文學界新人賞 ぶんがくかいしんじんしょう
子どもの頃から洋服づくりに憧れ、洋裁の職人として働く初子さんは、あんパンとクリームパンだけを売るパン屋の二階でひとりミシンを踏んでいる。夢をかなえたはずの日常に重なる単調さと孤独を、関西弁の可笑しみを交えながら描く短編。
あんパンとクリームパンだけを売るパン屋の二階で、初子さんは今日もひとりミシンを踏む。