日本の文学賞

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細見 綾子

ほそみ あやこ

Hosomi Ayako

プロフィール

性別
女性
生誕
1907-03-31 (兵庫県氷上郡芦田村(現・兵庫県丹波市青垣町東芦田))
死没
1997-09-06 90歳
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
兵庫県芦田村(出生) → 大阪府池田市(療養期間) → 東京都武蔵野市(1956年以降)

経歴

職業
俳人, 随筆家, 編集者
活動期間
1929年〜1996年
所属
雑誌「風」同人
影響を受けた人物
松瀬青々

学歴

日本女子大学
国文科
期間: 1923-1927
卒業年: 1927
国: 日本
国文学を専攻し卒業後まもなく俳句活動を開始

受賞歴

茅舎賞(第2回)
1952
対象作品: 冬薔薇(句集)
主催: 茅舎賞選考委員会
結果: 受賞
芸術選奨 文部大臣賞
1975
対象作品: 伎藝天(句集, 伎芸天)
主催: 文化庁
結果: 受賞
蛇笏賞
1979
対象作品: 曼陀羅(句集)
主催: 蛇笏賞選考委員会
結果: 受賞
勲四等瑞宝章
1981
主催: 日本政府
結果: 受章

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 伎芸天

    仏教美術の伎芸天像を思わせる清らかな像を、俳句の短い言葉のなかに立ち上げる句集。日常の静けさと祈りの感触を結び、細見綾子の成熟した写生と抒情を示す。

    『伎芸天』は、細見綾子の表現を受賞作として伝える作品です。

    112ページ
    俳句仏教美術祈り写生
蛇笏賞 1回登壇
  1. 受賞作: 曼荼羅

    『曼荼羅』は、細見綾子が句集の形式で人物の感情や時代の気配を描いた作品です。受賞歴からも、題材の扱いと文体の緊張感が同時代の読者に強い印象を残したことがうかがえます。

    『曼荼羅』は、句集の枠組みの中で、俳句と自然を印象的に浮かび上がらせる作品です。

    俳句自然季節

作品

代表作

伎藝天

1974年 句集(俳句)

繊細で典雅な作風の句集。対象の把握が的確で自在な表現が評価され、芸術選奨文部大臣賞を受賞した。

自然季節日常の観察

曼陀羅

1978年 句集(俳句)

晩年期の句集の一つ。繊細な写生と主情性が融合した句を含み、蛇笏賞受賞の理由となった。

生活の機微

全著作

  • 桃は八重 句集(倦鳥社)
  • 冬薔薇 句集(風発行所)
  • 雉子 句集(琅玕洞)
  • 私の歳時記(風発行所)
  • 伎藝天(角川書店)
  • 私の歳時記(牧羊社)
  • 細見綾子集(俳人協会)
  • 曼陀羅 句集(立風書房)
  • 花の色 随筆集(白凰社)
  • 俳句の表情(求龍堂)
  • 奈良百句(用美社)
  • 存問 句集(角川書店)
  • 欣一俳句鑑賞(東京新聞出版局)
  • 細見綾子 自選三百句(春陽堂書店)
  • 虹立つ 句集(角川書店)
  • 綾子俳句歳時記(東京新聞出版局)
  • 武蔵野歳時記(東京新聞出版局)
  • 細見綾子(花神社)
  • 細見綾子全句集(KADOKAWA、編集:沢木太郎)

作風・主題

文体
写生に徹する描写的俳風主情的・直感的表現繊細で典雅な語り口
頻出モチーフ
季節と自然(花・鳥)日常の風景母性・家族生活の感情

健康

  • 結核・肋膜炎
    1929頃
    療養のため帰郷・俳句を始めるきっかけになった

評価・遺産

20世紀を代表する女性俳人の一人として評価され、写生的な視点と主情性を併せ持つ句風で多数の句集を残した。芸術選奨や蛇笏賞など主要賞を受賞し、勲章も受章している。

関連学会

  • 現代俳句協会

資料所蔵先

  • 国立国会図書館 所蔵

引用

  • そら豆はまことに青き味したり
    出典: 代表句(出典不詳)

豆知識

  • 夫は俳人・沢木欣一である。
  • 1965年に母校・芦田小学校の校歌の作詞を手掛けた。