芸術選奨文部科学大臣賞 げいじゅつせんしょう もんぶかがくだいじんしょう
第25回(1975年)
演劇映画音楽舞踊文学美術放送大衆芸能芸術振興評論メディア芸術美術A美術B
受賞者
4名本居春庭を軸に、国学と近世日本語研究の世界をたどる評伝的作品。失われがちな学問の営みを人物の生き方として描き、文学と研究史の間に橋をかけた大作である。
『やちまた』は、足立巻一の表現を受賞作として伝える作品です。
509ページ
国学評伝日本語研究近世
仏教美術の伎芸天像を思わせる清らかな像を、俳句の短い言葉のなかに立ち上げる句集。日常の静けさと祈りの感触を結び、細見綾子の成熟した写生と抒情を示す。
『伎芸天』は、細見綾子の表現を受賞作として伝える作品です。
112ページ
俳句仏教美術祈り写生
宇野浩二論
宇野浩二の小説世界を、作家の生涯と同時代文学の流れのなかで読み解く評論。作品論と作家論を往還し、近代文学研究の厚みを文学賞の対象として示した。
『宇野浩二論』は、渋川驍の表現を受賞作として伝える作品です。
573ページ
文学評論宇野浩二近代文学作家論
スカパンの悪だくみ/サド侯爵夫人
モリエールと三島由紀夫の戯曲上演を通じ、古典喜劇の身体性と近代日本演劇の緊張を示した舞台成果。俳優・演出家としての芥川比呂志の力量が、文学作品そのものではなく上演の達成として評価された。
『スカパンの悪だくみ/サド侯爵夫人』は、芥川比呂志の表現を受賞作として伝える作品です。
演劇上演古典喜劇三島由紀夫