日本の文学賞

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芸術選奨文部科学大臣新人賞 げいじゅつせんしょうもんぶかがくだいじんしんじんしょう

第22回(1972年)

演劇映画音楽舞踊文学美術放送大衆芸能芸術振興評論等メディア芸術美術A美術B評論

受賞者

3名

禅僧道元と現代の患者を夢の中で交差させる戯曲。宗教、欲望、言葉の働きを喜劇的な仕掛けで揺さぶり、思想劇でありながら舞台上の運動感を失わない。

夢の内と外が反転し、悟りをめぐる問答は笑いと混乱を帯びていく。

383ページ
欲望言葉遊び思想喜劇
別役実 受賞
そよそよ族の叛乱

別役実の戯曲集で、表題作を含む不条理劇を収める。日常の会話が少しずつずれ、共同体の秩序や権力への違和感が静かな笑いと不安を生む。

そよそよとした言葉の揺れが、世界の規則そのものを疑わせる。

279ページ
不条理劇共同体権力日常のずれ
山崎正和 受賞
劇的なる日本人

日本人の劇的感覚を歴史と文化の側面から論じる評論集。演劇論にとどまらず、近代日本の自己像や表現の型を読み解く批評として構成されている。

舞台を見る視線は、日本人が自らを演じてきた歴史へ向かう。

291ページ
日本文化論演劇論近代自己演出