日本の文学賞

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群像新人文学賞 ぐんぞうしんじんぶんがくしょう

第66回(2023年)

純文学

受賞者

2名
村雲菜月 むらくも なつき 受賞

都市の片隅にあるマンションの一室、408号室。入れ替わる住人たちはそれぞれ異なる事情を抱えながら、思いもよらない形でこの部屋から消えていく。第66回群像新人文学賞受賞作。4つの章で構成されたオムニバス形式の作品で、日常に潜む不安と恐怖を奇想天外な物語として描き出す。

この部屋の住人は、みんないなくなる――都市の一室を舞台に、日常の違和感が恐怖へと変容する。

112ページ
孤独都市生活日常の恐怖消失空間と時間住人交代
夢野寧子 ゆめの ねいこ 受賞

母の不妊治療の結果に一喜一憂する両親と、偏頭痛の持病を抱える女子高生たまき。持て余した心を抱えて近所の「縛られ地蔵」に会いに行くたまきは、同じように重い心を持つしずくと出会う。ステップファミリーをめぐる秘密と、傷つき傷つけながら互いを思い合う痛切な家族の愛のかたちを描いた、第66回群像新人文学賞受賞作。

わたしたちには家族をめぐる秘密がある。傷つき、傷つけ、思いあう。痛切な家族の愛のかたち。

160ページ
家族不妊治療ステップファミリー偏頭痛青春秘密