッセイ)『文學界』2025年3月号

作品の翻訳

  • ジャクソンひとり(フランス語訳、2024年)

作風・主題

文体
ポリフォニックな語り映画的な視点を取り入れた描写冷ややかで鮮烈な筆致過剰で断片的なエピソードの連結
頻出モチーフ
アイデンティティマイノリティと差別暴力と倫理記憶と断片化

評価・遺産

デビュー以来短期間で注目を集め、鋭い社会感覚と映画的な視点を併せ持つ作風で評価されている。『DTOPIA』の受賞以降、インターセクショナリティや批評の在り方を巡る議論を喚起し、現代日本文学における重要な新鋭と見なされている。

資料所蔵先

  • 国立国会図書館(所蔵あり)

大衆文化への影響

  • SNS上での書籍批判や刊行中止を巡る発言が話題になり、公的議論のきっかけとなった

引用

  • だいたいの場合に検討されるべきは批判の内容そのものであって、その人がその本をちゃんと読んでいるか、読めているのかといった経験、能力的な問いは単なる時間稼ぎであることがほとんどだ。
    出典: 『文學界』2025年3月号(芥川賞受賞記念エッセイ「本と批判についての確認」) (2025年)

豆知識

  • 身長187cm、血液型A型。
  • デビュー作『ジャクソンひとり』で第59回文藝賞を受賞しデビューした。
  • 『DTOPIA』で第172回芥川龍之介賞を受賞(2025年)。
  • 公式X(旧Twitter)アカウント:@joseando17。
  • 映画に強い関心を持ち、アラン・J・パクラを好む。かつてはシナリオ執筆を試みたが小説へ転向した。
  • 川上未映子の詩集をきっかけに文学に関心を持ち始めた。