日本の文学賞

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足立 巻一

あだち けんいち

adachi kenichi

プロフィール

性別
男性
生誕
1913-06-29 (東京市神田区(現:東京都千代田区))
死没
1985-08-14 (日本) 72歳
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
東京(出生) → 神戸(児童期・育成) → 大阪(勤務) → 神戸(教授・在住)

経歴

職業
小説家, 詩人, 随筆家, 大学教授, 新聞記者, 編集者
活動期間
1934年〜1985年
所属
新大阪新聞社(学芸部長・社会部長など), 毎日放送(番組構成・出演), 大阪芸術大学(教授), 神戸女子大学(教授), 大衆文学研究会(編集委員)
所属団体
鈴屋学会(第1号会員), 大衆文学研究会(編集委員)
影響を受けた人物
本居宣長

学歴

神宮皇學館(現:皇學館大学)
国漢科
期間: 1934-1938
卒業年: 1938
国: 日本
在学中に詩誌・歌誌などに投稿して活動。

受賞歴

芸術選奨 文部大臣賞
1975
対象作品: やちまた
主催: 文化庁(芸術選奨)
結果: winner
日本エッセイスト・クラブ賞
1982
対象作品: 虹滅記
主催: 日本エッセイスト・クラブ
結果: winner
日本詩人クラブ賞
1984
対象作品: 雑歌
主催: 日本詩人クラブ
結果: winner

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: やちまた

    本居春庭を軸に、国学と近世日本語研究の世界をたどる評伝的作品。失われがちな学問の営みを人物の生き方として描き、文学と研究史の間に橋をかけた大作である。

    『やちまた』は、足立巻一の表現を受賞作として伝える作品です。

    509ページ
    国学評伝日本語研究近世
  1. 受賞作: 虹滅記

    『虹滅記』は、足立巻一による作品で、1982年前後の文学賞で評価された一作。題名が示す情景や主題を軸に、作者の関心と時代の空気を反映した作品として読むことができる。

    足立巻一の『虹滅記』は、受賞歴とともに読み継がれる作品である。

    文学賞受賞作1980年代文学作者の主題意識
  1. 受賞作: 雑歌

    足立巻一の詩集。日常の言葉、芸術家との交わり、記憶の断片を、自在な語りのリズムで詩へ変えていく。

    雑多な歌のかたちに、記憶と生活の手触りが残る。

    122ページ
    詩集記憶生活芸術言葉

作品

代表作

やちまた

1974年 評伝文学

盲目の国学者・本居春庭を描いた評伝的長篇。学問と人生の重量を掘り下げた代表作。

国学評伝盲目日本近代思想史

虹滅記

1982年 随筆/エッセイ

随筆集。戦後の記憶や日常の断片を織り込みつつ、独自の視点で綴られた作品。

記憶日常戦後

雑歌

1983年 詩集

短歌や詩的作品を収めた詩集。詩作の幅を示す作品群。

短歌人間観察

全著作

  • 宣長と二人の女性(1943年)
  • 夕刊流星号(1958年)
  • 石をたずねる旅(1962年)
  • やちまた(1974年)
  • 夕暮れに苺を植えて(1981年)
  • 虹滅記(1982年)
  • 雑歌(1983年)
  • 人の世やちまた(1985年)

作風・主題

文体
評伝的記述を重視する文体明快で観察的な随筆表現児童詩に関する柔らかい語り
頻出モチーフ
歴史的人物の内面描写関西的な場や人物記憶と郷愁

評価・遺産

本居宣長の顕彰に貢献し、評伝文学や児童詩運動で評価された作家。大学教授として後進の教育にも尽くした。

関連学会

  • 鈴屋学会
  • 大衆文学研究会

資料所蔵先

  • 神戸文学館(関連資料)
  • 国立国会図書館(著作目録)

豆知識

  • 生後間もなく父と死別し、祖父母に育てられたが幼年期に両祖父母を失い、母方の叔父に引き取られた。
  • 代表作『やちまた』は盲目の国学者・本居春庭を描いた評伝文学の傑作と評される。
  • 児童詩誌『きりん』の創刊編集に関わり、児童詩運動を終生の事業とした。